冬のマフラーは、防寒に加え、顔まわりを華やがせてくれるお助けアイテムのひとつ。マフラーのムード次第で印象を自在に操れるので、冬のお仕事シーンに最適です。米・ABC Newsのチーフ気象学者で、お天気案内人として人気のGinger Zee(ジンジャー・ジー)さんは、屋外での装いにマフラーを生かすのが巧み。赤系、グリーン系、柄物と、それぞれの持ち味を生かしたコーディネート技はさすがの完成度です。
顔まわりを美しく見せるアイテムは「マフラー」だった!冬おしゃれの正解コーデ3選
■1:エレガントなこなれ感をアップさせる「赤色系グラデーション」
この秋冬のトレンドカラーでもある赤色系を生かすには、マフラーが必須。赤のチェック柄コートと組み合わせれば、さらに見た目のホット感が高まります。
赤色系のグラデーションにチャレンジする場合は、マフラーの色を、服よりも濃くすることで、エレガントに落ち着きます。ジンジャーさんは、トラッド風のチェック柄コートの明るい赤より深みのあるワインレッドを選び、トーンの違いを強調しました。同系色のニット帽で、さらに顔まわりに華やぎをプラスしています。
■2:トレンディーなナチュラル感をまとわせてくれる「緑色系グラデーション」
エコや自然体を連想させるグリーン系の色味は、今の時代感を示せる色です。穏和なムードをまとえるので、お仕事スタイルにも重宝します。
ジンジャーさんは、緑色をベースにしたチェック柄のコートを選び、ナチュラルなムードを醸し出しました。襟元には同系色のモスグリーンのマフラーをセットし、穏やかな雰囲気に。ニット帽、レザーグローブでしっかり防寒しつつ、脚を綺麗に見せるヌーディーなベージュパンプスで、さり気なくスタイルアップも意識!
■3:顔まわりに適度なアクセントを添える「モチーフ入り」
顔に近いポジションだけに、モチーフ入りのマフラーは、着こなしのアクセントになってくれます。クラシックな柄を選ぶことで、防寒を重視したい日にも、表情の変化を楽しめるコーディネートテクニックです。
屋外のお仕事シーンでは、ジンジャーさんも防寒重視であろうモスグリーンのダウンコートを選択。落ち着いたシンプルな印象のスタイルを一変させたのが、柄入りのマフラーでした。襟元に立体感を出しながらも、マフラーをコンパクトに収めるのが、着ぶくれを防ぐポイント。真っ白なニット帽と相まって、表情がポジティブに輝いています。
今回は、防寒重視の冬のスタイルに動きをまとわせてくれるマフラーの取り入れ方に注目しました。マフラーの選び方や色合いを意識することで、顔まわりが明るく華やぎ、好印象へとつながりそう。屋外のお仕事シーンも多い、アメリカのお天気アドバイザー、ジンジャー・ジーさんの着こなしを参考に、年末年始のスタイルを印象的に盛り上げてみませんか?
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- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 宮田理江
- EDIT :
- 石原あや乃