今シーズン注目を集めている、セミマットやマットな質感でカバー力のあるファンデーション。七難隠すアイテム登場!と喜ぶのはちょっと待って。一部の製品は、つけ方を間違えると夕方には毛穴にファンデーションの粉が入り込み、シワを太く見せてしまう可能性が。
これを回避するのにぜひ使いたいのが、シワや毛穴を埋めるフィラータイプの毛穴専用化粧下地です。少量を塗りこんでからファンデーションをつけると、時間がたっても溝に粉がたまりにくくなります。
そこで、顔の凹凸を埋める毛穴専用下地3つのアイテムをご紹介。いつものファンデーションとの相性も見極めつつ、夜までシワ・たるみ知らずの肌を手に入れましょう。
■1:ファンデーションのシワ溜まりを防ぐ毛穴専用下地3選
[a]コスメデコルテ ラクチュール パーフェクト ポアカバー
肌色でみずみずしい使用感を持ち、開いた毛穴にするりとなじむゲルクリーム。毛穴レス、テカリレスを両立し、サラサラを保つ部分用下地です。毛穴カバーが目的なら、とにかく薄くつけるよう心がけると時間が経ってもキレイなまま!
[b]資生堂インターナショナル SHISEIDO ポア スムージング コレクター
下地をつけてから、気になる部分に少量を塗り込みます。その上にファンデーションを重ねれば、小ジワや毛穴のでこぼこの影が消えてつるんとなめらかに。あらゆる凹みが目立たなくなります。たったひと手間で、その違いは明らか!
[c]ゲラン ブラーリング アクティブ ベース
凸凹の毛穴をぼかし効果でなめらかに見せ、目立たなくしてくれるすぐれモノ。さらに、テカリを防ぐ効果もばっちり。サラリとした使用感で、時間が経っても浮いてくる心配はありません。一日中毛穴レスな肌をキープ!
■2:朝のフレッシュな肌感がよみがえる!夕方毛穴肌の化粧直し3ステップ
ベースメークを重ねるほどに目立ちやすくなるのが、たるみ毛穴と大ジワ、小ジワ。化粧直しでは粉の重ねづけを極力避けるのが鉄則。毛穴肌のための化粧直し3ステップはずばり、タッチアップ→ブラシ→指マスク!
[ステップ1]ゆるめのリキッドコンシーラーでタッチアップ
浮いた油分を油とり紙などで押さえたら、筆ペンタイプのコンシーラーをシワが流れている方向に沿って少量つけます。シワが目立つ部分は特に、量は少なめ、がポイント。
[ステップ2]ボリューミーな筆をシワに直角に動かす
毛量の多いブラシを毛穴やシワの方向に沿って軽くなぜたら、次は直角を意識してジグザグに動かします。のばす、というより毛穴やシワの溝にたまった粉を筆でかき出すイメージです。
[ステップ3]最後は体温を使って静かになじませて定着を
ほうれい線などの太いシワや、特に気になりやすい毛穴地帯は、直したあとじっくりと仕上がりをチェック。次に、指先を当てて5つ数えます。見えにくい塗りムラが体温でなじんでするりとした仕上がりに。
大人世代をサポートしてくれる毛穴専用下地、プラス夕方毛穴肌の化粧直し3ステップで、夕方~夜のプラス5歳現象にサヨナラしましょう!
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- PHOTO :
- 戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー/静物)、鈴木 宏(人物)
- HAIR MAKE :
- 尾花ケイコ
- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- COOPERATION :
- 自由が丘クリニック 理事長 古山登隆先生、表参道ヒルズトルナーレ歯科・矯正歯科龍醫院 理事長 龍 信之助先生、ポーラ 肌科学研究部 楊 一幸研究員