「伝統」と「最新」が融合したモルディブの極上リゾート!
1904年、型破りな発明家ジョン・ジェイコブ・アスター4世がN.Y.において第一号を世に送り出したセントレジス。100年以上にわたり、革新性と卓越したサービスを提供してきたホテルブランドです。そして2016年11月、モルディブのダール環礁に「セントレジス・モルディヴ・ヴォンムリリゾート」をオープン。こちらはアジアで15番目になります。
モルディブ到着時から、伝統のバトラーサービスの洗礼を受ける
モルディブのマーレ国際空港でホテルスタッフの出迎えを受けた後、高級車ベントレーに乗り込み、リゾートへ渡る水上飛行機の空港へと向かいます。車内で渡されたタブレット端末を操作すると、担当のバトラーが映像でまずはご挨拶。このバトラーが滞在中に細やかなケアを行うことになります。
45分のフライト後にリゾートへ到着すると、映像で見たバトラーがこちらへと迷うことなく歩みより、敬称を付けながらファーストネームで呼びかけてくれます。「どうして、名前を知っているの?」と聞くと、フライト前に撮った記念写真がリゾートへ先に送られてあった、というカラクリでした(その後、写真はフレームに入れて、客室に飾られてありました)。
海の生物をモチーフにしたデザインに、大人もわくわく
セントレジス・モルディブ・ヴォンムリリゾートは9ヘクタールの島にヴィラが77棟(アイランド33戸、水上44戸 US$1,667~)。すべてにプライベートプールが付き、140平方メートル以上のゆったりとした間取りになっています。最上位のお部屋は、創始者の名前を冠したジョン・ジェイコブ・アスター・エステート。3ベッドルーム、プールはもちろん、フィトネスやスパもしつらえてあり、広さはなんと1540平方メートル!
ヴィラのデザインは、マンタがモチーフ(一見、そうとはわからない……)。ほかにも、ジンベエザメが口を大きく開いたようなバーや、上空から見るとロブスターを模っているスパなど、女性デザイナーがモルディブに訪れ、インスパイアされた海の生物をデザインに取り入れたそうです。
有名なブラッディマリーはジンベエザメをモチーフにしたバーで
6か所あるダイニングのうち、メインはビーチサイドにあるモダンイタリアンの「アルバ」。そしてシグネチャーレストランは中国・日本・インド・3か国の料理がそれぞれ分かれたオープンキッチンから供される、アジア料理の「オリエンタル」。
夕暮れ時に訪れたいのは、「ザ・ホエールバー」。海に張り出したデッキテラスから壮大なサンセットが望めます。カクテルは、ぜひセントレジス名物のブラッディマリーを。各プロパティーでオリジナルのレシピがあり、ここモルディブでは南アジア料理に使われる「カラナマク」というブラックソルトを使い、オウムガイの貝殻に注いだ「アイランドマリー」がいただけます。
ウェルネスやアクティビティのファシリティも最新鋭
「虹」の意味をもつ「イリディウムスパ」は水上に築かれています。6室のトリートメントルームではナチュラビセを使ったトリートメントのほか、アーユルヴェーダや鍼灸のエキスパートによるパーソナルサービスも受けられます。
スパと併設した「ブルーホールプール」は、モルディブ最大級の温水の海水プール。水流マッサージが受けられるスポットが点在するプールからは、遮るもののない水平線とラグーンが望めます。
ダイビングサービスでは「シーボブ」という水中スクーターのような最新マリンアクティビティーが楽しめ、複合レクリエーション施設の「ヴォンムリハウス」内のヨガパビリオンではゼログラビティー・ヨガも体験できます。あらゆる施設で、「最新」や「モルディブ最大」ぞろい。
そして、帰宅後にさらにサプライズが! バトラーにパッキングしてもらったスーツケースを開けると、衣類などが薄紙で包まれ、リボンがかけられています。まるでステキなギフトのよう。そして、バトラーからのメッセージカードも。こういう心づかいに、ギュッとハートを掴まれてしまうのです。
問い合わせ先
- セントレジス・モルディヴ・ヴォンムリリゾート
- TEL:960-676-6333
- 住所/Vommuli Island, Dhaalu Atoll
- TEXT :
- 古関千恵子さん ビーチライター
公式サイト:古関千恵子ホームぺージ
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- WRITING :
- 古関千恵子
- EDIT :
- 安念美和子