1月号の「ニューノーマル時代の『新名品』」特集の中で、雑誌『Precious』編集部は、世界的パンデミックを経験し価値観の変わる今を生きる女性にふさわしい、ファッションの「新名品」について考え抜き、「ネオベーシック名品」「ハッピー名品」「エンパワーメント名品」という3つのカテゴリーに分けました。

今回ご紹介するロエベのナチュラルカラーバッグは、「ネオベーシック名品」のひとつ。スタイリスト・伊藤美佐季さんと、スタイリスト・三好 彩さんにご推薦いただきました。

※「ネオベーシック名品」=働き方や移動手段が変わるなど、ライフスタイルが変化したからこそ、改めて選びなおしたい着こなしの軸となるアイテムのこと。着心地のよさを絶対条件としています。
伊藤 美佐季さん
スタイリスト
(いとう みさき)プラチナの広報機関に勤務した後、フィレンツェに遊学。イタリアの多くのジュエリー工房やデザイナーを取材する。帰国後、スタイリストとして雑誌、広告などのスタイリングを数多く手がける。また、日本におけるジュエリー・ディレクターの第一人者としても幅広い活動を行っている。
三好 彩さん
スタイリスト
(みよし あや)1981年島根県生まれ。専門学校卒業後、近藤亜子に師事、2007年独立。『Domani』をはじめ女性誌を中心に、広告・カタログ等でスタイリングを手がける。

上質素材とクラフツマンシップは、無垢な色にこそ映えて。|ロエベのナチュラルカラーバッグ

バッグ_1
[左]『バルーン スモール バッグ』[縦25×横18×マチ13.5cm]¥261,000・[中]『ハンモック ドローストリング ミニバッグ』[縦19.5×横11×マチ17cm]¥204,000・バッグ[右]『ハンモック スモール バッグ』[縦25×横13.5×マチ30cm]¥281,000(ロエベ ジャパン) ●素材:[左]グレインドカーフ、[中]ソフトグレインドカーフ、[右]ペブルグレインドカーフ●色・サイズ展開:多数あり ●その他:さりげないロゴエンボスとコバの仕上げ、揺れるストリングのデザインが「ロエベ」らしさを物語る。

170年以上にもわたり受け継がれてきたアルチザンと、新しい感性をもつクリエイティブ・ディレクター、ジョナサン・アンダーソンのセンスが見事に融合。

スタイリスト・伊藤美佐季さんはバッグから小物まで「ロエベ」を愛用、「レザーブランドとして絶対的な信頼を寄せています。まるで自然と調和するようなナチュラルな色や丸みを帯びたシェイプが、時代の変化に合わせて柔軟でありたいという願いを反映しているよう。工芸品に造詣の深いジョナサンが生み出すバッグは温もりにあふれています」。

かつて初めての名品バッグに「ロエベ」の『アマソナ』を選んだという、スタイリスト・三好 彩さんは「レザーなのに、これほどしなやかなんて…、と感動すら覚えます。やわらかくなめされたレザーは、ドローストリングコードでフォルムにアレンジを加えることができ、自分に寄り添ってくれる感覚が、ひそかな喜びをもたらして」。

ディテールは…

スペイン王室ご用達の名にふさわしく、レザーの美しさを内側まで堪能できる。スエードとグレインドカーフのコンビネーションが見事。控えめなアナグラムのエンボスが時代の空気感にマッチする。コバは専門の職人による、ていねいなハンドペインティングが施されて。

※掲載した商品は、すべて税抜です。

問い合わせ先

ロエベ ジャパン クライアントサービス

TEL:03-6215-6116

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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
『Precious1月号』小学館、2021年
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PHOTO :
生田昌士(hannah/ロケ静物)、池田 敦(パイルドライバー/静物)
STYLIST :
三好 彩(ファッション)、来住昌美(インテリア)
EDIT&WRITING :
川口夏希、遠藤智子(Precious)