高級ハムをギフトに！種類や食べ方、名産地から、有名ブランドの高級ハム＆生ハムのおすすめまで

贈って喜ばれる、もらってうれしい食品ギフトのひとつ高級ハム。高級ハムのギフトの定番といった印象もあることでしょう。そこでこの記事では、極上のギフトともいえる高級ハムをフィーチャー。高級ハムの種類や食べ方、高級ハムの名産地、ギフトに贈りたい有名ブランドの高級ハムや生ハムのおすすめをご紹介します。

■高級ハムは極上のギフト

高級ハムは、クラス感のあるギフトとして贈ると喜ばれます。高級ハムはなぜ、ギフトの定番となったのか、その理由をご紹介しましょう。

高級ハムがギフトに選ばれる理由

高級ハムがギフトに選ばれる理由はどんなところにあるのでしょうか。その理由には、賞味期限が長く、保存がきくため、好きなタイミングで食べられることや、切ったらすぐに食べられること、豊富な種類などが挙げられます。また、老若男女どの人にとっても食べやすく、切って盛り付けるだけで高級感があり、テーブルが華やぐこともギフトに選ばれる理由でしょう。

■高級ハムの種類と食べ方

高級ハムの種類と食べ方

ハムにはさまざまな種類があります。それぞれの特徴と食べ方をご紹介していきましょう。

ロースハム

ロースハムは、豚の肩から腰にかけての背肉の部分・ロースを使ってつくられるハムです。きめ細やかで、脂肪分が多いのでしっとりとした食感が味わえます。日本人にとってなじみ深いこのロースハム。それもそのはず、ロースハムは日本で開発されたハムだからです。

食べ方

ロースハムは切ってそのまま食べられるのが魅力。また、厚切りにしてハムステーキやハムカツにするのもおすすめです。

ボンレスハム

豚のもも肉から骨を外して作られるのがボンレスハムです。作るときに、綿布で巻くことから「巻きハム」とも呼ばれます。ぷりっとした食感に、あっさりとした味わいが特徴的。ヨーロッパで最も食べられているのがこのボンレスハムです。

食べ方

味の特徴としては、脂肪分が少なくさっぱりとしていることから、サラダやサンドイッチなどと相性抜群。カナッペのフィリングとしても重宝します。

骨付きハム

骨付きハムは、豚のもも肉を使ってつくられます。ボンレスハムも豚のもも肉を使用しますが、その違いは骨がついているかどうかです。骨つきなので、骨から出るうまみが肉部分に染みて、奥行きのある深い味わいを楽しめます。

食べ方

ボンレスハムは、煮込みやスープなどに使うのがおすすめです。ボンレスハムを入れるだけでこくがアップします。また、そのまま切ってサラダに入れたり、わさび醤油につけて食べてもおいしいです。

ラックスハム（生ハム）

ラックスハムとは生ハムの種類のひとつ。日本でいう「生ハム」は、ほとんどがラックスハムのことです。「ラックス」というのはドイツ語で鮭を意味し、鮭のような色をしていることからこの名がついたといわれています。主に豚のロース肉を使用し、塩漬けして燻煙した後、低温で熟成させます。燻製の風味に加え、強い塩けが特徴です。

食べ方

ラックスハムは塩気が強いため、薄くスライスして食べるのがおすすめです。サンドイッチやサラダに使ったり、メロンやいちじく、チーズなどと組み合わせて食べるとよりおいしさが感じられます。

ベリーハム

ベリーハムは、脂肪分の多い豚バラ肉を丸めてつくられます。そのため、切り口に模様があらわれるのが特徴です。豚バラの脂の甘み、うまみが味わえます。

食べ方

オススメの食べ方は、厚く切って焼き、ハムステーキとして食べること。そうすることでジューシーな脂や味わいを楽しめます。

ショルダーハム

豚の肩肉を使ったハムがショルダーハムです。赤身の部分が多く、脂肪が少ないのが特徴。また、筋肉量が多い部分のため、しっかりとした歯ごたえもあります。

食べ方

ショルダーハムは塩分が控えめです。ですのでスライスしてそのままおつまみとして食べたり、野菜などとともにマリネにしたりするとおいしく食べられます。

プレスハム

塩漬けをした豚肉に牛肉や馬肉、羊肉、調味料などを混ぜてハムの形に成形したものが、プレスハムです。ハムという名がつくものの、ソーセージに近い作り方をします。プレスハムは日本発祥のハムで、他の国ではほとんど見ることがありません。

食べ方

プレスハムは焼いたり煮たりするとうまみが抜けてしまいます。ですので、生のままか湯煎して少し温めて食べるのがおすすめです。

■高級ハムの名産地

高級ハムの名産地

ハムの名産地をご存知でしょうか。外国のハムの産地といえば、イタリアやスペイン、フランス、ドイツなどが思い浮かぶことでしょう。イタリアやスペインでは高級な生ハムが多くつくられており、フランスやドイツでは、ハムは国民食となっています。日本では、神奈川や栃木、鳥取などが有名です。老舗ブランド「ローマイヤ」や「鎌倉ハム富岡商会」「大山ハム」もその地域で作られています。

世界三大ハムとは？

世界三大ハムとは、イタリア・パルマ地方の「パルマハム（プロシュート・ディ・パルマ）」、中国の中国浙江省金華地方で作られている「金華ハム」、スペインの山間部で生産されている「ハモン・セラーノ」のことを指します。この3つのハムはすべて生ハムです。こだわりの伝統製法によって長く製造が続けられており、非常においしいとされています。

■ギフトに贈りたい有名ブランドの高級ハムのおすすめ

ここでは、有名ブランドの高級ハムをご紹介。ギフトに最適なものをチョイスしました。

伊藤ハムの「伊藤ハムギフト」

ロースハム、燻しハム、肩ロース焼豚の、バライティ豊かなセットです。守り伝えられた伝統の技を用い、丹念に作り上げられており、しっとりとしたおいしさや、絶妙なスモークの香りを楽しめます。

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大山ハムの「『伝統の逸品大山』ハムギフト3種詰め合わせ」

あっさりしたももハムと、豚ロース肉を熟成させ、一本一本丁寧に糸で巻いてスモークした熟成糸巻ロースハム、特製のタレに漬け込み香ばしく焼き上げた焼豚のセット。3つの味を堪能できます。

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コダマの「バラエティセット」

イタリア・スペインから直輸入した、伝統的な製法で造られる昔ながらの生ハムにこだわり続ける、老舗ハムメーカー「株式会社コダマ」。そのコダマのハモンイベリコやプロシュートなどを詰め合わせたセットです。いろいろなハムが入っているから、熟成度の違いや味の食べ比べを楽しめます。

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鎌倉ハム富岡商会の「伝統の布巻きロースハム」

創業明治33年。「ごちそう」としてのハムづくりの伝統の技術と味わいを、今も変わらず鎌倉の地で守り続けている「鎌倉ハム富岡商会」。こちらのハムは、国産豚肉を伝統の調味液に漬込み、一本ずつ職人の手により、布と糸をしっかり巻きスモークして仕上げたハムです。手間暇かけた伝統技術から生まれる、しっとりとした食感が味わえます。

鎌倉ハム富岡商会の「伝統の布巻きロースハム」

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信州ハムの「特級ロースハム軽井沢木箱入」

発売以来変わらぬおいしさを守り続ける信州ハム伝統の味。「特級ロースハム軽井沢」は、結着材料を使わないで作ったJAS特級のロースハムです。厚めに切ってハムステーキにすると、おいしさがより一層楽しめます。

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ローマイヤの「ローマイヤハム生ハムベーコンソーセージ詰合せ黒ラベル」

日本で初めてロースハムを作った「ローマイヤ」。そのローマイヤのハム・ベーコン・ウインナーの詰め合わせです。セット内のロースハムは、柔らかい口当たりが楽しめます。

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十勝池田食品の「十勝骨付ウデハム　約3.8kg」

北海道産の厳選した豚の腕肉を、骨の付いたまま長期間低温で塩漬け熟成。原型のままじっくりスモークして仕上げられたハムです。骨のうまみが肉に浸透し、しっかりとしたおいしさが感じられます。

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サイボクハムの「ホワイトロース」

こちらのハムは、ノンスモーク製法でつくられたホワイトロースハム。本場ドイツの食品品質競技会で金メダルを受賞した逸品です。自然なお肉の香りとやさしく上品な味わいが口いっぱいに広がります。

サイボクハムの「ホワイトロース」

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六合ハムの「幻の国産「六合ハム」ロースハム」

栃木県産「桜山豚」を使用したロースハムです。しっとりとした味わいと桜のチップの芳香が特徴的。豚肉の旨味が堪能できます。

六合ハムの「幻の国産「六合ハム」ロースハム」

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■ギフトに人気の高級生ハムのおすすめ

イタリアやスペイン、そして日本で作られている高級生ハムをピックアップしてご紹介します。

さまざまな生ハムレシピが楽しめる！

豚本来の旨みと、ほんのりとした塩気が特徴の生ハム。そのまま食べるのはもちろんのこと、さまざまな食材と組み合わせたり、料理に使ったりしても楽しめます。たとえば、メロンやイチジク、ラ・フランス、柿などのフルーツと組み合わせて味わったり、サラダに入れたり、野菜を生ハムで巻いたり、パスタやどんぶりにトッピングしても楽しめます。

生ハムは生で食べるだけでなく、加熱するのもおすすめ。チーズを巻いてフライにしたり、スープに入れてもおいしいです。

生ハム原木「ハモンイベリコベジョータ36ヶ月熟成」

世界中の著名な料理人たちが「世界一のハモン・イベリコ」と称賛する、ホセリート社のハモン。イベリコ豚の中でも味、品質ともにより優れているとされる「プーロベジョータ（イベリコ豚純血種）」を36ヶ月以上熟成させています。その味わいは、上品でほんのりと甘く、ほど良い塩味と独特のナッツ香が感じられ、薄くスライスするとしっとりとビロードのような滑らかな食感を堪能できます。

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