いま注目したいボトムは、ハイウエストのパンツです。
やせ型、身長が低い方、ぽっちゃり型と、体型を選ばずにはきこなせます。
トップスをインして上半身をタイトに、共布のベルトでウエストをキュッとマークして、脚長効果を狙いましょう。

■1:アネット・ウェーバーは…ウエスト位置高めにベルトマークして確実にスタイルアップ

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パンツと靴を同色でまとめると、Iラインがさらに長く見える効果が期待できます。

ドイツ、『インスタイル』の編集長を務めるアネット・ウェーバーはベルリンでSNAPされていました。
ウエスト高めの位置に共布ベルトがあしらわれたパンツに、ブランドロゴの入ったTシャツをコーディネートしてシャープに。
トップスをインして上半身がタイトにまとまるこのデザインのパンツは、ワイドなシルエットでもすっきり見えが可能になります。
さらに黒×アイボリーというメリハリの効いた配色でも、スマートさがアップ。
ノットをセンターにつくる共布ベルトの結び方アレンジは、大人のキャリア女性向きなので、ぜひ見習ってみてください。

■2:マーシャ・セジウィックは…短めの丈で足首をちら見せして抜け感を出せば軽やかさを演出

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肌の色となじみのいいベージュのパンプスは、品よく脚のラインを美しく見せてくれます。

ボーダートップスとアイボリーのパンツで見かけられたのは、ドイツのインフルエンサー、マーシャ・セジウィック。
パンツはカーゴポケットがあしらわれていて、ウエストは紐で絞り上げるデザインが特徴的です。
ゆったりとした流行のリラックスシルエットでも丈を短めにして、足首をのぞかせて着こなせば軽快さがアピールできます。
彼女のように背が低い方は、ワイドパンツをはくときこのように短めの丈にするとバランス良好に。
ボーダーのTシャツをインしてウエストを絞っていることと、同じ色のトーンですっきりまとめていることで、美スタイルが実現するので、お手本にしましょう。

■3:ナタリー・ヘルベルードは…裾もきゅっと絞るデザインならさらに引き締まった印象がアップ

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バッグはかごを投入。かごの素材感によって軽やかさを加味できます。

ノルウェーのブロガー、ナタリー・ヘルゲルードがオスロでキャッチされたときの着こなしです。
ウエストにベルトが付属されたパンツに、シンプルな白シャツをインしていました。
ウエスト周りにボリュームがあっても、ホールド感のあるベルトでマークして着こなせば引き締まって見えます。
自然と上半身の白シャツの面積が小さくなることも、脚長スタイルに効果的です。
ひざから下へかけて細くなり、裾部分も絞ってはくデザインなので、シャープさにつながり、細見えに。
パンツの裾デザインとマッチするモードなストラップサンダルを足元にON。
フラットながらヌーディーなこととパンツと同化することのW効果で、軽やかなベストバランスに仕上がっています。


ハイウエストパンツをはいた体型の違う3人にスポットを当てました。
トップスをコンパクトにまとめ、ウエストのベルトのデザインやパンツの丈を工夫したりと、それぞれのスタイルを生かして脚を長く見せる着こなしを楽しんでいました。
ハイウエストのパンツをかっこよく仕上げるときの参考にしてください。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀