たった一粒で、幸せな気分になれる…。雑誌『Precious』2月号では、特集「ギフトに、自分に、『最新チョコレート』名品リスト」の中で、「達人がセレクト! チョコレートとシャンパーニュの美味マリアージュ」企画を展開中です。

華やかなシーンでこそ楽しみたい、チョコレートとシャンパーニュ。専門家に冬ならではのベストセレクションを教えていただきました。

今回は、食空間プロデューサー・山本侑貴子さんがおすすめする、テタンジェの『ノクターン』×ピエール・エルメ・パリのアブリコフランボワーズのペアリングをご紹介します。

山本 侑貴子さん
食空間プロデューサー
(やまもと ゆきこ)「ダイニングアンドスタイル」代表。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。2008年フランス・シャンパーニュ騎士団よりシュヴァリエを、2017年オフィシエを受章。2014年には、日本ソムリエ協会のソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)に就任。

酸味が強いチョコレートと、黒ブドウ主体の一本は好相性 

バレンタイン_1,チョコレート_1,シャンパン_1,ワイン_1
酸味の正体は、フランボワーズ風味のドライアプリコット。

「ときにチョコレートの渋みがシャンパーニュの繊細さに勝ってしまうため、実はシャンパーニュとチョコレートは本来合わないとされています。そんな前提を覆すようなベストな組み合わせをご紹介します」(食空間プロデューサー・山本侑貴子さん)

テタンジェの『ノクターン』×ピエール・エルメ・パリのアブリコフランボワーズ

バレンタイン_2,チョコレート_2,シャンパン_2,ワイン_2
左/テタンジェ 『ノクターン』¥8,208、右/ピエール・エルメ・パリ アブリコフランボワーズ ¥1,600

「ピノ・ノワールやムニエなど黒ブドウ主体のシャンパーニュと酸味があってフルーティなチョコレートは相性抜群。テタンジェ 『ノクターン』は、熟れた果実の芳醇なアロマと甘美なフレーバーで、アプリコットなどによく合います。

ピエール・エルメ・パリのアブリコフランボワーズは、フランボワーズ風味のドライアプリコットをビターなショコラノワールでコーティング。甘酸っぱく濃厚な味わいが口いっぱいに広がり、シャンパーニュと絶妙なハーモニーを奏でます」(山本さん)

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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PHOTO :
長谷川 潤
STYLIST :
岩崎牧子
EDIT&WRITING :
田中美保、 中村絵里子(Precious)