「婦翁」ってなんと読む?「ふおきな」ではありません。どんな人物でしょうか?
明日・2月2日は、 『夫婦の日』という記念日です。
夫婦にまつわる記念日と言えば毎年11月22日の『いい夫婦の日』が有名ですが、
2月2日は「2(ふう)2(ふ)」の語呂合わせで覚えやすいですね。
「仲の良い夫婦を増やすこと」を目的として定められた記念日ですので、明日は、パートナーのいらっしゃる方は、お互いをいたわり合う日、となさってみては?
本日は「夫」と「婦」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「婦翁」ってなんと読む?
「婦翁」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「妻の父親。しゅうと。」を指す言葉です。
<使用例>
「先日、久しぶりに、婦翁に直接の面会が叶いました。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 婦翁(ふおう) です。
「翁(おう)」は、本シリーズでもご紹介したことのある、「男性の老人」「年老いた男性の敬称」です。
「婦翁(ふおう)」は「岳父(がくふ)」の同義語で、フォーマルな場でも使用できる「妻の父」を指す言葉になります。パートナーに、ぜひ覚えておいて欲しい表現ですね。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「夫君」って3文字でなんと読む?
「夫君」という日本語の、読み仮名3文字の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「他人の夫を敬っていう語。」です。
<使用例>
「あちらのお宅の夫君は、率先して家事を分担してくださるんですって!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 夫君(ふくん) です。
「夫君(ふくん)」は、「他人の夫」を指す、フォーマルな表現として、結婚式の祝辞・スピーチなど、冠婚葬祭の場で使用できる言葉で、「夫人」の対義語です。
「夫君」の読み仮名として、「夫君(せのきみ)」と4文字の読み仮名も採用している辞書もございます。こちらの意味は「他人の夫を敬っていう語。」と、「(自身からみた)夫の敬称。」の、二つの意味を持ちます。
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本日は、2月2日『夫婦の日』にちなんで、「夫」「婦」という字の入った日本語から、
・婦翁(ふおう)
・夫君(ふくん)
などについておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『精選版日本国語大辞典』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱