暮らしと向き合う時間を通して気づいたのは、自分らしいスペースを持つことの大切さです。『Precious』2月号では、『これからの「美しい暮らし」』と題し、自分らしい美学と個性(=ラグジュアリー)をもっと極めたライフスタイルを、ファッションをスタイリストの大西真理子さん、インテリアをスタイリストのchizuさんに伝授していただきます。

日々のおしゃれに、上質で美しいものを見極める審美眼を持つプレシャス世代が、ライフスタイルに向き合うとき、やはりファッションと同じレベルで、研ぎ澄まされた美意識を注ぎたいもの。これからの人生をもっと心豊かに過ごすために、美しい暮らしを求めてみませんか。

今回はスタイリストの大西真理子さんがセレクトした、美しきピンクカラーのダブルフェイスコートを主役にしたスタイルをお届け。知的な女性のクローゼットは、厳選されたこんなフレッシュなアイテムで整えられているはずです。

大西真理子さん
スタイリスト
(おおにし・まりこ)大人の女性に向けて、シンプルで洗練された着こなしを提案し続けるベテランスタイリスト。ベーシックで上質なものをベースにしたスタイリングは、雑誌『Precious』読者からの支持が厚い。次々と人気企画を実現。 好きなものは、ハワイ、デニム、アルフレッド・ヒッチコック、ワイン、プール、立ち飲み屋。

美しい暮らし。立ち姿にその“気配”をまとって…

クローゼットは美学の象徴。潔く、最旬の装いだけを揃えた少数精鋭のワードローブから迷うことなく身支度を整えて出かける。美しさを極めた暮らしの気配をそのままに。

ピンクのコートをまとった女性
カシミアダブルフェイスのコート¥916,300・ピアス¥66,000・ブローチ¥83,600/2個セット・バッグ¥275,000(ジルサンダージャパン<ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー>)、靴¥162,800(JIMMY CHOO)

知的な女性のクローゼットは、たとえ選りすぐりであっても、熟慮のうえ、頻繁に取捨選択がなされて、いつもフレッシュに整えられている。どんなに流行っていても自分に似合わないものは買わない。

なぜこれが必要なのか、その理由が説明できるだけの魅力的なワードローブは、こうして常に磨きをかけた美意識によって生まれる。そして日々、美しい空間で過ごすことが、なにより美しさに自信を授けてくれるだろう。

※掲載した商品は、すべて税込み価格です。

問い合わせ先

PHOTO :
川田有二
STYLIST :
大西真理子
HAIR MAKE :
三澤公幸(Perle)
MODEL :
立野リカ(Precious専属)
WRITING :
藤田由美
EDIT&WRITING :
安部 毅、竹市莉子(HATSU)、喜多容子(Precious)