【第10問】 画像のような、同じ大きさの円をずらして4分の1ずつ重ねた、4つの花弁を持つ丸い花のような文様の名前は、「山茶花つなぎ(さざんかつなぎ)」「七宝つなぎ(しっぽうつなぎ)」のどちら?
山茶花つなぎ(さざんかつなぎ) と答えたあなた、不正解です。出題画像は「七宝つなぎ文様(しっぽうつなぎもんよう)」です。
いくつもの円の円周を四分の一ずつ重ね、上下左右に連続させている有職文様のひとつで、『輪ちがいつなぎ文様』とも呼ばれます。四方どちらへも永遠に続き縁起が良いことから、「四方」→「しっぽう」→「七宝」と呼ばれるようになりました。七つの宝=金、銀、瑠璃、めのう、さんご、水晶、パールを表しています。
こちらも、中心部に花が入ったり、花弁のような部分に別の吉祥文様が入ったりと、他の文様と組み合わせてデザインされることも多い文様です。
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- Precious.jp編集部