コロナ禍で昨年は中止となったG7サミットが、2年ぶりにイギリスのコーンウォールにて開催されました。

Elizabeth II (エリザベス女王)やPrince William Duke of Cambridge(ウィリアム王子)、Kate the Duchess of Cambridge(キャサリン妃)も登壇し、各国首脳陣をおもてなししていました。

ファーストレディたちの動向やファッションも注目の的に。中でも5月に結婚したばかりのホスト国のファーストレディCarrie Symonds(キャリー・シモンズ)さん、今回のG7サミットが外交デビューの米国大統領夫人Jill Biden(ジル・バイデン)さん、世界中の女性の憧れフランス大統領夫人Brigitte Macron(ブリジット・マクロン)さんの3人は、色鮮やかなワンピース姿が話題となりました。

彼女達の気品と存在感溢れるコーディネートをチェックしていきましょう。

■1:【キャリー・シモンズさん】海風に揺れるフューシャピンクの可憐なワンピーススタイル

ファーストレディたちの特別な日のカラフルスタイル
アクセサリーは華奢なブレスレットとリングのみ。足元はアンクルストラップのサンダルを合わせました。チェック柄でさりげなく英国調を取り入れています。

英国Boris Johnson(ジョンソン首相)の婚約者として注目されていたCarrie Symonds(キャリー・シモンズ)さん。G7サミットの直前、5月末に身内だけで極秘結婚式&入籍を済ませ、晴れてファーストレディとなった彼女は、首相夫人としての貫禄はすでに十分、ホスト国のファーストレディとして大活躍しました。

フェミニンなコーディネート、特にワンピースを愛用するキャリーさんが、後世に残る記念撮影時の服として選んだのは、眩しいフューシャピンクのワンピース。ジョンソン首相の故郷の海辺の村に映え、優しい海風をはらむワンピースがたまらなくエレガントでした。

■2:【ブリジット・マクロンさん】ワンピースにコートをレイヤードした鮮やかブルースタイル

ファーストレディたちの特別な日のカラフルスタイル
足元にはプレーンでシックなブラックのパンプスをセット。背筋が伸び、脚が美しく整うヒールパンプスを愛用。

エイジレスなフレンチシックスタイルが世界中の女性を夢中にさせているBrigitte Macron(ブリジット・マクロン)さん。すでに数回サミットは経験し、ホスト国ファーストレディを務めたこともあります。

この日はご自慢の脚線美をアピールできるミニ丈のワンピースにコートを重ねたシックなスタイルで登場。多色使いしないのも、ブリジットさんらしい着こなしのポイントです。

オフィシャルなシーンではこのようなブルー、レッド、ホワイトのフランス国旗のトリコロールカラーの一色を着用することが多いようです。

■3:【ジル・バイデンさん】マーメイド風シルエットの真っ赤なコンシャスワンピース

ファーストレディたちの特別な日のカラフルスタイル
足元まで赤一色でまとめた印象的なスタイル。アクセサリーをプラスしてポイントに。

英国のキャリーさん同様、ファーストレディとして初の外交デビューだった米国大統領夫人Jill Biden(ジル・バイデン)さん。参加国ファーストレディとしては唯一、エリザベス女王やキャサリン妃とも個人的に交流し、存在感をアピールしました。

この日選んだのは、原色を好むジルさんらしい真っ赤なワンピース。全体的にマーメイドのような立体的なカッティングが施されたデザインが、女性らしい魅力を引き出していました。


今回は、6月にイギリスで2年ぶりに開催されたG7サミットで色鮮やかなワンピース姿を披露した3国のファーストレディたちの装いにフォーカスしました。色鮮やかなワンピース姿は、見ている私たちにもパワーを与えてくれます。これから訪れる夏のシーズンにぜひ取り入れてみてください。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
阿部有希
EDIT :
石原あや乃