「シチリア」のスピリットを今に伝えるイタリアブランド、ドルチェ&ガッバーナが、「アルテ アルティジャナリタ」のランウェイショーを東京で開催。三田のイタリア大使館を舞台に、この日のために特別に仕立てられた、豪華絢爛な作品の数々が発表されました。
「ハイ・クラフツマンシップ」を意味する、ドルチェ&ガッバーナのオートクチュール
英語で「ハイ・クラフツマンシップ」を意味する、ドルチェ&ガッバーナの「アルテ アルティジャナリタ」。ウィメンズオートクチュールの「アルタ モーダ」、メンズオートクチュールの「アルタ サルトリア」、そしてオートクチュールジュエリーの「アルタ ジョイエッレリア」の3つのラインにより構成されており、ドルチェ&ガッバーナがこれまでに培ってきた高度な技術が遺憾なく発揮されています。
今年4月にも、上野の東京国立博物館の表慶館で開催された「アルテ アルティジャナリタ」のランウェイショー。今回の舞台となったのは、伊予松山藩邸跡地に建ち、美しい日本庭園が当時の面影を今に伝えるイタリア大使館です。デッサン画や仕立て途中のドレスが飾られるなど、デザイナー自身のアトリエに見立てられた会場に、美しいドレスやスーツが次々と登場しました。
日本の着物にインスパイアされたデザインや、美しい刺しゅうが施されたドレスが一堂に!
イタリアのテーラリング技術などがテーマとなった、今回のランウェイショー。ウィメンズオートクチュールの「アルタ モーダ」では、美しいビジューやファーがあしらわれたドレスが登場。日本の着物にインスパイアされたデザインのドレスや、ため息の出るような美しさの刺繍があしらわれたマリエ(ウエディングドレス)まで、華やかながら、シルエットの美しさも際立つ作品の数々に目を奪われます。
さらに、メンズオートクチュールの「アルタ サルトリア」においても、美しい仕立てのスーツが数多く登場。伝統的なテーラードスーツに、着物の意匠が独自の解釈で取り入れられています。
先日、日本のミレニアルズをフィーチャーしたショーでも話題を集めたドルチェ&ガッバーナ。新たな時代の空気を積極的に取り入れつつも、「アルテ アルティジャナリタ」のように卓越した技術と創造性の高い作品によって、ブランド独自のラグジュアリーな世界観を発信し続けています。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 難波寛彦