「海淵」ってなんと読む?「うみふち」ではありませんよ!読めないと恥ずかしい!
明日、6月8日は、国連が制定した国際デーの一つ『World Oceans Day(世界海洋デー)』です。
「海の自然保護と海からの恵みに感謝すること」を目的とし、「世界の海はつながっており、国や国境を越えてみんなで海を大事にしていこう」という呼びかけが行われています。
日本は島国ですので、外国の事を「海外」と呼ぶ言葉があるほどですし、日々の生活の中で海の恵みを感じる機会、多いですよね?
本日は「海」にまつわる難読漢字クイズをお送りします。
【問題1】「海蘊」ってなんと読む?
「海蘊」の読み方をお答えください。
ヒント:酢の物でお馴染みの食用できる海藻です。沖縄などではこれの天婦羅も食します。
<使用例>
「海蘊って酢の物の状態で売られていることが多いけれど、そのままのものを素麵に入れるのが好きなの。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 海蘊(もずく) です。
「蘊」という字は「蘊(つ)む」「蘊(たくわ)える」とも読むので、細い海藻がたっぷりと、つみたくわえられたような…という意味合いで「海蘊(もずく)」なのでしょう。
こんなに難しい字を書くとは驚きですね。
さて、2問目は、比較的簡単な字で構成された熟語ですが、読めるでしょうか?
【問題2】「海淵」ってなんと読む?
「海淵」の読み方をお答えください。
ヒント:「海底の特に深い凹地。ふつう海溝中にあり、発見船の名を冠して呼ぶことが多い。」という意味の言葉です。
<使用例>
「世界一深い海淵って、水深一万メートル以上あるんですってね!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 海淵(かいえん) です。
「マリアナ海溝(かいこう)」など「海溝(かいこう)」という単語はわりとポピュラーに知られていますが、
海溝の中でも特に深い部分を意味する「海淵(かいえん)」、意外とご存知ない方が多いようです。「淵(ふち)」の音読みの「エン」もサッとイメージしにくいので、必要な時に誤読の無いよう、今回は「海淵(かいえん)」を取り上げてみました。
世界一深い海として知られているのが「マリアナ海溝」の中にある「チャレンジャー海淵」で、水深1万920メートルです。
本日は、6月8日『World Oceans Day(世界海洋デー)』にちなんで
・海蘊(もずく)
・海淵(かいえん)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:United Nations website
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱