「訓える」ってなんと読む?「くんえる」ではありませんよ!人を導きます!
明日・3月11日で、東日本大震災から10年が経過します。
明日を控え、最近は多くのメディアで関連の特集が報じられていましたね。
当時、小学生だった少年が「先生に助けてもらった命だから、自分も人の役に立ちたい」と教師を目指して勉強していたり、
長期間、避難所生活を余儀なくされた人々の声を受け、それまで防災分野を扱っていなかった企業が、画期的な防災グッズの開発に挑戦したり…
私たち人間は、哀しみを体験しても、教訓を得てそれを活かして前に進む、素晴らしい力を持っています。
本日は「訓」という字の日本語クイズをお届けします。
【問題1】「訓える」ってなんと読む?
「訓える」という日本語の読み仮名をお答えください。
ヒント:「物事の道理を説いて聞かせる。おしえ導く。」という意味を持つ言葉です。
<使用例>
「避難所で野菜の差し入れがすごく喜ばれた、というエピソードに訓えられて、賞味期限の長い野菜ジュースが開発されたんですって!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 訓(おし)える です。
「訓育(くんいく)=道徳を重んじ、品性や社会性、豊かな感情を育てる事を目的とする教育。」という言葉があるように、
「訓(おし)える」という言葉には、知育にとどまらない、道徳性を重んじるニュアンスが含まれているようです。
では、2問目のクイズに参りましょう。
【問題2】「訓む」ってなんと読む?
「訓む」の読み仮名をお答えください。
ヒント:「漢字を訓読(くんどく)する」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「『教訓』の『訓』は、『訓(おし)える』とも訓むのね!」
さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 訓(よ)む です。
「訓(よ)む」は「読む」とは違い、「漢字に日本語の読み方をあてて読む。=訓読」という、特殊な意味があります。
漢字の「音読み」は、漢語本来の発音を表したもの、
「訓読み」の読み仮名は、もともとの漢字の意味を、わかりやすい日本語に置き換えて表現した、日本独特の読み方です。
「訓読み」は「教えらえる人にとって、わかりやすい表現をあてる」という「思いやりの気持ち」から作られた読み方、と言えるかもしれません。そうした気持ちも内包している、と思うと、「訓(よ)む」事が、心を豊かにしてくれそうですね。
本日は、3月11日、東日本大震災から10年、という節目に思いを馳せながら、
・訓(おし)える
・訓(よ)む
などの言葉をおさらいする漢字クイズをお送りしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱