「長嘆息」ってなんと読む?「ながためいき」ではありません。読めますか?
明日は12月11日ですが、毎月11日は、全国製麺協会連合会の定めた『めんの日』です。
なるほど「11」という数字、細く長いめんが並んでいるようにも見えますね。「1年を通じてめん類への関心を…」というコンセプトで定められたようですが、
この時期は特に、温かな汁と一緒にいただくめん類がおいしい季節ですし、年末には「年越しそば」をいただく習慣も控えておりますね。
本日は、細長いめんにちなんで「長」という字の入った日本語クイズをお届けします。
【問題1】「鼻下長」ってなんと読む?
「鼻下長」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:鼻の下が長い男性は俗にそういう特徴がある、と言われることから「女性に甘くだらしないこと。また、そういう男性。」という意味の言葉です。
<使用例>
「あの方、仕事ぶりは本当にすばらしいけれど、鼻下長なところがあるのよね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 鼻下長(びかちょう) です。
「鼻下長(びかちょう)」…音で聞くと、美しい課長さんがいらっしゃるのかと思ってしまいそう(笑)ですが、こう評された男性には要注意ですね。
…さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「長嘆息」ってなんと読む?
「長嘆息」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:「長いためいきをついて、なげくこと。」という意味の言葉です。
<使用例>
「長嘆息している場合じゃないわ。打開策を考えましょう!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 長嘆息(ちょうたんそく) です。
「長嘆息(ちょうたんそく)」…「嘆息(たんそく)」は「ためいきをつき、なげくこと」ですが、嘆きの度合いが強い場合に使用する表現です。
ちなみに「ためいき」の漢字表記は「溜息(ためいき)」ですので、「嘆息(たんそく)」と混同なさらぬよう、お気をつけください。
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本日は、「毎月11日」の『めんの日』のトリビアをご紹介しながら、
・鼻下長(びかちょう)
・長嘆息(ちょうたんそく)
など、「長」という字の入った日本語をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)/『精選版日本国語大辞典』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱