上品フラットシューズは、気張ってないからこそ着こなしに抜け感を宿し、垢抜けた印象へと導いてくれる頼れるアイテムです。

ご紹介する三人のセレブたちが選んでいたシューズを早速チェックしてみましょう。

■1:エマ・ロバーツは…カジュアルルックを王道きれいめフラットで格上げ

足元だけきちんと。たったそれだけで、ぐっと洗練された雰囲気にまとまります。
足元だけきちんと。たったそれだけで、ぐっと洗練された雰囲気にまとまります。

LAの街中を歩いていた女優のエマ・ロバーツは、王道きれいめフラットシューズを活用してコーディネートのクラスアップを図っていました。

夏の太陽によく似合う、フレッシュなオレンジのロゴTシャツとブルーデニムパンツの組み合わせで季節感たっぷりに。デニムパンツは女性らしいフレアシルエットを選んだことで、カジュアルになりすぎるのを防止しています。またクロップド丈で足首を覗かせ、スタイルアップ効果をプラス。

足元に選んだフラットシューズは、クラシカルなバレエシューズ。レザー素材や穏やかなブラウン、ラウンドトゥのディテールがコーディネートをたちまち品良く見せてくれます。仕上げに、ベルトとバッグもシューズと同じブラウンを選んで優しく引き締めていました。

■2:スキ・ウォーターハウスは…ポインテッドトゥで可憐なルックにスタイリッシュさを添える

白とブラウンの穏やかな色合わせで、優雅な佇まいへと導いています。
白とブラウンの穏やかな色合わせで、優雅な佇まいへと導いています。

ウィンブルドン選手権の会場に姿を見せた、モデル、女優のスキ・ウォーターハウス。彼女が選んだのは、すっと脚長に見えるポインテッドトゥのフラットシューズでした。

すとんと縦に落ちるシンプルな白のキャミソールワンピースに、透け感のあるレースワンピースをレイヤードして奥行きと立体感を演出。上に重ねたワンピースがオフホワイトなので、柔らかく見せることに成功しています。

可憐なワンピーススタイルにスタイリッシュさを添えるべく、足元にはシャープなポインテッドトゥの編みフラットシューズをオン。ノーズが長いからこそ、フラットなのに脚長効果が手に入るのが嬉しいポイントです。

バッグもシューズと同じブラウンをセレクト。定番の黒だとコントラストがつきすぎるところ、ブラウンを選んだことで品の良さが盛り上がります。

■3:エレン・ポンピオは…存在感のあるモダンなフラットサンダルでお洒落心をアピール

オールブラックだからこそ、足元のゴールドがよく映えてシンプルなのに絵になります。
オールブラックだからこそ、足元のゴールドがよく映えてシンプルなのに絵になります。

人気ドラマ『グレイズ・アナトミー』でおなじみの女優、エレン・ポンピオをLAにてキャッチ。オールブラックコーディネートに華を添える、フラットサンダル姿を見せました。

それだけでコーディネートが完結するワンピースは、身幅や袖幅にゆとりがあり、まさに今季らしいリラックスな一枚です。シックな黒なので、ルーズになりすぎる心配もありません。

彼女が選んだフラットシューズは、アッパーに大ぶりのゴールドチャンキーチェーンがあしらわれた存在感のあるサンダル。モダンな装飾のおかげで、いわゆるスリッパサンダルもラフにならずモードにきまります。

マスクも徹底的に黒にこだわりながら、白黒のヘアスカーフですっきりおでこを見せたことで軽やかさをプラス。手元には品の良さを助長するブラウンのレザーバッグを添え、メリハリ配色を作っていました。


疲れにくい、こなれて見える、品の良さも確保できる… そんな嬉しいディテールが盛り沢山なのが「上品フラット」です。この夏、相棒シューズとしてお気に入りの一足を見つけてみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香