旅行鞄とは、ビジネスからプライベートシーンまで、新しい土地で新しい挑戦をするときなど、人生の転機をともにする「相棒」ともいえる大切な存在です。一緒に人生を歩んでいくパートナーともなれば、もつことで自信と勇気を与えてくれる、心から信頼できる一生ものを選び抜きたいもの。
Precious.jp編集部では、今や旅行鞄の代名詞とも言える「グローブ・トロッター」のトラベルケースの色褪せない魅力に改めて注目しました。ブランド設立120周年を迎える今もなお、英国王室から海外セレブまで、各界の著名人たちが愛してやまない、その理由は? そして、周年を機に実現した、新たな挑戦にも迫ります。
手作業によって仕立てられる旅行鞄の魅力とは
1897年にデヴィッド・ネルケンによって設立されたイギリスブランド、グローブ・トロッター。1850年代にイギリスで発明された「ヴァルカン・ファイバー」という特殊な紙を何層にも重ねてコーディングし生み出した、革新的な軽量素材で作成されたトラベラーズバッグがヒットし、一躍有名に。顧客リストには、エリザベス女王陛下をはじめ、元イギリスの首相ウィンストン・チャーチルやニュージーランド出身の冒険家エドモンド・ヒラリーなど、歴史に刻まれる著名人たちの名が連なっています。
以降、旅行鞄の代名詞として群を抜く人気を誇ってきたトラベルケースですが、今も変わらずロンドン郊外の小さな町、ブロックスボーンで、一点一点手作業でつくられているというのは驚きです。
熟練の職人たちによって、昔ながらの製法でゆっくりと仕上げられていくトラベルケース。創業当初とほとんど変わらない手法を用いて、オールハンドメイドでつくられているからこそ、自然な丸みが生まれ、手作業ならではの温かみをまとっているのでしょう。
120周年目の躍進的な挑戦
歴史あるメゾンが120周年を機に挑戦したのは、F1(フォーミュラ・ワン)カーのボディを製作しているメーカーの特許素材である「カラード・カーボン」をトラベルケースに使用するということ。「耐久性に優れたHypetex(ハイプテックス)社の素材に感銘したことがきっかけとなり、今回のコラボレーションに発展した」と語るのは、グローブ・トロッターのデザイナーであるシャーロット・セドン。「この素材はクラシックなスタイルとの相性も抜群だと確信しました」。
伝統と最新技術が融合した「120(ワントゥエンティ)」
120周年記念コレクションとして、120台限定で販売中の「120(ワントゥエンティ)」。英国の最先端技術の結晶とも言える、その精巧なディテールをお見せします!
今年、これまでにさまざまなブランドとコラボレーションしてきたグローブ・トロッターの、新たな歴史が開かれました。巧妙な技術を駆使し、妥協せずにつくり上げられた「120(ワントゥエンティ)」は、まさに成功者の証。その洗練された佇いからは、絶大なオーラを感じさせます。持つだけで自信と勇気を与えてくれる世界120台限定の希少なトラベルケースは、お店で実際に目にされることをおすすめします。
※価格は税抜です。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 石原あや乃