「言伝」ってなんと読む?「げんでん」ではないですよ!
明日・4月15日は『遺言の日』という記念日です。「良(4)い遺言(いごん)」の語呂合わせとも、「ゆいご(415)ん」の語呂合わせとも言われております。「遺言」は「ゆいごん」「いごん」二つの読み方があります。
かつての日本では「遺言の話など縁起が悪い」と敬遠される向きが大きかったところ、相続対策の大切さを啓蒙するために、地方の弁護士連合会が『遺言の日』を制定し、その動きが全国に広まり、この日を起点に、各地で無料相談会や講演会が実施されています。
本日はこれにちなんで、「言」という字の入った難読クイズをお送りします。
【問題1】「言伝」ってなんと読む?
「言伝」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:「人に頼んで伝えてもらうこと。また、その言葉。」「間接的に人から伝え聞くこと。」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「叔父様は遺言を作ってらした、と、誰かから言伝で聞いた気がするけれど…記憶があいまいだわ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 言伝(ことづて) です。
遺言に関しては、例文のように、確認することが難しくならないよう、きっちりした管理も必要そうですね。
…さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「戯言」ってなんと読む?
「戯言」の「ぎげん」以外の読み方をお答えください。
ヒント:正解は3つあり、1つは「馬鹿げた話」という意味、2つは「冗談」という意味になります。
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 戯言(たわごと/ざれごと/げげん) です。
「戯言(たわごと)」と読むと、意味は「馬鹿げた話」、
「戯言(ぎげん/ざれごと/げげん)」と読むと、「冗談」という意味になります。
「そんな戯言を言って!」という一文があったとすると、
「戯言(たわごと)」と読めば、「そんな馬鹿げた話をして!(まったくどうしようもないわね…)」的な意味になり、
「戯言(ぎげん/ざれごと/げげん)と読めば、「そんな冗談を言って!(面白い方ね!)」というように、読み方で意味合いが変わりますので、お気をつけ下さい。
本日は、4月15日『遺言の日』のトリビアをご紹介しながら、「言」という字の入った難読クイズで
・言伝(ことづて)
・戯言(たわごと/ぎげん/ざれごと/げげん)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:日本弁護士連合会ホームページ/弁護士法人東町法律事務所ホームページ
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱