心踊る手土産が見つかる!「和菓子 結」の人気商品6選
目上の方やご年配の方などへの手土産として選ばれることが多い和菓子。洋菓子に比べて、どちらかというと地味で渋いチョイスだと感じている人も少なくないのでは。今回は、そんなイメージを覆す和菓子店をご紹介します。
東京・六本木ヒルズにある「和菓子 結」は、見た人の心を掴む「華やかな和菓子」が並ぶお店。手がけるのは、新宿伊勢丹をはじめ、全国に80店舗以上を展開する老舗和菓子屋「両口屋是清(りょうぐちやこれきよ)」です。
創業386年の歴史を受け継いできた職人が生み出す和菓子は、見た目も味も譲らない、心踊る逸品ばかり。手土産として人気の商品6選を、「和菓子 結」PRの浅岡沙栄さんにお聞きしました!
■1:「東京の絶景を贈る」粋な手土産に「TOKYO遠望」
アート作品のように美しい「TOKYO 遠望」は、移りゆく東京の今を表現した棹菓子。東京タワーにスカイツリー、新宿のビル群など、東京のシンボルを一望することができます。景色のいい場所での会食や遠出がなかなか難しい今、「東京の絶景をプレゼントする」という粋な演出ができる逸品です。
朝焼けに映える東京のランドマークや超高層ビル群は「煉羊羹(ねりようかん)」、東京を優しく包み込む朝焼け空をゆずれもん味の「錦玉羹(きんぎょくかん)」で表現しています。
「つるんとした食感の錦玉羹のベースに加え、ゆずれもん味でさっぱりと食べられます。男性への手土産にもおすすめです」(浅岡さん)
■2:乙女心をくすぐるビジュアルの上生菓子「なまささら」
箱を開けた瞬間、その可愛さに思わず笑顔になる「なまささら」。毎月、季節や歳時記に合わせたさまざまな上生菓子が登場します。12月は、クリスマスシーズンにぴったりの6品を展開。
「サンタクロース」「雪だるま」「ブッシュ ド ノエル」の3種類は、口の中で優しく溶ける甘さが心地よいこなし。「ベル」はふわっとした皮が特徴の薯蕷饅頭(じょうようまんじゅう)、「トナカイ」はもちもちとした食感がクセになる道明寺、「スノードーム」はつるんとおいしい羊羹と錦玉羹です。
「1番人気は、スノードーム。透明の錦玉羹に浮かぶミニクリスマスツリーと舞い散る銀箔が、『まるで本物のスノードームみたいで可愛い』とご好評いただいています」(浅岡さん)
そして、12月26日(土)からは「正月 なまさらら」が発売します。2021年の干支である「丑」のモチーフを中心に、新型コロナウイルスの1日も早い収束を祈り、疫病退散にご利益があるとされている妖怪「アマビエ」が登場。
「ミルク」と「アマビエ」はこなし、「獅子舞」と「うし」は薯蕷饅頭、「みやび」はういろう、「梅が枝」は羊羹と錦玉羹となっています。見た目にも可愛い縁起物の上生菓子は、お正月や年始の挨拶の際の手土産におすすめです。
■3:ハイブリッドなチョコ和菓子「ふゆうじょん」
ころんとしたシルエットが目を引く「ふゆうじょん」は、小豆こし餡たっぷりの焼菓子にチョコレートをコーティングした逸品。初めてなのにどこか懐かしい、そんな味わいの和菓子です。
味は全6種類。深みのある「ビターちょこ」や岩塩をトッピングした「ミルクちょこ」を始め、トッピングの玄米が香ばしい「きなこちょこ」に愛知県西尾産抹茶の風味の「抹茶ちょこ」、アーモンドをトッピングした「ホワイトちょこ」や甘酸っぱいフリーズドライのイチゴがポイントの「いちごチョコ」があります。
「コーヒーや紅茶にも合うお菓子です。和菓子が苦手なお子様でも『ふゆうじょん』は食べられるとお声をいただいたこともあります。また、常温でもおいしいのですが、冷凍庫で凍らせて食べるのもおすすめ。小豆のしゃりしゃり感がクセになるので、ぜひ試してみてください」(浅岡さん)
■4:ていねいな手仕事を感じるお干菓子「めでたづくし 冬」
年末年始のご挨拶などにぴったりの逸品が、金魚と木の葉を模したお干菓子「めでたづくし 冬」。金魚は古来から「幸運を呼ぶ縁起物」とされています。
徳島産の高級砂糖「和三盆(わさんぼん)」を使用しており、スーッと舌でなめらかにとける上品な甘さが特徴です。口に含んでゆっくりと味わいたくなります。
「代々伝わる木型を用いて、職人の手作業で生み出されています。よく見ると、金魚の模様がひとつひとつ違っていて、丁寧な手仕事を感じていただける逸品です」(浅岡さん)
■5:富士の四季の移ろいを表現した「あまのはら」&「あまのはら 冬」
富士山の四季の移ろいを一本で表現した棹菓子「あまのはら」。どこを切っても同じ姿のない配色という芸術作品のような逸品です。広大な空は錦玉羹、高くそびえる富士山は練羊羹、空にかかる雲は道明寺と、職人が一棹ひと棹、手作業でその美しさを生み出しています。
味はほんのり爽やかなれもん味。つるんとした錦玉羹をベースに、雲を表現した道明寺のつぶつぶとした食感がアクセントになっています。
「一富士二鷹三茄子。縁起物の富士山の羊羹は、新年を迎える際のお茶菓子におすすめです。ご自宅で召し上がる際は、濡れ布巾で包丁に水分を含ませてから2cmごとに切ってみてください。見本のビジュアルのように、富士山の四季折々の美しい表情をお楽しみいただけます」(浅岡さん)
また、「あまのはら」は季節限定のバージョンもあります。「あまのはら 冬」は、雲海の中からそびえる赤富士を表現した棹菓子。夜明けの赤富士は非常にめずらしい現象で、吉祥の象徴と敬われてきたのだとか。 ほんのり梅味の羊羹はさわやかな甘さで後を引きます。
さらに、「和菓子 結」の棹菓子はパッケージも縁起がよいのが魅力。高級感のある箱に可愛い水引きがついているので、お正月の手土産にぴったりです。
「和菓子 結」は、今回ご紹介した六本木ヒルズ店以外にも、「NEWoMan 新宿店」と「ジェイアール名古屋タカシマヤ店」の2店舗があります。3店舗とも駅から直結しているアクセスのよさが魅力ですね。
また、2021年1月31日(日)までの限定にて、公式サイトで一部商品のオーダーを受付中。今回ご紹介した「あまのはら」「あまのはら 冬」「TOKYO遠望」などがお取り寄せできます。(※販売商品、スケジュールは変更になる可能性があります)
これから年明けにかけて、何かと手土産を持参する機会が増える今の時期。手土産選びに迷った時はぜひ「和菓子 結」で、五感で味わえる楽しい和菓子をチョイスしてみてはいかがでしょうか。
※価格はすべて税抜です。
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- 文 希紀さん 編集者・ライター
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- 小林麻美