人気ヘア&メイクアップアーティスト小田切ヒロさんが説く、40歳からの逆転美容。エイジングに抗うより、月日を味方に魅力を高めて深めた方がスマートだし美しい。トレンドをほどよく取り入れ大人美をアップデートするメイクアップのTIPSと、心も姿も磨かれる本音の美容論を毎週火曜日&金曜日にお届けします。
寝る寸前までついついスマホ三昧。実は、そんな生活が自律神経のバランスを崩して、良質な睡眠を遠ざけているのかも。
87回目となる今回は、質の高い眠りを約束する「夜の読書習慣」についてお届けします。
頭と心をリセットして、良質な睡眠を手にれるには?
リモートワークの機会が増え、夜時間に余裕ができたという小田切さん。夜はスマホの通知をオフして、ベッドルームではなくリビングに置くことをルールにしているそう。
「スマホの画面を1日に100回見ているとしたら、そのうち50回は見なくてもいい用事。スマホを見る回数減るだけで、デジタルや情報に縛られている心地悪さから解放される気がするんです。 それに、寝る前にスマホを見ると、交感神経と副交感神経のバランスが乱れて、睡眠の質が悪くなり、肌にも悪影響ですから」
スマホを置いた小田切さんが手に取ったのは、紙の本。「忙しい大人が読むなら、ビジネス書や自己啓発本よりも、自分とは全く関係ない世界を描いた作品がおすすめ。ページをめくりながら、ひととき現実を忘れて物語の世界へ旅立って 。気軽に別世界に浸ることで脳も心もリセットでき、教養も磨けるなどいいことづくめ。デジタル全盛の今、みんな本があったの忘れてない?っと問いかけたい」(小田切さん)
スマホを見つめるより、断然目にもやさしいし読書時間。「さらに癒し度を上げたいなら、柔らかな光の読書灯にこだわってみて」(小田切さん)
■美の提案:やさしい灯の下、読書で別世界にトリップ
「読書する手元を柔らかく照らすランプは、機能にもデザインにもこだわって選びたい。僕のお気に入りは、金属から削り出したモダンなデザインで、シェードに触れるだけで4段階の光に調節できるアンビエンテックのもの」(小田切さん)
\小田切さんがおすすめする、テーブルランプ/
「充電式なので、好きな場所に持ち運んで使えるところも魅力。防水なので、ベランダやバスルームでも使えます」(小田切さん)
夜のひとときは、スマホではなく本をお供に。別世界に浸りながら、上質な睡眠を手に入れて。次回の更新は、6月30日(火)です。お楽しみに!
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- EDIT&WRITING :
- 長田杏奈