【第7問】「日本酒度」と、お酒に含まれる甘み成分の数値で、数値が高くなればなるほど甘みが強く、数値が低くなるほど甘みが少ない。
「NO」と答えたあなた、正解です。
日本酒のラベルに書かれていることのある「日本酒度」とは、お酒に含まれる甘み成分の数値です。なので、設問の文章の前半は「〇」。ただし、数値が高くなればなるほど甘みが少なく(辛口になりやすい)、数値が低くなるほど甘みが多くなる(甘口になりやすい)という点に要注意です。
ひとつの目安として、+6.0以上だと「大辛口」。-6.0未満だと「大甘口」。一般的に、人気があるのは+1から4あたりの「やや辛口」だと覚えておきましょう。
ちなみに、日本酒には辛み成分を直接表す指標はありません。というのも、そもそも日本酒の原料はお米。甘みは測定できても辛さの測定はできないからです。
よく「辛口のお酒が好き」という言い方がありますが、お酒の成分的には、厳密には辛いお酒というものは存在せず、甘みが多いか少ないかで好みを見極めることになります。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 中田綾美
- EDIT :
- 谷 花生