2022年、令和4年の干支は「寅」。老舗和菓子店「とらや」からは、12年に1度の「寅」の年にちなんだ和菓子が、今秋から順次販売開始されます。
「たくさんの方と喜びを分かち合い、寅年が、明るく楽しい1年となりますように」。そんな想いが込められたとらやの新春の和菓子。干支「寅」にちなんだものだけではなく、歌会始のお題「窓」にちなんだ新商品も販売されますよ。
本記事では、2021年11月14日(日)の「寅の日」から順次販売開始となる、とらやの期間限定商品を6種類ご紹介します。
とらやと楽しむ寅年!とらやの限定和菓子6選
■1:定番人気の羊羹も限定パッケージで「干支パッケージ 小形羊羹」
とらやを代表する羊羹「夜の梅」「おもかげ」「新緑」の3種類が、干支「寅」のパッケージで登場します。「とらやの羊羹とともに、明るく穏やかな新年をお迎えいただきたい」という想いが、朗らかな虎の姿に込められているそうです。
とらや全店での販売となり、2021年11月14日(日)〜2022年1月下旬までの販売予定ですが、なくなり次第終了となるため、ご購入はお早めに。
また、干支パッケージ「小形羊羹」は、虎柄化粧箱でも限定発売されます。笑顔あふれる年になるように、との願いを込めて、明るく賑やかなデザインが施されていますよ。
ご自宅用だけでなくカジュアルなギフトにもおすすめ。こちらはとらや全店にて2021年12月20日(月)〜2022年3月下旬予定の販売ですが、やはりなくなり次第終了となるため、気になる方はお早めに。
なお、干支パッケージ「小形羊羹」の販売終了後は、通常パッケージの小形羊羹の詰め合わせとなるそうです。
■2:春の訪れに心躍らせて… 干支羊羹「孟春の虎」
「春の初め」を意味する言葉である「孟春(もうしゅん)」。こちらの干支羊羹「孟春の虎」は、春の訪れに心躍らせ、風を切って走る虎の横姿が、黄色の煉羊羹で表現された期間限定の羊羹です。
2021年11月下旬〜2022年1月中旬の発売予定です。一部取り扱いのない店舗もあるため、詳しい販売状況は各店舗にお問い合わせくださいね。
■3:虎に見立てた求肥製の生菓子「陽光の虎」
「陽光の虎(ようこうのとら)」は、白餡を包んだ黒砂糖入の求肥に、黄色のカルメラをまぶし、虎斑(とらふ)模様をあらわした生菓子です。カルメラと求肥がきらめくように見えるさまを、太陽の光を浴びながら気高くたたずむ虎に見立てています。
とらやの生菓子取り扱い店にて、2021年12月16日(木)〜2022年1月15日(土)の販売予定です。
■4:虎と竹の焼印をほどこした薯蕷製の生菓子「虎猛ぶ」
「虎猛ぶ(とらたけぶ)」は、御膳餡入りの薯蕷(じょうよ)饅頭に、黄色と緑の色を差し、虎と竹の葉の焼き印を押した生菓子です。日本画の題材としても好まれてきた「虎と竹」。竹林で虎が猛々しく嘯く(うそぶく)さまをあらわしています。
こちらは関東・京都地区のとらやの生菓子取り扱い店にて、2021年12月16日(木)〜2022年1月15日(土)の販売予定です。
■5:歌会始のお題「窓」をあらわした御題羊羹「光さす」
年頭に行われる宮中行事「歌会始の儀」。令和4年の歌会始のお題が「窓」であることから、とらやでもお題にちなんだ羊羹や生菓子が販売されます。
こちらの御題羊羹「光さす(ひかりさす)」は、夜が明け、少しずつ明るくなっていく窓辺の様子を白道明寺羹で、部屋に差し込むやわらかな朝の光を薄紅色と薄黄色の煉羊羹で表したものです。
こちらは2021年11月下旬〜2022年1月中旬の販売予定。一部取扱いのない店舗もあります。
■6:コクのある風味を楽しめる琥珀製の生菓子「朝の窓」
こちらの「朝の窓(あしたのまど)」は、朝の光が少しずつ見え始めた窓をクチナシの実で染めた琥珀製で、これから朝を迎える部屋の静かな様子を羊羹であらわした生菓子です。
羊羹には糖蜜をたっぷりと含んだ「白下糖」が使用され、コクのある風味を楽しめますよ。
こちらは関東・京都地区のとらやの生菓子取り扱い店にて、2021年12月16日(木)〜2022年1月15日(土)の販売予定です。
12年に1度の「寅」の年。まさに虎がモチーフの「とらや」の羊羹や生菓子は、寅年の新年にぴったりです。
ご自宅での新年のお茶菓子や、自分へのご褒美、新年のご挨拶周りの手土産などに、ぜひご活用くださいね。
※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
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- 伊東ししゃも 編集者・ライター
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