ベルルッティといえば、ポップアーティストのアンディ・ウォーホルが、1962年にパリの本店で注文したビスポークシューズをルーツに持つ『アンディ』。
こちらはそんな歴史的名品によく似たローファーだが、どこかが違う。なんとアッパーのモカシン縫いが、左右非対称に施されているのだ。
ベルルッティの『アンディ・アシンメトリック』
思わず唸らされるアイディアだが、もちろんデザインだけの代物ではない。甲革をつまみ、ひと針ずつすくうように縫う、『アンディ』のモカシン。
それをこのようなイレギュラーかつアシメトリーな形状に施すには、職人の高度な技術が必要となるのだ。きっとアンディ・ウォーホルがこの靴を見たら「この手があったか!」と、悔しがるに違いない。
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- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'S Precious2020春号より
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- 長山一樹(S-14)