みなさんは、「スマイルゾーン」をご存じでしょうか。

 

これは、笑ったときに大きく動く部位=顔の下半身のこと。実はスマイルゾーンに「唇の縦ジワ」「口角の下がり」「ほうれい線」「マリオネットライン」「二重あご」という、老け顔に見せる典型的なサインが集中しています。にもかかわらず、老化に気づきにくく、特化したケアに着手するのが遅れがちです。

スマイルゾーンの老化サインはこの5つ

たとえば目元の皮膚はデリケートという認識があるし、メークをするときにしっかりと見るため、シワが1本増えただけでもハッと気づきます。けれども「スマイルゾーン」の老化サインは、突然現れたように感じる人が多いのではないでしょうか?

まず最初に、ここで紹介する5つのサインのうちひとつでも現れているならば、「スマイルゾーン」は崩壊の危機、と思うべきだし、対策は急務。加齢によるたるみと表情筋の衰え、むくみというトラブルが複雑に絡み合っているので、「スキンケア」と「エクササイズ」の両方向から攻めてください。

■1:唇の輪郭のゆるみと縦ジワ

 

輪郭どおりにリップラインを描くと、唇の形がゆがんで見える……。それは唇を囲む口輪筋が衰えている証拠です。口周りのハリが低下し、皮膚も薄くなっていくため、ピンと張った状態を保てなくなるのです。

さらに進行すると〝梅干しジワ〟と呼ばれる、唇の周りを囲むようにできる縦ジワも出現してきます。

■2:口角の下がり

 

口角の位置によってその人の印象は大きく左右されます。口角が上がっていれば幸せそうに見えるし、下がっていると不満顔に。口角が下がる原因は、口輪筋とつながっている口角下制筋の衰えにあります。

マリオネットラインの位置にあり、あごや首の筋肉ともつながっているので、輪郭や首のたるみにも大きく関わってきます。

■3:輪郭のゆるみ&二重あご

 

スマイルゾーンの下側は、たるみで下がった肉、老廃物や余分な水分が集中するエリアです。さらに首の加齢も加わり、下へ下へと引っ張られてもたつきやすく、結果、輪郭がゆるんだり、二重あごが現れることに。

太っていないのに笑うと二重あごになるならば、このエリアの老化を疑ってみましょう。

■4:マリオネットライン輪郭のゆるみ&二重あご

 

口角からあごに向かって現れるライン。表情が乏しい人、口数が少ない人に現れやすい…という説もあります。頬の肉のたるみ、フェースラインのゆるみで下がってきた肉が口角下に集まり、皮膚がたわむことで線となって現れます。

また口輪筋とつながっている口角下制筋の衰えも影響しています。

■5:ほうれい線

 

小鼻の横から斜めにのびるラインで、シワではなく、たるみによって頬の肉が下がることで現れます。加齢によりコラーゲン、エラスチンなどの弾力線維が劣化することで、肌の土台となる真皮層がスカスカになること、そして頬を支えている表情筋(大頬骨筋、小頬骨筋)が衰えているのが原因です。

以上が「スマイルゾーン」の5つの老化サインです。もしかして……という方はぜひ、適切なケアを始めましょう。

【関連記事:口角の下がり&梅干しジワ卒業!顔全体の印象がよくなるリップケア】
【関連記事:口元のエイジングケアに効く「ほうれい線マッサージのポイント」3つ】
【関連記事:動いてもヨレない!ほうれい線を消す「簡単メイクテク」3ステップ】

PHOTO :
鈴木 宏
HAIR MAKE :
尾花ケイコ
MODEL :
真樹麗子(Precious)
EDIT&WRITING :
荒川千佳子、長田和歌子、五十嵐享子・佐藤友貴絵(Precious)