「三国鼎立」ってなんと読む?「みくにけんりつ」ではありません!大人として覚えておきたい!
本日まず、1問目の難読クイズに挑戦していただきましょう。
【問題1】「三国鼎立」ってなんと読む?
「三国鼎立」の読み方をお答えください。
ヒント:「3つの敵対する国が存在する状態」という意味です。
<使用例>
「『三国志』って、私は、三国鼎立までの背景の部分が、面白くて好きなのよ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 三国鼎立(さんごくていりつ) です。
エンターテイメントのモチーフとしても大人気の『三国志』。ここに登場する武将や参謀のファンも多く、知的な話題として、大人の会話に登場することもしばしばですよね?
『三国志』の「三国」とは、魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)ですが、明日・5月22日は、229年、呉の国の孫権(そんけん)が皇帝に即位した日で、中国内に、同時に3人の皇帝が立った「三国鼎立(さんごくていりつ)」成立の日、と言われております。
※有力な一説であり、いつを「三国鼎立の成立」とするかの見解に関しても諸説あります。
ちなみに「三者鼎立(さんしゃていりつ)」と言えば、「3つの敵対勢力が存在する状態」という意味になり、『三国志』のように国の対立以外にも使用できる言葉になります。
…さて、話題を変えまして、2問目は「三」という字の入った、全く方向性の違う難読クイズです。
【問題2】「三和土」ってなんと読む?
「三和土」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:「土やコンクリートで固めた、台所や玄関の土間。」を指す言葉です。
<使用例>
「三浦の別荘は玄関の三和土が広いから、ベビーカーを入れても大丈夫よ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 三和土(たたき) です。
もともとは、粘土、石灰、にがり…と、3種類の材料をまぜて、コテなどで叩いて固めることから「三和土(たたき)」という呼び名がついたようですが、
現在では、素材にかかわらず、家屋の、靴で入る部分を「三和土(たたき)」と呼ぶようです。
本日は、「三」という字の入った言葉
・三国鼎立(さんごくていりつ)
・三和土(たたき)
などをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱