昨今の情勢により、テレワークなどが定番化されつつある中で、オンライン会議などPCのモニター越しでのコミュニケーションをとるケースが今後も多くなる状況。
そこで、「Precious.jp」のメイク記事の中から、対面はもちろんモニター映えするベースメイクテクニックや今の自分の肌状態に合うファンデーションが見つかる診断テストなどをまとめました。
人気ヘア&メイクアップアーティスト小田切ヒロさんが解説! モニター越しでも美しく見える、40代からのベースメイク術5選
■1:マーブルファンデを使えば、チークもハイライトも使わず、肌だけで勝負できる人になれる
「今季は、たくさんの機能をあわせ持つマーブルファンデーションが豊作。チークなしでも血色感が出て、ハイライトなしでも透明感を演出。さらに、使い方次第でコンシーラーのようなカバー力も発揮するランコムの『タン クラリフィック マーブル コンパクト』は、違いのわかる大人の女性にこそおすすめです。あれこれ重ねなくても、肌だけで勝負できるほど洗練された、幸福感漂う仕上がりに」(小田切さん)
<How to>面塗りと点塗りの使いわけで立体感を引き立てて
頬や額などの広いパーツは、パフをすべらせるように面塗り
「頬や額などの広い部分には、面塗り。パフにファンデーションを取り、内から外に向かってなじませ、肌全体を血色よくトーンアップした印象に。
さらに、クマやくすみなどのカバーしたい部分には、ファンデーションを薬指にとって、トントンと置くように点塗り。コンシーラー感覚で気になるアラを隠しながら、よりナチュラルにカバーできます」(小田切さん)
\小田切さんがおすすめする「ランコムのマーブルコンパクト」/
化粧水が大ヒットしたクラリフィックのスキンケア成分を配合。ファンデーション、スキンケア、トーンアップが三位一体となったマーブル模様が美しいエマルジョンファンデーション。
「つや、血色感、透明感をたたえた肌は、それだけで主役級。トリートメント効果とプロテクション効果を兼ね備え、マスク生活でもわざわざ塗りたくなる逸品です」(小田切さん)
最強のマーブルファンデで「チークなしで血色」&「ハイライトなしで透明感」!
■2:大人の肌に必要なのは、白さではなく「血色感」!
肌は、白くて明るいほど綺麗に見えるもの。そう思っている方は多いのではないでしょうか。実はその思い込みこそが、大人の女性の肌に老けを呼ぶ、と小田切さんから衝撃の言葉が…!
「抜けるような明るさと白さのある肌は、確かにそれだけを観たら綺麗に感じるかもしれません。でもコントロールカラーや明るい色味のファンデーションを塗り重ねるほどに、肌からは生命感が消え、膨張してデカ顔印象に。大人の女性を魅力的に見せるのは、血色感を仕込んだ、高揚感を感じさせる肌。
そんな『さくらブライト肌』をつくるには、ファンデーションの色選びがポイント。トーンが低めのピンクオークル系のカラーなら、チークに頼らずとも簡単に温もり感のある肌をつくれますよ」(小田切さん)
<How to>ピンクオークル系のクッションファンデで艶めく温もり肌に
「今っぽい、肌のキメを感じさせるようなフローレスな肌づくりにおすすめなのが、クッションファンデを手でつけるテクニック。パフでつけると顔がのっぺりしがちだけど、手でつけることでリキッドのみずみずしさをそのまま肌に纏わせることができ、ツヤが際立った美しい肌に」(小田切さん)
\小田切さんがおすすめする「さくらブライト肌」をつくるクッションファンデ/
「スキンケア発想のツヤ肌仕上がりが魅力のクッションファンデ。今回使った色は『ピンクオークル30』。ほんのりとやわらかな血色感を演出でき、チークの頼らずともイキイキとした幸せ感に満ちた肌を演出できます」(小田切さん)
明るい白肌は老けて見える!? 美しい人は知っている「大人のベースメイクの新常識」
■3:毛穴の開きが気になる人におすすめのベースメイクテクニック
エイジングによるたるみや乾燥など、様々な悩みが混在する大人の肌の毛穴。それをファンデーションで隠そうとすると、かえって悪目立ちしてしまうことも…。
小田切さんが愛用する毛穴カバーコスメを駆使した、大人のための「毛穴一掃ベースメイク」をご紹介します!
STEP1:化粧下地の段階で肌の凹凸をフラットに整える
「大人の肌に使う化粧下地は、白浮きや厚塗り感が出ない無色透明タイプが正解。ドラえもんゾーン(=フェイスラインに沿った部分)の内側に、ベアミネラルの化粧下地を薬指で薄くのばし広げます」(小田切さん)
「少量を肌になじませるだけで、凹凸のないつるんとした肌に整えてくれます。ファンデーションの毛穴落ちを防いでくれて、化粧持ちもアップ」(小田切さん)
STEP2:特に毛穴が目立つ部分にポア用下地を仕込む
「ポア用下地は、毛穴詰まりさせないように石けんで落とせるタイプを選ぶこと。おすすめはエトヴォスの部分用下地。小鼻や頬の三角ゾーンなど、特に毛穴が目立つ部分にくるくると直塗りして、指でトントンとなじませます」(小田切さん)
「スリムなスティックタイプだから、小鼻などの細かい部分にも塗りやすく、瞬時になめらかなマット肌に。化粧直しにも使えるのでポーチinしておくと◎」(小田切さん)
STEP3:ファンデーションはシミゾーンから塗る
「ツヤ過多な肌は毛穴が悪目立ちしやすいので、ファンデーションはセミマットなタイプを。ファンデーションを最初にのせるのは、シミなどのアラが目立つ頬骨の上。そこから顔の内側へブラシでのばしてなじませていきます。毛穴が目立つ小鼻や頬は軽くプッシュするように塗って」(小田切さん)
「内から滲むような潤い感があり、上質な肌に仕上がります。さらに、独自の光処方で自然な立体感を演出し、シャープな印象の顔立ちに」(小田切さん)
STEP4:マットパウダーをさらっとのせて仕上げる
「マットパウダーをブラシで取り、小鼻や頬など毛穴が気になる部分にさらっとのせます。ブラシは毛量が少なめのものを使うほうがパウダーがつきすぎず、厚塗りを防げますよ」(小田切さん)
「マットな質感のプレストパウダーは大人の肌づくりの必須アイテム。マットと言っても透明感と自然なツヤを感じさせる仕上がりで、化粧直しにも最適」(小田切さん)
「たるみ毛穴」なんてなかったことに!40歳からの「毛穴一掃ベースメイク」4ステップ
■4:『くすみ』を隠さずに生かしたら、小顔も若返りも叶う!
40歳を過ぎて、「肌の疲れ感が気になる…」という人は多いでしょう。そんなエイジングサインをなんとかしたいがために、隠しすぎるベースメークに走っていませんか?
「コントロールカラー下地やファンデーションを塗り重ね、隠せば隠すほど、大人の肌は古臭く、巨大化してしまいます」と、小田切さん。
「隠したいエイジングサインがある大人の女性ほど、肌づくりは薄くシンプルに。目元やフェイスラインのくすみは、隠さずにあえて生かすことで、大人の女性ならではの成熟した洗練感と、小顔効果を叶えましょう」(小田切さん)
<How to>目のキワ2㎜とフェースラインはノーファンデでくすみを生かす
「ファンデーションを顔全体に5点置きしている方がよくいらっしゃいますが、それだと厚塗りになりがち。頬の高めの位置に4点だけ置き、これを顔全体に薄くのばすのが-5歳肌の秘訣! 頬から顔の中心へ向かって、トントンとたたき込みながらなじませましょう。
そして、目のキワ2㎜にはファンデーションを塗らない! くすみを生かすことで、目元がくっきりと見えますよ。フェースラインもノーファンデに。あえてくすみを残すことで自然な影となり、顔立ちが引き締まって見えます。さらにフェースラインの肌に厚みがないことで、清潔感と洗練感も生まれます」(小田切さん)
肌の質感はマット7・ツヤ3に。質感のコントラストで小顔化!
「大人の肌にはツヤがマストだと思われがちですが、過度なツヤや光感は顔を膨脹させ、白浮きしたようRMKた肌に。
実は、ベースはマットめに仕上げたほうが、清潔感と品格を宿せるのです。特に鼻の側面とフェースラインは、絶対マットに! 質感のコントラストで自然なメリハリも生まれ、小顔効果も狙えます。繊細な粉感のプレストパウダーをブラシに取り、サッと肌をなでるように薄くのせましょう」(小田切さん)
\小田切さんがおすすめするプレストパウダー/
「SHISEIDOのプレストパウダーは、サッと纏うだけで、きめ細かい美質感に生まれ変わらせてくれるよう。透明感のあるソフトマットな仕上がりで、大人の女性におすすめです!」(小田切さん)
肌の『くすみ』を隠すと、顔が大きく見える!? 40歳からの美しき「品格小顔メイク」
■5:目尻のシワ、ほうれい線などをカバーするコンシーラーテクニック
年齢を感じさせる目元や口元に刻まれたシワたちすべてを消し去ろうとすると、どうしても肌が厚塗りになってしまったり、無理に隠している感が出てしまいます。それがかえって年齢感を増してしまうことも…。40歳からの大人の女性には、生かすべき「横線」と、誤魔化すべき「縦線」があるのです。
笑いジワは覆い隠さず、自分らしい幸せな表情で
「『横線』=笑いジワは、柔らかく温かみのある表情に見せてくれるもの。それは、幸せの象徴です。笑いジワを消し去ることは、幸せである自分を否定するようなもの。ベースメイクで覆い隠さずに、堂々と見せてしまいましょう。ただし、潤い感は必須ですから、日々のアイケアはぜひ」(小田切さん)
<How to>口元を下げる「縦線」は隠すのではなく、誤魔化す
「誤魔化すべき『縦線』とは、口元のマリオネットラインとブルドッグライン。口元の印象を下げ、いつも不満を抱えているような表情に見えてしまいますから、コンシーラーでカバーしましょう。
コンシーラーは、影が一番深まっている部分だけにのせるのがポイント。全体を覆い隠すように線状にコンシーラーをのせると、肌に厚みが出て、かえって目立たせてしまいます。
マリオネットラインは小鼻の付け根から1~1.5cmに、ブルドッグラインは口角下1cmくらいにコンシーラーをのせたら、指の腹で優しくたたき込むようになじませます。塗り広げないことで、的確かつナチュラルに『縦線』を誤魔化すことができます」(小田切さん)
\小田切さんがおすすめするコンシーラーはこちら/
天然ミネラル&植物由来オイル仕立ての3色入りコンシーラー。大人の肌を曇らせるシワの影感やくすみ感、シミなどをしっとりとカバー。
目尻のシワ、ほうれい線・・・40歳からの「線」との向き合い方とは?
プロが監修! リキッド、クリーム、クッション…診断テストでPC越しでも美肌になれるファンデーションをチェック
自分に合うファンデーションが見つかる診断テスト。ご自身が過ごす日中の環境や、小じわやたるみなどの肌悩み、目指す印象など、8つの設問に答えるだけで、ぴったり合うパウダー・クッション・リキッド・ソリッド&クリームの秋冬ファンデーションに導きます。
人気メイクアップアーティストのレイナさんが、一緒に使いたいおすすめの化粧下地やお粉、塗り方などもレクチャー。オンライン会議、マスク着用など今の生活に合うファンデーションが欲しい、綺麗な肌でいたい・・・そんな40代の女性に、ぜひチェックしてほしい診断テストです。
粉っぽさを感じさせないパウダーファンデーションや、素肌そのものを美しく見せるようなクッションファンデーション、スキンケア感覚がさらに高まったリキッドファンデーション、色々な望みを一つで叶えてくれるソリッド&クリームファンデーションが登場するなど、今季のファンデーションの進化も凄まじいです。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部