【目次】
- 「大人に似合うポイント」は?
- 「薄いピンク」なら柔らかな印象に
- 「濃いピンク」で力強いフェミニンを味わう
- 「くすみピンク」なら甘くなりすぎず好都合
- 「アウター」羽織りやコートを重ねて立体感アップ
- 「靴」スニーカーやパンプスなどでテイストチェンジ
「大人に似合うポイント」は?
フェミニンさ漂うピンクワンピースを大人らしく仕上げるなら、下記の3つのポイントを押さえておくとうまくいきます。
【1】「黒」を合わせて甘辛に仕上げる
ピンクワンピースの糖度を抑えながら、シックに誘導してくれる「黒」を有効活用しましょう。引き締め効果も加わって好バランスに。
【2】「きれいめ小物」でクラスアップ
きちんと感漂う「きれいめ小物」でピンクワンピースをクラスアップすれば、凛とした大人らしい印象にまとまります。
【3】「Iライン」か「緩やかフレア」が好都合
すっきりとした「Iライン」か、甘くなりすぎない「緩やかフレア」シルエットのピンクワンピースを選ぶことで、スタイリッシュさを両立しましょう。
「薄いピンク」なら柔らかな印象に
ここからは、色味別にピンクワンピースの着こなしをお届けします。主張が強すぎず、チャレンジしやすい「薄いピンク」で柔らかな印象を手に入れて。
白を合わせてクリーンさを漂わせる
薄いピンクのポロニットワンピースを着用していたニコール・キッドマン。白アイテムと共鳴し、透明感が漂っています。クラシカルな形のローファーは、ぺたんこだからこそ程よい抜け感がプラスされこなれ見え。
白黒小物を合わせてミニワンピースをシックに誘導
フリル切り替えやボリューム袖、ミニ丈が甘いライトピンクのワンピースは、白黒の小物でシャープさをプラスし、シックな表情へ。さらにセンターパートのまとめ髪でスタイリッシュさを加速させると大人顔。
力強い配色の小物でモダンさを共存させる
心躍るボリュームスリーブのワンピースは、薄いピンクでロマンティックさをアピール。黒のスポーツサンダルでドレスダウンし、デイリーに引き寄せ。黒の力強さにマッチする真っ赤なバッグを投入し、ぱきっとしたカラーで引き締めるとモダンさを両得できます。
すとんと落ちるボックス型なら甘くなりすぎない
薄いピンクのミニワンピースは、すとんと落ちるボックス型なら甘くなりすぎずちょうどいいフェミニンが楽しめます。手元には、ピンクベージュのバッグを携え調和を取って。かりっとした黒ローファーで締めてフィニッシュ。
辛口小物を合わせ甘辛ミックススタイルを作る
肌の上をすべる、センシュアルなライトピンクのキャミソールワンピースを着用していたヘイリー・ビーバー。ノーズの長いスリングバックのパンプスとバッグを黒で統一し、シックに味付け。リラックス感のあるシェルネックレスが気張らないムードを叶えます。
くびれを強調してグッドガールな面持ちへ
ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のシャーロット役で知られるクリスティン・デイヴィス。上品なシャツワンピースは、薄いピンクを選んでふんわりと優しげな表情へ。同じカラーのベルトでくびれを強調すると、ボトムのフレアが強調され着映え力十分。仕上げにポインテッドトゥパンプスでキレの良さを演出して。
「濃いピンク」で力強いフェミニンを味わう
甘さよりもモード感が漂う「濃いピンク」のワンピースなら、遠くからでも絵になること間違いなし。強いカラーのワンピースをバランスよく着こなす方法を解説します。
Iラインで引き締めを両立
濃いピンクなら、すらっとしたIラインが浮かび上がって黒を活用せずとも引き締まった印象を叶えることができます。ビジューがあしらわれたグリーンのサテンパンプスを合わせ、さりげなくカラーブロックスタイルにトライ。
小花柄ワンピースにモード感をミックス
愛らしい小花柄ワンピースは、力強いしなやかさを備えた濃いピンクを選ぶことでモード感をミックス。足元には重厚感のある黒レースアップブーツを迎え、甘辛ミックススタイルをコンプリート。
素肌をちらりと覗かせ抜け感をプラス
はっと視線を奪うようなヴィヴィッドピンクのワンピースは、ゆったりとした形のニット素材で程よくリラックス。レッグラインに沿う黒ロングブーツを合わせると、スタイルアップが実現。膝周りの素肌を覗かせ、抜け感をプラス。
デザインワンピースで立体的に誘導
ワンピースとシューズで完成させるシンプルスタイルは、鮮やかなピンクとノットデザインのワンピースで着映え力の高さを獲得。すらっと美脚効果が期待できるTストラップのパンプスを合わせ、上品にまとめて。
鮮やかカラーでポジティブに!
ビッグシャツのようなゆとりのあるミニシャツワンピースでエフォートレスなムードを漂わせれば、ブライトピンクも身近な存在に。同じカラーのパンプスと、色のトーンを統一したビタミンオレンジバッグを加え、ポジティブオーラを振りまいて。
「くすみピンク」なら甘くなりすぎず好都合
ピンクワンピースを着るのはちょっぴり照れくさい… そんな方におすすめなのが、糖度が控えめで上品さが漂う「くすみピンク」です。曖昧ピンクが洒落感を演出してくれるのも魅力のひとつ。
くすみピンクに任せればロマンティックに浸れる
シアー素材やボリューム袖、ティアードデザインがロマンティックなワンピースも、ベージュの延長のようなオレンジ寄りのくすみピンクなら糖度が抑えられ、気恥ずかしくなりません。黒小物でシックな空気感を上乗せ。
洗練配色で大人の肌見せスタイルを堪能
ジャケット型がエレガントなミニワンピースを着用していた、モデルのシャニーナ・シャイク。腕と脚をすっきり露出したスタイルも、くすみピンク、黒、白の洗練配色なら大人らしくまとまります。重厚感のある黒のワークブーツがモダンさに貢献。
ドラマティックなフリンジドレスが躍動感を演出
歩くたびに裾にあしらわれたフリンジが揺れるワンピースは、くすみピンクで落ち着いた印象へ。黒小物で引き締めつつも、フラットサンダルを選べば肩の力が抜けあか抜けて見えます。
セットのパンツを忍ばせ洒落感を倍増
オレンジ寄りのくすみピンクのキャミソールワンピースに、同色のパンツを忍ばせ上級な佇まいへ。小物はすべて黒で統一し、シックなムードを盛り上げて。ワンピースをベルトマークすると、セットアップの中に動きが生まれてのっぺりしません。
ダスティピンクのトレンチワンピースで優雅に
トレンチ型がエレガントなワンピースを着用していたメーガン妃。定番のベージュではなく、ほんのりとした色味を感じるダスティピンクを選ぶと洗練の美が宿ります。ヌーディな小物を足し、しなやかにまとめて。
「アウター」羽織りやコートを重ねて立体感アップ
単体でも絵になるピンクワンピースですが、羽織りやコートといった「アウター」を重ねれば立体感がアップして、さらに印象の違いも楽しめます。着こなし幅が広がるコーディネートアイディアをお届け。
黒ジャケットを肩掛けしてハンサムに
薄いピンクと落ち感がしなやかなワンピースを着用していた、モデル、ソーシャライトのポピー・デルヴィーニュ。黒のジャケットをばさっと肩掛けすれば、ハンサムムードがミックスされて格好良い着こなしが完成。
濃いピンクに辛口な黒を重ねて甘さを控えめに
緩やかなAラインがフェミニンなワンピースは、モードなブライトピンクを選びつつ、黒アイテムを掛け合わせることでシュガーレスな装いへ。辛口バイカージャケットは、ショート丈を選ぶと脚長効果を獲得できます。
ベージュと白を組み合わせ品良くまとめて
甘いピンクワンピースも、ハイネックを選べばモダンさを演出することができます。ベージュのジャケットを合わせ、しなやかさを際立てて。エレガンスをアシストする白ブーツで軽やかさもクリア。
ピンクを重ね高揚感溢れる着こなしへ
ミニワンピースとウールコートを淡いピンクでリンクした、高揚感の溢れるコーディネート。ニットワンピースなら、親近感が加わってトゥーマッチになりません。アクセサリー感覚のミニバッグ付きウエストバッグやロングブーツを黒で統一し、かりっと引き締め。
グレーコートをくすみピンクに馴染ませる
くすみピンクのシャツワンピースに、色のトーンを合わせたグレーコートを重ね、まとまりの良さを意識していた俳優のジェナ・コールマン。真っ白な小物を投入すれば、切れ味の良い仕上がりに。
「靴」スニーカーやパンプスなどでテイストチェンジ
コーディネートの印象を左右する「靴」。ピンクワンピースの上品さを高めたり、反対にカジュアルダウンするなら靴にこだわるのが得策。足元に持ってくるアイテムを変えることで、テイストチェンジに繋げましょう。
「スニーカー」で抜け感をプラス
ピンクワンピースの甘さを中和し、気負いないムードを演出するなら「スニーカー」合わせをリコメンド。カジュアルでアクティブなシューズを合わせ、ワンピーススタイルの軽やかさを引き上げ。
「パンプス」できれいめルックをコンプリート
上品さを備えたピンクワンピースには「パンプス」を合わせることで直球なきれいめコーディネートへ。ヴィクトリア・ベッカムはピンク×ライトブルーの配色で、心弾むような大人の色遊びを堪能。
「サンダル」で軽やかな着こなしへ
足首や足先など、華奢な部分が覗くことで軽やかさをアピールできるのが「サンダル」合わせ。アレッサンドラ・アンブロジオはアシンメトリー裾が躍動感のあるピンクワンピースに、フラットサンダルを合わせてリゾートライクな装いにまとめました。
「ブーツ」でスタイリッシュさを獲得
ピンクワンピースにスパイスをミックスするために、格好良さを備えた「ブーツ」をプラス。歌手のアシュリー・ロバーツは、ミモレ丈のワンピースにロングブーツを忍ばせ、辛口に。ベージュならピンクと共鳴してしなやかさをキープできます。
マスキュリンな「ローファー」で受け止める
糖度の高いピンクワンピースも、マスキュリンなローファーで受け止めると大人らしい印象へと導くことができます。王道の黒を選べば、引き締め効果も加わって一石二鳥。
「バレエシューズ」でグッドガールな出で立ちへ
ピンクワンピースの上品さとフェミニンさを引き上げるのが「バレエシューズ」。フラットシューズなので、ちょうどいい外し役としても活躍します。俳優のイザベル・グラヴィットはIラインのミニワンピースに黒バレエシューズを合わせて、コンパクトなシルエットを形成しスタイルアップ。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香