【目次】
「パンツ」は洗練感の宿るかっこいいスタイルへ
ヴィクトリア・ベッカムの「パンツ」スタイルは、定番アイテムを使っていても着崩し方にこだわったり、大胆な色合わせでこなれたオーラを放ちます。シンプルからモードまで、絵になるパンツスタイルをお届けします。
「穿き方」と「持ち方」で垢抜けさせて
定番色、アイテムを使った着こなしですが、パンツを腰落としで穿いたり、ビッグトートバッグをクラッチ風に抱えることでこなれた表情に仕上げています。
ニュアンスカーキで雰囲気たっぷりに
タートルニットとスラックスのシンプルワンツーは、ニュアンスのあるグレイッシュなカーキカラーを選ぶことで「雰囲気のある人」な佇まいへ。
寒色ネイビーを支えるグレーと白
ノーブルなネイビーニットトップスに、グレーと真っ白というスタイリッシュな色を添えることできりりと大人らしく。
つかず離れずなシルエットでモダンに誘導
白とパステルブルーという爽やかな配色も、つかず離れずな絶妙シルエットにこだわりつつ、パンツを腰落としで穿くことで垢抜け。
ぬくもりコーデに切れの良さを授けて
たっぷりネックのホワイトタートルニットとチェック柄パンツという温度を感じる装いも、Vカットパンプスでシャープさを授けるのがヴィクトリア流。
定番カジュアルにきれいめ小物を添えて
プリントTシャツとジーンズという定番カジュアルは、程よく身体が泳ぐシルエットを選んで今っぽく。小物はきれいめで統一し、クラスアップに繋げています。
スパイス小物で「着映え」を実行
プレーンな白Tシャツに、ほんのりダメージの入ったブルージーンズを合わせ表情をつけて。シルバーのチャンキーチェーンネックレスと真っ赤なパンプスでスパイシーな味付けを。
ロゴ入りで単調さを回避
シンプルな白黒コーディネートのアクセントになるよう、ロゴTシャツをセレクト。ここでも、パンツは腰落としで。クラッチバッグを小脇に抱えると、伊達男のようなかっこいいオーラを放てます。
大人のシンプルカジュアルの作り方
こちらのコーディネートでも、パンツの腰落とし、ビッグトートバッグをクラッチ風に抱えるテクニックを披露。ちょっとした着崩しで、シンプルカジュアルが様になります。
白を基調として凛とする
トップスからシューズまで、全て白で繋げたコーディネート。パンツをゆったり穿きつつ、フラットサンダルを合わせたことでエフォートレスなムードが盛り上がります。
差し色の赤が大きく作用
パステルブルーのニットプルオーバーに、イエローのグラフチェックが新鮮な白パンツを合わせフレッシュな配色へ。そこに鮮烈な赤シャツを覗かせ、エッジを効かせました。
カラーブロックでモードな佇まいへ
シンプルなプルオーバーとパンツという着こなしも、こんな鮮やかカラーの組み合わせならモード感たっぷりに仕上がります。
赤を基調として目を引くスタイルへ
マルチボーダーとパンツ、バッグを赤で統一した目を引く着映えスタイル。上下にバランスよく黒が散っているので、きりっと印象が引き締まります。
レザー素材と少量の赤でかっこよく
白Tシャツと黒パンツという定番ワンツーも、パンツの素材をレザーに置き換えることで辛口に。真っ赤なベルトを添えれば、オーソドックスな配色がたちまち新鮮に着地。
抑揚シルエットで黒コーデに動きをつけて
オールブラックスタイルは、細身のトップスとシューズを選び、インパクトのあるガウチョパンツを引き立てることでメリハリたっぷりに。
真っ赤なセットアップで楽して絵になる
ゆったりシャツとパンツのリラックスセットアップも、こんな鮮やかな赤なら簡単に着映え効果が手に入ります。グリーンピアスのセレクトも粋!
淡いグリーンで軽やかさをプラス
黒とコンパクトなシルエットで統一したシンプルスタイル。そこに淡いグリーンのポインテッドトゥブーツを合わせ、軽やかな印象と洒脱なムードを手に入れました。
ニュアンスカラーで品よく
パープルとグリーンという新鮮な色合わせも、ニュアンスカラーを選ぶことで大人らしくまとめることに成功しました。
「スカート」をスタイリッシュに着こなす方法
フェミニンな「スカート」スタイルも、ヴィクトリアの手にかかればスタイリッシュな印象に。都会派ムードを盛り上げる着こなし術をチェック。
ビッグトートでモダンさをミックス
マルチカラーのプリーツスカートをアクセントに、シャツとのコンサバスタイルをブラッシュアップ。白のビッグレザートートバッグでモダンさをミックスすれば、スタイリッシュにまとまります。
マチュアなボルドー×切れの良い白で抑揚を
深みのあるボルドーで統一したプルオーバーとパンプスの組み合わせに、シャープな白のナロースカートを合わせ切れよく整えて。
ポジティブイエローが黒によく映える
黒で統一したタートルニットと小物の着こなしに、イエローのプリーツスカートを合わせ、目に留まる着こなしへ。ヴィヴィッドすぎない、程よく淡いイエローで強さを中和しているのがお見事。
最高にかっこいいスカートスタイルの作り方
無駄を削ぎ落とした、ミニマルシックなスカートスタイル。スカートも、パンツ同様腰落としで穿くことでマスキュリンなオーラを放っています。
カラー×カラーでエレガントをブラッシュアップ
シャツ、スリットスカート、パンプスというエレガントな着こなしも、ピンクとブルーの配色でモダンさをミックスし、モードに昇華させました。
寒色と暖色でメリハリ付け
ティアードフリルがドラマチックなネイビースカートに、ライトブルーのシャツを合わせ爽やかに。そんな寒色と相反する暖色のボルドー小物をかけ合わせ、メリハリしっかりに誘導。
真っ白なキャンバスに少量の赤と青をオン
白で統一したフリルカラーのブラウスとスカートというフェミニンルックも、赤を顔周りに、青を足元に少量効かせることでモダンな表情に。
柄ON柄で上級者な佇まいへ
アーガイル柄ニットプルオーバーに、チェック柄スカートを合わせた柄ON柄コーディネートは、渋色で統一することで主張を控えめに。白シャツのシャープな襟が切れを授けます。
パステルグリーン×ベロアでキャッチーに
シャツとプリーツスカート、華奢ストラップサンダルというコンサバスタイルは、パステルグリーンとベロアというキャッチーなスカートを選ぶことで無難を回避。
淡色×原色でメリハリある色使いへ
ラベンダーカラーのニットプルオーバーに、真っ赤なスカートとシューズを合わせ、色のメリハリを。色と色をぶつける上級テクニックも、片方を淡色にすれば意外とチャレンジしやすいです。
モードなボトムコーデで定番ニットが見違える
着回しやすそうな定番のカーキタートルニットプルオーバーも、レザー素材で統一した黒タイトスカートと赤ブーツの組み合わせならモード感たっぷりに整います。
セットアップ活用でテクいらずで様になる
モダン柄や、するりと肌の上を滑るサテン素材がリッチな、キャミソールとスカートのセットアップを活用すれば、テクニックいらずで絵になります。
ワインレッドでリンクさせて
愛らしいチェック柄のシャツ×スカートのセットアップも、ワインレッドとくすみパープルの色合わせならシックに。小物もチェック柄のカラーと統一させ、すっきりと。
「ワンピース」スタイルが垢抜けて見えるテクニック
それ一枚でコーディネートが完成する「ワンピース」だからこそ、デザイン性の高いアイテムを選んだり、小物合わせや色使いで垢抜けを叶えているヴィクトリア。いつものワンピーススタイルにマンネリしているのなら、是非参考にしてみてくださいね。
白ストライプとイエローで清潔感たっぷり
透かしストライプが爽やかさを後押しする白ワンピースに、淡いイエローのポインテッドトゥパンプスを合わせ清潔感たっぷりにまとめました。
シンプルだからこそ色にこだわって
クラシカルなシルエットのワンピースとパンプスというシンプルな組み合わせも、ピンクと水色という色合わせなら鮮度を授けることができます。
清々しいブルー小物でシャープさを加味
ベージュやブラウンの穏やかカラーの柄ワンピースに、ぱきっとした鮮やかな水色の小物を合わせることでシャープさを加えています。
レイヤード×小物テクでモダンさをアピール
エレガントな花柄ワンピースに、ボルドーのタートルニット、ベルトを加えることでメリハリをプラス。そこに目が覚めるような鮮やかグリーンのパンプスを添え、着映えを叶えました。
ぱきっとしたレッドとピンクで高揚感を授ける
まとえば胸が高鳴るような真っ赤なワンピースに、ホットピンクのパンプスを組み合わせポジティブオーラ溢れる装いへ。
ワンショルダーでシックにきめて
ボディラインに沿う黒ワンピースは、ワンショルダーデザインを選ぶことでスタイリッシュさを上乗せ。大きめのクラッチバッグをさっと抱え、こなれた表情を後押し。
赤とチャンキーチェーンを共鳴させる
こちらは、先ほどのワンピースの赤バージョン。パンプスのカラーもリンクさせ一体感を作ったら、チャンキーチェーンがモダンさを醸すバッグをクラッチ風に抱えてこなれ顔に。
深みのあるボルドーとカーキで大人の魅力を放つ
総柄ワンピースに、柄の色とリンクさせたワインレッドのタートルニットとオープントゥブーツを組み合わせ奥行きを演出。カーキのバッグを投入し、マチュアな魅力溢れる色合わせへ。
ちらりと覗かせた赤で無難を脱却
ブラウンのシンプルなワンピースも、インに真っ赤なシャツを忍ばせることで表情が一変。白のVカットパンプスでシャープさを加えれば、小気味良いカラーバランスに。
レイヤード術でリズミカルに魅せて
赤のVネックワンピースに、水色シャツを忍ばせリズミカルな配色コーディネートへ。ぱっと目を引く色合わせなので、穏やかなブラウンのパンプスでその色の強さを中和すると好バランス。
「アウター」で立体感を盛り上げて
最後に「アウター」を投入して立体感をアップさせたコーディネート例をお届けします。参考にしやすい、ベーシックカラーのアウターをメインにピックアップ。
襟を立たせてきりっと見せる
ボルドーで統一したトップスと小物に、グレーのパンツを合わせシックな色合わせへ。そこにベージュコートを投入し品の良さを助長したら、襟を立ててきりっとかっこよく誘導。
仕立ての良いチェスターコートで端正な表情へ
黒で統一したミニマルな装いに、ベージュのチェスターコートを合わせクラシカルな佇まいへ。仕立ての良さを感じるシルエットが、リッチなムードを醸します。
きゅっとベルトマークしてメリハリラインを作る
全身黒で統一したスタイルは、レーストップスを選んだりVスリットのパンツを合わせることで単調さを回避。仕上げにコートを共布ベルトでウエストマークし、メリハリシルエットを作ると美体型に。
イエロージャケットを重ね、ぱっと華やかに
淡いイエローのタートルニットにブルージーンズを合わせた好印象配色。さらにトップスと同色のジャケットを重ねたことで、華やかさと奥行きがアップします。
カラー×カラーの繋ぎ役としてベージュコートを活用
赤ストライプシャツとくすみオレンジパンツというカラー×カラーコーディネートは、中間色であるベージュコートを重ねることで色を繋げ、まとまりよく仕上げています。
黒コートをばさっと羽織って颯爽と
白の上下と明確なカラーコントラストがつく黒コートを重ね、直球なスタイリッシュコーディネートへ。少量の赤が好作用し、絵になります。
カモフラージュ柄でハンサムにきめて
黒と好相性なかっこいい表情のカモフラージュ柄アウターは、ナイロン素材を選ぶことでスポーティな切れの良さを授けました。
白投入でフレッシュカラーを引き立てる
生き生きとしたブルーシャツとオレンジパンツの色合わせは、白のロングコートを重ねることでそのフレッシュな表情を引き立てることができます。きちんと感も両立できて、一石二鳥。
つややか襟でリュクスな雰囲気へ
ツヤのある襟がリュクスなムードを醸す黒コートを主役に、シックな黒コーディネートをメイク。赤のパンプスと緑のイヤリングを差し色として加えれば、着映え力抜群です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香