南部鉄器鈴木盛久工房の道安形鉄瓶 [直径15.7×H22㎝(取手含む)] ¥162,000(税込)

ずっしりとした鉄の質感を残しつつ、どこか優しさを感じるシルエットにひと目惚れ。鉄瓶で沸かしたお湯は本当にまろやかでおいしいんです。

毎日使ううちに気づいたのは、おいしいお茶を飲むためには日々の手入れが必要、ということ。といっても、使ったあとは空にしてしっかり乾かし、から拭きをするという程度。でも、手を抜けばやっぱり錆びてしまうんです。

ひと手間を惜しまず、ていねいに暮らすことの大切さを知ってもらいたいので、少し高価ですが、人生の門出をお祝いする品として、若い人に贈りたい。慌ただしい日常のなかで、どんなに忙しくても、お湯を沸かすほんの一瞬立ち止まって自分の暮らしを振り返り、大切なことを確認する。そのための道具として使ってくれたらうれしいです。

■盛岡で創業以来400年の歴史をもつ南部鉄器の老舗工房。13代・鈴木盛久は人間国宝に指定された。現当主15代・鈴木盛久志衣子さんは、伝統的技法を継承しながら、たおやかなフォルム、繊細なデザイン、凛とした雰囲気を併せもつ独創的な作品を手がける。受注生産のため、要問合せ。メンテナンスにも対応。

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※この情報は2016年6月1日時点のものになります。詳細はお問い合わせください。

この記事の執筆者
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清野恵里子さん 分筆家
2017.8.25 更新
群馬県生まれ。雑誌、書籍において、旺盛な好奇心の赴くままに、企画、構成、執筆活動を行う。「きもの熱」「往復書簡 カメオのピアスと桜えび」(集英社)、「折にふれてきものの四季」(文化出版局)などの著書から想像される、しとやかな女性のイメージとは少々異なり、「気取らず、いつまでもやんちゃでいる」ことを目指すと語る。 好きなもの:カシミア、ビキューナ好き。色はグレー、アイボリー、キャメル。誕生石であるパールのアクセサリー。骨董も含め、ジャンルを超えた工芸品。何事によらず「粗野と洗練のバランス」がキーワード。
クレジット :
撮影/鍋島徳恭 文/田中美保・赤木さと子(スタッフ・オン)