【第1問】寒い時期には42度以上のお風呂に浸かるとよい?
「YES」と答えたあなた、不正解です。
睡眠によいコンディションを作るには、“40度に浸かる”のが適切。42度以上だと、交感神経が優位になり、寝つきが悪くなるというデメリットがあります。 寒いからといって、むやみにお湯の温度を上げるのはNGです。
睡眠の質の鍵を握るのは、深部体温(体の内側にある内臓や脳などの温度)。入浴の温熱作用によって深部体温が一時的に上がり、その後、お風呂上がりに下がることで、ぐっすり眠ることができます。
入浴で深部体温をしっかり上げるには、少しぬるめの40度に15分間浸かるのが目安です。42度を超えると、熱すぎて長く浸かっていられないので、体の深部体温を十分に上げられません。また39度以下は副交感神経が優位にはなりますが、短時間で深部体温を上昇させることが難しいです。
お風呂は40度に15分間浸かり、汗をかかなければ5分追加しましょう。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 中田綾美
- EDIT :
- 谷 花生