「乳繰る」ってなんと読む?「ちちあやつる」ではありませんよ!
明日2月12日は、『ブラジャーの日』という記念日です。
1913(大正2)年のこの日、アメリカでブラジャーの原型となる製品が開発されたことに由来しています。
ブラジャーといえば、大人の女性にとって欠かせない機能を持ったファウンデーションであり、かつ、美しいデザインが気分を引き立ててくれる、日々のパートナーの如きアイテムですね。
日本では大正末期から昭和初期に「乳房ホルダー」や「乳房バンド」として販売されていたものが、現在のブラジャーへと進化していったようです。
本日は、「乳」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「乳繰る」ってなんと読む?
「乳繰る」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「男女がこっそり会って情を交わしたり、かげでいちゃつくこと。」を意味する言葉です。
<使用例>
「まさか、あの二人が乳繰り合うような関係だったとは!まったく気づかなかったわ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 乳繰る(ちちくる)です。
「乳繰る(ちちくる)」…あまりお上品な言葉とは言えず、俗語とお思いの方も多いと思いますが、このように表記します。
「繰る(くる)」は、「本のページを繰る」などと使用する、「順におくる。めくる。」という意味の言葉です。
さて、2問目は、超難易度の高い問題です。
【問題2】「乳脹」ってなんと読む?
「乳脹」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:和楽器の一部分を指す言葉です。
<使用例>
「三味線や鼓の曲線を乳脹と呼ぶなんて、ちょっと面白いわね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 乳脹(ちぶくら)です。
「乳袋(ちぶくろ)」とも表現します。
楽器の曲線的な部位に、女性美になぞらえる表現が用いられている…まさに芸術的な発想ですね!改めて味わうと、大変面白い日本語です。
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本日は、2月12日『ブラジャーの日』にちなんで、「乳」という字の入った日本語から、
・乳繰る(ちちくる)
・乳脹(ちぶくら)
などについておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱