【目次】
- 【革靴】「パンプス」「ローファー」「オックスフォード」
- 【スニーカー】「ローテク」「ハイテク」「ローカット」「ハイカット」
- 【サンダル】「アンクルストラップ」「バー」「ミュール」「サボ」「グルカ」「トング」「コンフォート」
- 【ブーツ】「ソックス」「サイドゴア」「コンバット」「ムートン」「ウエスタン」「ブーティ」「ショート」「ミドル」「ロング」「ニーハイ」「サイハイ」
- 【フラットシューズ】「バレエ」「オペラ」「スリッポン」「エスパドリーユ」
【革靴】「パンプス」「ローファー」「オックスフォード」
まず最初に、きちんとした印象で着こなしをきれいめに導く【革靴】の種類をご紹介します。
「パンプス」
パンプスとは留め具や靴紐がなく、つま先とかかと部分が覆われた革靴のことで、履き口が大きく開いたのが特徴です。もともとはこうしたデザインの革靴のみを指していましたが、現在では革以外の素材やストラップがついたものでも広い定義でパンプスと呼ばれるようになりました。
「ローファー」
ローファーは靴紐がなく、足を滑らせて着脱できる革靴の一種。見本のような、ホースビットと呼ばれる馬具を模した金の飾りがついたタイプをビットローファーと呼びます。他にも切れ込みが入ったペニーローファーや、タッセル飾りのついたタッセルローファーなどがあります。
「オックスフォード」
鳩目に靴紐を通す仕様の革靴がオックスフォードシューズと呼ばれていますが、厳密には靴紐を通す羽根部分が甲と一体化、または甲の前部分の革に入り込んだ状態である内羽根式の革靴のことを指します。外羽根式のものはダービーシューズといいます。
【スニーカー】「ローテク」「ハイテク」「ローカット」「ハイカット」
相棒的存在の【スニーカー】ですが、デザインによって印象ががらりと変わってきますよね。ローテクとハイテク、ローカットとハイカットの違いについて解説します。
「ローテク」
ローテクとはロー・テクノロジーの略語で、綿や革、ソール、糸だけで作られたシンプルなスニーカーのことを指します。流行り廃りがなく、さらにどんな服装にもマッチするので一つ持っておくと重宝します。
「ハイテク」
ハイテクはローテクと対になり、ハイ・テクノロジーの略語です。例えばクッション性が高かったり、フィット感を高める機能が搭載されていたりと、最新の技術を使ったスニーカーのことを指します。カジュアルながらもスタイリッシュに見せたい時にぴったり。
「ローカット」
ローカットとはくるぶしが見える短い丈のスニーカーを指します。華奢な足首を見せることで、フラットなスニーカーながらもスタイルアップに繋げられるのが高ポイント。
「ハイカット」
ハイカットはくるぶしよりも上にくる丈のスニーカーを指します。ローカットよりも重厚感と存在感が加わるので、カジュアルながらもモダンな雰囲気に。
【サンダル】「アンクルストラップ」「バー」「ミュール」「サボ」「グルカ」「トング」「コンフォート」
春夏のコーディネートに欠かせない【サンダル】にも様々な種類があります。デザイン違いのサンダルを揃え、なりたいテイストを叶えてみては?
「アンクルストラップ」
足首部分にストラップを巻き付けて履くタイプのサンダルを指します。細いストラップなら足首が華奢に見え、スタイルアップにも。さらにこのストラップがあることにより安定感が生まれ、歩きやすくなるのもポイントです。
「バー」
バーサンダルとは甲の部分にバー状になったアッパーがついたサンダルのことです。ある程度の太さがあり、すっと直線に伸びたバーなのでモダンな雰囲気に着地します。
「ミュール」
かかとが露出し、ストラップや留め具もないサンダルのことをミュールといいます。さっと着脱できるストレスフリーな一足。
「サボ」
サボとはつま先が覆われ、かかと部分が露出した木靴のことを指します。アッパー部分に丸みがあり、ソールは木でできているデザインが一般的です。
「グルカ」
アッパーが編み込みになったグルカサンダルは、イギリスのグルカ兵が履いていたサンダルが由来です。しっかりと足をホールドしてくれる安定感がありながらも、編み込みのおかげで蒸れない便利なアイテム。フィッシャーマンサンダルとも呼ばれます。
「トング」
トングサンダルは、アッパー部分がトングのように二股に分かれていることからそう呼ばれています。ビーチサンダルもトングサンダルの一種。
「コンフォート」
“快適”という意味のコンフォートサンダルは、その名前の通り快適な履き心地のサンダルの総称です。スポーツサンダルやシャワーサンダル、ビーチサンダルなどが挙げられます。最近では、快適ながらもソールやアッパーに厚みを持たせることでモードにきまるアイテムも人気。
【ブーツ】「ソックス」「サイドゴア」「コンバット」「ムートン」「ウエスタン」「ブーティ」「ショート」「ミドル」「ロング」「ニーハイ」「サイハイ」
【ブーツ】にも豊富な種類があり、どれにしようか迷ってしまうほど。カジュアルからきれいめまで、ブーツの種類を11選ピックアップ。
「ソックス」
その名前のとおり、ソックスと一体になったような伸縮性の高いブーツをソックスブーツといいます。ぴたっと脚のラインに沿うので、きちんとした印象に誘導したい時におすすめ。
「サイドゴア」
両サイドに伸縮性のあるゴム素材が搭載されたサイドゴアブーツは、ゴムが伸びるので着脱しやすいのが魅力です。昨今、ソールにボリュームのある重厚感のあるサイドゴアブーツが人気を集めています。
「コンバット」
“戦う”という意味のコンバットブーツは、ふくらはぎ中間くらいまでの丈の、編み上げ式ブーツのことを指します。重厚感のあるゴツめブーツがトレンドになった際に、コンバットブーツもファッションアイテムとして注目されるようになりました。
「ムートン」
羊の毛皮という意味のムートンは、まさに羊の毛皮、またはそれを模したエコファーレザーを使ったブーツのこと。保温性が高く、冬用ブーツとして広く浸透しています。
「ウエスタン」
アメリカ西部のカウボーイが履いていた乗馬用の靴であるウエスタンブーツ。つま先部分が長く尖っており、浮き彫り細工やステッチが施されているのが特徴です。
「ブーティ」
くるぶし丈のブーツのことをブーティと呼び、パンプスとブーツが一体になったようなデザインが特徴です。足首が見えるため、華奢見え効果もばっちり。
「ショート」
くるぶし、足首が隠れるくらいの丈のブーツをショートブーツといいます。様々な丈のボトムスと合わせやすい上に、着脱しやすいのがメリット。
「ミドル」
ふくらはぎの中間くらいの丈のブーツである、ミドルブーツ。程よい重厚感があり、装いをスタイリッシュにまとめてくれます。
「ロング」
ちょうど膝下の丈であるロングブーツは、美脚効果が期待できるブーツです。さらにその凛とした佇まいを頼りに、きちんとした印象にまとめたいときに取り入れたいアイテム。
「ニーハイ」
膝を覆う丈のニーハイブーツは、脚をすっきりと見せてくれる効果が期待できます。主役級の存在感があるアイテムなので、小物を使って着こなしをブラッシュアップしたい時に活用してみては?
「サイハイ」
ニーハイよりも長く、太ももまで届くくらいの丈のブーツをサイハイブーツと呼びます。ロング、ニーハイブーツ同様の美脚効果がありながら、その丈感でモードな印象も手に入ります。
【フラットシューズ】「バレエ」「オペラ」「スリッポン」「エスパドリーユ」
最後に歩きやすさを叶えてくれる【フラットシューズ】の種類をご紹介、解説します。
「バレエ」
バレエ用に設計された軽い靴で、ソール部分が柔らかく歩きやすいのが特徴です。また、小さなリボンがついていることも一般的で、フェミニンにきめたいときにおすすめ。
「オペラ」
もともとは紳士がオペラ鑑賞時に礼装用として着用していたオペラシューズは、足の甲が覆われたスリッポンタイプの靴のこと。基本的にヒールのない、フラットタイプが主流です。
「スリッポン」
スリッポンとは“すべらせて履く=Slip on”からきており、その名前の通り靴紐がなく、足をすべらせて履ける靴のことです。つまり、ローファーやオペラシューズ、バレエシューズなどもスリッポンの一種になります。
「エスパドリーユ」
ソールに麻、アッパーに木綿やキャンバス地を使った靴のことを指します。通気性の良い素材で作られているため、春夏用フラットシューズとして浸透しています。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香