以前に比べてカジュアル化したワードローブのなかで、存在感を増しているアイテムがデニム。おしゃれの自由度が増えたいま、オン・オフを超えて活躍するスタンダードになりました。
そこで、ラグジュアリーブランドより、今っぽさとクチュール感、上質さ、洗練性…、と大人にとってふさわしい要素をもつ「デニム」をパンツとスカートに分け、全2回でご提案。昨日公開した【パンツ編】に続いて今回は、「グッチ」「ディオール」「クロエ」「エンポリオ アルマーニ」よりスカートをピックアップしました。
上質小物を合わせればこなれた大人っぽさを漂わせ、スニーカーやトートバッグといったカジュアルアイテムを合わせてもラフすぎない装いに仕上がるデニムスカートは、美シルエットのミディ～ロング丈を選ぶのが鍵。おしゃれの醍醐味を感じさせるとともに、今の気分にも寄り添います。
■１：グッチ｜遊び心を効かせたラフな裾で軽やかに
ダークブルーのウォッシュドデニムの裾にローエッジ（切りっぱなし）のトリムが施され、ヴィンテージな風合いに仕上げられています。ひと技効いたデザインが抜け感をもたらし、洗練されたムードを演出。
シンプルなリブニットの裾をインすれば、Aラインのフェミニンなシルエットが際立ちます。
■２：ディオール｜メゾンを象徴するフレアなシルエット
ラフなデニム素材と、フェミニンなプリーツの組み合わせがモダンな印象を漂わせるミディスカート。奥行きを感じさせるブルーのグラデーションカラーが、纏うだけでスタイリッシュな存在感へと導きます。
ブラウスを合わせた端正なルックや、ニュアンスある色味をいかしてワントーンですっきりまとめるのもおすすめ。
■３：クロエ｜Iライン効果でスタイルアップを叶えるペンシルスカート
リサイクルストレッチデニムを使用。水を使わない工程で生まれたレザーウォッシュ加工による色落ちが特徴です。ハイライズなミディ丈デザインと、フロントの高さのあるシームが縦長のシルエットを作り出します。ウエストにあしらわれたスタッズで、スタイリッシュな仕上がりに。
小粋なディテールを際立たせるように、トップスは白Tシャツを合わせ、小物で色を加えた着こなしも素敵です。
■４：エンポリオ アルマーニ｜シックなトーンで上品に纏える膝下丈
深みのあるインディゴブルーの色味なので カジュアルになりすぎず、エレガントに着こなせます。パンツのような腰回りのデザインが、シンプルなシルエットのスカートに個性をプラス。サイドジップを備えているため簡単に着脱できます。
ハイウエストで脚長に見せてくれるのもポイント。クロスボディバッグを合わせて軽快に仕上げるのが今の気分です。
気取りなく、心地よさがありながら、気品や優美さを兼ね備えた、ラグジュアリーブランドのデニムスカートをご紹介しました。
大人のエレガンス薫る最旬スタイルを、この秋ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- WRITING ：
- 神田朝子
- EDIT ：
- 谷 花生
