【目次】
- 気温18度を快適に過ごす、5つのコツ
- 最高気温18度は「ニット」「パーカ/スウェット」「軽アウター」を活用
- 最低気温18度は「薄手の長袖」「半袖×羽織り」を活用
- 【番外編】雨や夜の寒いときにはセーター、アウターが必須!
気温18度を快適に過ごす、5つのコツ

気温18度は、春や秋の季節のはざまに観測されることが多いです。18度そのものは快適に過ごせる気温ですが、それが最高気温なのか最低気温なのかで選ぶべき服装が変わってきます。それぞれのポイントを押さえておけば、どんなときでも快適。
「最高気温18度」の日に押さえる3つのコツ

最高気温18度の日は、最低気温が10度前後になることが多く、防寒対策が必要です。
【1】「ニット」は厚手を選んで
最高気温が18度の日に「ニット」を着こなすなら、冷え込む時間帯に備えて厚手を選んでおくと安心です。
【2】「パーカ/スウェット」が快適
首元からの冷えを防いでくれる「パーカ」なら立体的に、さらにシンプルな「スウェット」ならレイヤードにもぴったり。実用性と洒落感を両立したいときにおすすめです。
【3】「軽アウター」を準備して
朝晩の冷え込みが気になる最高気温18度の日。さっと羽織れる「軽アウター」があれば、どの時間帯も快適に過ごすことができます。
「最低気温18度」の日に押さえる2つのコツ

最低気温18度の日は、最高気温が25度以上の夏日になり、汗ばむということも。通気性の良さや涼しさを感じる、下記の2つのポイントを押さえておきましょう。
【1】「薄手の長袖」一枚で快適に過ごせる
ロンTやシャツなど「薄手の長袖」を一枚で着こなしても快適な最低気温18度の日。シンプルなトップスを軸に、暖かな日ならではのお洒落を楽しんで。
【2】「半袖×羽織り」のコンビで調整する
最高気温が25度以上になることもある最低気温18度の日は、長袖では暑いかもしれません。気温の上昇に備えて「半袖×羽織り」のコンビを活躍させると着脱できて便利です。
最高気温18度は「ニット」「パーカ/スウェット」「軽アウター」を活用
日中は暖かく過ごしやすいですが、朝晩には冷え込んで寒い… と感じる最高気温18度の日。どの時間帯でも快適に、そして絵になる着こなし見本をお届けします。
【1】「ニット」は厚手を選んで
万能モノトーンスタイルが役立つ

最高気温18度の日は、厚手のニットを選んでおくと気温が下がったときでも心強いです。しっかり目の詰まった白ニットに、黒のデニムパンツを合わせたシンプルワンツーは、ニットの裾をインしてきちんと感をアップ。パンツの色を拾った小物は、ツヤ素材を選んで奥行きを宿しながらリッチ感をプラス。
レイヤードして調整可能な着こなしへ

白のメランジがアクセントの、ゆったり黒ニットプルオーバーを着用していたケンダル・ジェンナー。インに白のカットソーを仕込めば、暑いな… と感じたときにも脱いで調整することができます。端境期に多い最高気温18度の日は、シーズンレスなオールブラックに頼って。
羽織りを重ねて安心感を手に入れる

日中にはニット一枚でも過ごしやすいですが、朝の早い時間や夜には冷えるかもしれません。そんなときのために、モデルのケルシー・メリットのように軽アウターとして活躍するジャケットを持っておくと安心。
【2】「パーカ/スウェット」が快適
キレイな色合わせでラフにさせない

首元の冷えを守れるパーカが最高気温18度の日に活躍します。カジュアルなパーカをラフにさせないために、ネイビーと白のクリーンな配色でキレイに整頓。さらにブライトグリーンのポインテッドトゥパンプスを迎え、クラスアップを図って。
シャツを仕込んでおけば脱ぎ着できる

風通しよくしたいときにはシャツ一枚で、冷える時間にはスウェットトップスを重ねて… シャツとスウェットの重ね着で脱ぎ着できるようにしておきましょう。ラベンダーと白の配色なら透明感を放てます。
ジャケットを重ねてお洒落心を満たす

寒くなったときのために、パーカの上にジャケットをレイヤード。カジュアルな着こなしの格上げにも繋がり一石二鳥。パワーショルダーのジャケットとアニマル柄パンプスの合わせ技なら、モダンさが漂ってお洒落心を刺激できます。
【3】「軽アウター」を準備して
王道トレンチコートをフル活用

厚手の冬コートを着るにはやや重い… そんなときは軽アウターの代表格であるトレンチコートが重宝します。ヘイリー・ビーバーはボーダーニットとパンツのシンプルなモノクロスタイルに、ベージュトレンチコートを重ねることでミニマルシックを体現。さっと抱えたバッグが今っぽさを後押ししてくれます。
ブルゾンが活躍する時期です

最高気温18度の日は、程よい重厚感と防寒力を備えたブルゾンの出番です。エルザ・ホスクはグレーニットとライトブルージーンズのカジュアルルックに、ヴィンテージ調のレザーブルゾンとスタッズパンプスを合わせ、辛口ミックスに仕上げました。
中にも外にも重ねて

ロゴがアクセントの白スウェットを軸に、中にはイエローシャツを、アウトにはグレージャケットを重ねて、三段階調整可能なコーディネートへ。グレーとベージュの知的な色合わせに、鮮やかなブルーとイエローがよく映えて。
最低気温18度は「薄手の長袖」「半袖×羽織り」を活用
最低気温18度の日は、最高気温が夏日になることも。25度前後の気温に備えて、涼しさを確保しておきましょう。
【1】「薄手の長袖」一枚で快適に過ごせる
シャツは身体が泳ぐシルエットをチョイス

シャツを一枚で着こなしてもちょうどいい、最高気温18度の日。ジジ・ハディッドは白シャツと黒パンツのシンプルワンツーで快適さを獲得。ゆったりシルエットのシャツを選んでおくと、風通しのよさを確保できます。パステルイエローのバッグ、ゴールドネックレスのレイヤードでモノトーンを飾り付ければパーフェクト。
デニムとスニーカーを合わせてアクティブに

最高気温18度の日は、シンプルなロンTを活躍させたいです。程よくゆとりのあるデニムパンツとスニーカーを合わせ、アクティブムードを演出すると軽やかな雰囲気に。黒をメインにすればシックな印象も両立できます。
スカートを合わせて軽快さを倍増

付かず離れずなシルエットが心地よい白シャツに、黒のサーキュラースカートを合わせ色と形でメリハリを表現。ふわっとしたスカートを指名すると風通しがよくて快適。さらに最低気温18度は、そろそろサンダルを活躍させていいころです。
華やかブラウスを一枚で着こなせる

さっと一枚で絵になる華やかなブラウスを一枚で着こなせる最低気温18度。ボリューム袖や淡いピンクがフェミニンなブラウスも、慣れ親しんだブルージーンズとなら甘くなりすぎず、気張って見えず好都合。
【2】「半袖×羽織り」のコンビで調整する
薄手のカーディガンをレイヤード

気温が上昇したときのために、Tシャツと羽織りをコンビにさせましょう。ジェニファー・ロペスは白のTシャツに黒のカーディガンをオン。薄手のショート丈カーディガンなら、着ないときにも荷物になりません。
ゆるっとシャツを重ねて動きをつける

シンプルプレーンな白Tシャツに、白の色味を変えたゆったりシャツを重ねると動きが生まれて絵になります。グレーのスラックスとブラウンの差し色でキレイをアシスト。
ジャケットは肩掛けするのがちょうどいい

最低気温18度の日にジャケットを羽織りとして活用するなら、空気を含ませるようにばさっと肩掛けして風通しよく。Tシャツ、パンツ、ジャケットをすべてビッグシルエットにすると、定番モノトーンに穏やかなインパクトが宿ります。シルバーバッグを携えれば涼感が漂って。
ニットを引っ掛けて立体感を手に入れる

寒暖差に対応させるために、Tシャツとニットの合わせ技もおすすめです。ニットは日中にはストール代わりに、朝晩には着用することができて便利。どの時間帯でも快適さと着映えを叶えて。
【番外編】雨や夜の寒いときにはセーター、アウターが必須!
体感温度が低く感じる雨の日や、夜には冷え込む気温18度。セーターとアウターを取り入れ、寒さに備えましょう。
ハイネックロンTに厚手ニットをプラス

通気性の良さがありながら、見た目にはあたたかな白のハイネックロンTを着用していたエルザ・ホスク。寒くなったときにレイヤードできるよう、厚手のニットを肩に引っ掛けておいて。白、黒、ベージュの落ち着いたベーシックカラーの組み合わせなら、シックにまとまります。
ボーダートップス×ブルゾンで重たさを払拭

肌寒いけれど、季節感がなかったり重く見えるのは避けたい… そんなときにはアクティブさ漂うボーダートップスとジップアップブルゾンのレイヤードをリコメンド。さらにヘアバンドで額を覗かせ、生き生きと見せて。モノトーン配色にすると大人らしさをクリアできます。
パーカ×トレンチコートでメリハリアップ

気温18度の雨に日に最適な着こなしを披露したダコタ・ジョンソン。首元も暖かいパーカに、レザートレンチコートを重ねることでカジュアル感を打ち消しながら立体感を手に入れました。足元は、雨の日でも水はねを気にせず歩ける黒ブーツをセレクト。
ジャケット以上冬コート未満のアウターを使う

冬コートのように大袈裟でなく、ジャケットよりも防寒力のある厚手のショートアウターを着用していたナオミ・ワッツ。オールブラックコーディネートながらも、ふわっと広がるワイドパンツを採用することでエアリーに仕上げました。
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香