【第1問】着物の「格(かく)」は、生地の素材や柄で決まる。

「YES」と答えたあなた、正解です。

着物の「格」とは、大きく言うと「礼装用か否か?」を分けた考え方で、冠婚葬祭などの格式ある式典で着られる「第一礼装=最も格の高い着物」ということになります。

格の高い順に、

1:第一礼装

2:準礼装

3:外出着

4:街着/普段着/浴衣

に分けられます。

着物は洋服と違い、すべて同じ形ですので、この「格」の違いを「生地の種類」と「柄の配置のしかた」で見分けます。

さまざまなシーンに、どのような生地と柄の着物が適しているのか?については、この後の設問で順におさらいして参ります。

既婚女性の「第一礼装」である「黒留袖(くろとめそで)」。
既婚女性の「第一礼装」である「黒留袖(くろとめそで)」。

【第2問】「訪問着」ってどんな着物?>>

【診断TOP】に戻る

この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
参考資料:『きものの種類とTPO』株式会社さが美/『きものと』株式会社京都きもの市場/『キモノ日和は旅気分』たまがわきもの教室
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。