『Precious』12月号では、今気分の「ドレスアップ」を特集しています。大切な人と集う日を何気ないもので終わらせず、特別感をもたらすことを原動力に、おしゃれの感覚を取り戻して。

今回は特別感のあるおしゃれがさらに楽しめる小物から、自分のためだけに誂えたビスポークまで、ドレスアップの日のためだけに揃えたい、スペシャルアイテムを7点ご紹介。

また、担当編集とエディターが語る『SATC』続編『And Just Like That…』から新アドレスまで、この冬のドレスアップにまつわるあれこれについて語るトークもお届けします。

ドレスアップの日のためだけに揃えたい…! スペシャルアイテム集

手に取るだけでわくわくし、特別感のあるおしゃれが  さらに楽しめる小物から、自分だけという贅沢感が  うれしいビスポークまで…。担当編集&エディターが  この冬気になる、ドレスアップトピックを厳選しました!

■1:「ヘッドアクセサリーで意外性のある華やぎ感を楽しんで!」

マスク着用でもマンネリ化して見えないヘアアクセサリーが、今おしゃれ通の大人の間で人気を集めています。モードなブランドで見つけた逸品なら、コンサバにならずに、トレンド感のあるドレスアップが叶います。

アクセサリー_1,クリスタル_1
ヘッドドレス[左]¥198,000(グッチ ジャパン)、[右]¥113,300(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)

Gucci(グッチ)
グリーンのクリスタルと揺れるロゴが際立って。グログランリボンのバンドで、フィット感を調整できる。

Roger Vivier(ロジェ ヴィヴィエ)
大粒のクリスタルが浮かぶ、ティアラのようなデザイン。

■2:「マイクロバッグがニューノーマルなお出かけシーンにマスト!」

バッグはますますミニチュア化し、この冬はスマートフォンさえ入らないサイズのバッグが話題です。ワンピースやジャケットのスタイルに、マイクロバッグを斜め掛けするだけで、おしゃれ度が急上昇すること間違いなし!

バッグ_1,小物_1
[左]バッグ[縦10×横10×マチ5cm]¥288,200(ヴァレンティノ ジャパン〈ヴァレンティノ ガラヴァーニ〉)、[右]チェーンクラッチ[縦10.7×横10.7×マチ5.5cm]¥806,300(シャネル)

Valentino Garavani(ヴァレンティノ ガラヴァーニ)
スタッズ使いで切れ味よく。

CHANEL(シャネル)
コスメケースのようなフォルムに胸が躍る。

■3:「特別なシーンこそこだわりたいからビスポークに挑戦を」

特別なシーンで自信をもてる一着を手に入れたいなら、ジョルジオ アルマーニでパーソナライズを。また、クリスチャン ルブタンで星座を選べるサービスも必見です。スペシャル感のあるアイテムで、気分を盛り上げて!

ジャケット_1,パンツ_1
ジャケット¥649,000・パンツ¥418,000/共にオーダー価格(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)

Giorgio Armani(ジョルジオ アルマーニ)
パーソナライズが楽しめる「メイド トゥ オーダー」サービスは、特別なファブリックが揃う。オーダーしてから納品までは約6週間。サービスが受けられるのは、「アルマーニ/銀座タワー」含め、現在8店舗。

限定品_1,靴_1
靴[ヒール0.5cm]¥310,200 ※写真は山羊座(クリスチャン ルブタン ジャパン)

Christian Louboutin(クリスチャン ルブタン)
星座をテーマにした『ホロスコープコレクション』は、12種類の靴から選び、好みの星座をカスタマイズできる仕組みに。「松屋銀座店」でのイベント(11月12日~21日)でオーダー可能。

■4:「手持ち服が激変するビジューな付け襟で旬の煌めきをGet!」

この冬のイチ推しアイテムでもある付け襟は、ブローチ感覚で手軽に楽しめるのも魅力。ビッグカラーのブラウスなど、大きめな襟がトレンドの今季。ビジューの付け襟なら、ネックレス以上の着映えも期待できます。

ネックレス_1,パール_1
付け襟ネックレス¥627,000(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)

Dior(ディオール)
ゴールドトーンの襟形メタルに、600粒以上のホワイトレジン パールを手作業であしらった、なんとも贅沢な逸品。フロントで揺れる、小さなローズが可憐。


【担当編集E&エディターKが語り尽くし】「デイリー・ドレスアップ」でおしゃれする楽しさを再び!

本企画を担当した、編集EとエディターKが私的な見解でこの冬のドレスアップにまつわるあれこれをトーク。おしゃれの参考になる海外ドラマから新アドレスまで語ります。

着映えスタイルの宝庫!?『SATC』続編『And Just Like That…』が待ち遠しい!

ドラマ_1
 左:Photo by Jason Howard/Bauer-Griffin/GC Images 右:Photo by Gotham/GC Images

『SATC』続編『And Just Like That…』

米「HBO Max」にて12月に配信予定の新ドラマ『And Just Like That…』の撮影風景から。ファッションだけでなく、現代版の本音トークも気になるところ。

編集E(以下 E)—伝説的な海外ドラマ『SATC』の続編がいよいよ全米で12月に公開されますね。進化したファッションも期待大!

エディターK(以下 K)—私も待ち遠しすぎて! 『SATC』は、着映え服の宝庫でしたよね。チュールスカートやカクテルドレス、パール使いなど、今見ても新鮮。主人公のキャリーたちがよく飲んでいたカクテル「コスモポリタン」も真似してオーダーしてました。

E—キャリーといえば、クローゼットもわくわく感があって。おしゃれを楽しむことを肯定してくれました。続編ドラマでは、『SATC』時代にキャリーが愛用していたスタッズベルトや、マノロ ブラニクの靴が再び登場するようで要チェックですね。

靴_2
『SATC』効果で大人気! 靴¥172,700(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラ二ク〉)

この冬、おしゃれして行きたいアドレスは…?

K—「落ち着いたら、どこかへ…」が合言葉になっていますが、今気になる場所はありますか?

E—10月末に「グッチ並木」の最上階にオープンした「グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウ」は、独創的な料理や夢のある内装で、予約マストですね。

K—まさにドレスアップが似合う空間! テラス好きなので「フォーシーズンズホテル東京大手町」の「ピニェート」もトップリスト。初上陸した大阪の「Wホテル」も遊び心満載で興味津々です。

E—それからノンアルコール・ドリンクのレベルがぐんと上がった気がするのもうれしいところ。いまだ制約の多い状況下だからこそ、そのなかでも楽しめることを積極的に見つけたいですね!


※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

PHOTO :
池田 敦(パイルドライバー)、(C)Getty Images
STYLIST :
三好 彩
EDIT&WRITING :
川口夏希、遠藤智子(Precious)