人気ヘア&メイクアップアーティスト小田切ヒロさんが説く、40歳からの逆転美容。エイジングに抗うより、月日を味方に魅力を高めて深めた方がスマートだし美しい。トレンドをほどよく取り入れ大人美をアップデートするメイクアップのTIPSと、心も姿も磨かれる本音の美容論を毎週火曜日&金曜日にお届けします。
便利さの一方で溢れる情報に疲れてしまうことも多い、デジタル全盛時代。そこで見直したいのが、日々の出来事をノートに書きつけるひととき。
91回目となる今回は、自分を省みる「大人のための日記習慣」についてお届けします。
書くというアウトプットが意識のデトックスにつながる
仕事もプライベートもスマホやタブレット、パソコンがあれば事足りてしまう昨今。ノートに何かを書きつけるという習慣から離れているという人は多いはず。しかし、そんな時代だからこそ、デジタルではなくアナログなアウトプットにこだわるという小田切さん。
「書くという行為に親しんで育った世代だからかもしれませんが、僕にとって紙に書くというアナログな行為は特別なもの。お気に入りの手帳に毎日日記を書くことを習慣にしています。日記を読めばその時々の思考の変化や進化がたどることができるし、当時は消化しきれなかったことが後になって理解できることもある。日記は、自分の成長記録。自分と客観的に向き合って、省みることができるんです」(小田切さん)
日記を書く習慣は、大人にこそ必要と小田切さんは言います。「 大人になるほど新しいものを取り入れるより、いかにいらないものを捨てるかが大事になってきます。アウトプットを習慣化することで意識のデトックスにも繋がるし、次のインプットが入る余白もできる」(小田切さん)
せっかく日記をつけるなら、モチベーションをあげる上質なノートを味方につけて。「 日記は思い出に残るものだから、大人が選ぶなら長く使える上質なものを選ぶといいでしょう」(小田切さん)
\小田切さんがおすすめする、エルメスのノートカバー/
「使い込むほどに柔らかな風合いが出る上質な素材。日記を書く仕草がエレガントになるし、自分の毎日が特別なもののように思えるはず」(小田切さん)
ラグジュアリーな日記帳に日々の出来事を綴れば、自らを省みる余裕のある大人に成長できるかも。次回の更新は、7月14日(火)です。お楽しみに!
問い合わせ先
- EDIT&WRITING :
- 長田杏奈