大ヒット曲のタイトル『紅蓮華』、正しく読めますか?いまさら聞けない読み方をおさらい!
今年の夏はコロナ禍の影響で、例年通りにレジャーを…というわけにもいかなそうですね。
そんな中、筆者がぜひご提案したいのが「お花見」です。
「お花見」というと春の桜を連想しますが、この時期に見頃を迎える美しいお花もたくさんあります。アジサイ、ラベンダー、蓮(はす)、ヒマワリ、キキョウ、キバナコスモスなどなど・・・。
これらの花の名前と、お住まいの地区名を合わせてネット検索してみてください。意外にも比較的近所の、今まで気に留めたこともなかったような何気ないスポットが、お花のプチ名所になっている…という発見に出くわすかもしれませんよ!
また、東京・上野の不忍池(しのばずのいけ)で見頃を迎える蓮の花や、京都・亀岡で五万本のキキョウが咲き誇る「ききょうの里」など、全国の花の名所の写真や動画を、ほぼオンタイムで、ネット上にアップしてくださる方もいらっしゃるでしょう。実際に名所までは行かれない時にも、どなたかの「美しい風景のおすそ分け」をいただいてみてはいかがでしょうか?
というところで、本日の1問目です。
【問題1】「綻ぶ」ってなんと読む?
「綻ぶ」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:「花の蕾(つぼみ)が少しひらく」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>「蓮の花は午前中しか咲かないから、思い切って早朝に出かけて、花が綻ぶ瞬間から見たいわ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 綻(ほころ)ぶ です。
「綻ぶ」という日本語には「花の蕾が少しひらく」という意味のほか、「表情がやわらぐ」というプラスイメージの意味もあるのですが、
「破綻(はたん)」という言葉の「綻(たん)」という漢字であることから「綻(ほころ)ぶ=縫い目がほどける」というマイナスの意味を、まず連想しがちです。
こぼれるように花が開く瞬間や、硬い表情の方はふわりと口元をゆるめる優しい表情…そんな美しいイメージも表現している漢字なのです。
同じ状況でも、見方を変えるだけで意外な発見がある…と教えてくれるような日本語です。コロナ禍の続く夏ですが、意外な、素敵な発見を探して楽しみましょう!
さて、2問目のクイズも、お花関連?です。
【問題2】2019年から今年の大ヒット曲『紅蓮華』ってなんと読む?
社会現象とも言われる大ヒットコンテンツ、『鬼滅(きめつ)の刃』のテレビアニメーションの主題歌でもある大ヒット曲『紅蓮華』の読み方をお答えください。
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 『紅蓮華(ぐれんげ)』です。
ぐれんか、べにれんげ、ぐれんばな・・・知らないと迷いそうですが、正解は「ぐれんげ」です。
ブームになるほどヒットしている事象であっても、自分に親しみがないと良くわからない…ということ、ありますよね? しかし、社会現象といわれるほどのヒット・コンテンツにまつわる大ヒット曲の名前くらいは読めないと、意外な場所で恥をかいてしまうかもしれません。大人のたしなみとして、覚えておきましょう(笑)。
本日は、
・綻(ほころ)ぶ
という日本語の読み方と、複数ある意味をおさらいしつつ、
話題のヒット曲で読み方の難しい
・『紅蓮華(ぐれんげ)』
をご紹介しました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱