【目次】
- 大人のキレイを導く「朝」にするべきスキンケア【5か条】
- 肌が乾燥するから「朝洗顔」をしないのは間違い
- 朝、時短したいときの保湿テクニック【2選】
- サッと落として時短! クレンジングウォーター【2選】
- 泡立ての時間を時短! 洗顔ジェル【2選】
- 兼用アイテムを使って時短! 日焼け止め乳液【2選】
大人のキレイを導く「朝」にするべきスキンケア【5か条】
朝、目覚めてからの数時間を、どんなふうに過ごしていますか?
改めて見直したいのが、「朝時間」の使い方。女優やモデルなど、美を仕事にする女性はもちろん、政治やビジネスの世界でタフな毎日を送っているトップキャリアにも、朝時間を大切にしている人がたくさんいます。
本記事では医師の友利新先生に、美しい人が朝している、美しさを保つ日々の秘訣についてお話を伺いました。
美しい人が朝にしていること……まず、朝日を浴びて体内時計のリセットを行い、ホルモンバランスや自律神経を整える。そして、シャワーを浴びて副交感神経を刺激し、体を目覚めさせます。
この基本に加えて、朝にすべきことの中で重要なのは、日中の紫外線などの外的刺激、冷暖房による寒暖差のストレスから、どうやって肌を守るかという視点なのです。
朝のお手入れは、まずは保湿効果のあるシートマスクで、たっぷりとした水分補給から始めましょう。顔色を瞬時に明るくし、化粧くずれを防ぐ効果もあるのです。
次に、「日焼け止め」を必ず塗ること。たとえ、休日でメイクは控えめ…という日でも、日焼け止めはメイクの下地ではなく、スキンケアの仕上げと考え、どんな朝も忘れないでください。光老化を防ぐだけでなく、刺激物質がつくことによる慢性炎症も防ぐので、くすみ対策にもなるからです。
さらに、美容成分の「ビタミンA」と「ビタミンC」にも注目。どちらも紫外線対策に有効なので、化粧品で取り入れるだけでなく、朝食でも積極的に摂取しましょう。
朝はこれから始まる一日に備え、「守り」の美容を意識して、習慣にすることが美しさを保つ秘訣だと思います。
【1】水分補給は夜より朝に重点的に行うべき。
「朝は水分補給をしっかり行い、肌をプロテクトする下準備を。皮脂の分泌が抑えられ、メイクくずれも防げます。一方、夜はリラックスできるもので、気持ちにダイレクトに働きかけるスキンケアを」
【2】スキンケアとしての日焼け止めは、もはや常識。
「休日に肌を休めるためにお化粧を控えたとしても、日焼け止めクリームは必須です。SPF値は10〜20程度で十分なので、ベースメイクではなくスキンケアの一部にする習慣をつけましょう」
【3】守りのビタミンAとCを肌に入れて紫外線対策を!
「パルミチン酸レチノールなどのビタミンAが入った美容液は、SPF効果があるという説もあり。また、抗酸化作用の強いビタミンCも紫外線ダメージを修復しやすくするといわれています」
【4】朝のバスタイムでは"冷水"を忘れるべからず。
「シャワーだけの人も湯船に浸かる人も、最後に冷水をかけると副交感神経のスイッチがオンになり、目覚めにつながります。角質層から水分が出ることが多いので、ボディクリームを塗って乾燥対策を」
【5】朝食のフルーツは柑橘類を控えるべし。
「オレンジなどの柑橘類にはソラレンという光抑制物質が入っているため、日焼け防止という点では、朝食に食べるのは避けたいところ。逆に抗酸化作用のあるベリー系は紫外線ブロックの効果あり」
医師・友利 新先生が宣言!大人の女性をキレイに導く「朝」すべきこと5選
肌が乾燥するから「朝洗顔」をしないのは間違い
「肌が乾燥するから朝は洗顔をしない、という方がよくいらっしゃいますが、詰まった毛穴は引き締まりませんから、洗顔で毛穴汚れをきちんと落としましょう。洗顔ブラシを使い、素早く的確に洗い上げて」(小田切さん)
「手では洗いきれない毛穴汚れをスピーディにオフし、ザラつきや黒ずみのないメイク映えする肌に導く洗顔ブラシは、ぜひ取り入れてほしいアイテム。リファは熊野筆を採用したブラシで、肌当たりも機能性も最高級」(小田切さん)
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朝、時短したいときの保湿テクニック【2選】
【1】時短かつ最大効果を狙うときは「コットン2枚で両手づけ」
化粧水を着実に肌に浸透させ、潤いを肌に余すところなく行き渡らせるためには、きちんとステップを踏むことが大切。とはいえ、「今日は時間がない…」という日だってあるはず。そんなときは、コットン2枚にたっぷりと化粧水をしみ込ませ、両手を使って顔の左右同時につけていく方法を試してみて。これはエステティシャンが行うプロのテクニックですが、要領はクレンジングの拭き取り法と一緒です。使用する化粧水の量が倍になるので贅沢な方法ではあるけれど、効果を犠牲にしないでスピードアップを狙うなら、覚えておきたいテクニックです。
そして、「化粧水はコットンの中央に丸くしみ込ませる」というのが今までの常識。だけどこれではコットンの乾いた部分が肌に当たり、刺激になってしまうことも。おすすめは、肌に触れるセンターラインに化粧水をしみ込ませる方法。少量の化粧水でも効率よく、かつ優しく肌になじませることができるのです。
【2】「コットンパック」を行いながら、他の作業をする
「コットンパックは頬などの広い面だけにのせて済ませてしまう方がいますが、大人は顔全体、隅々までちゃんとパックを! コットン全体がヒタヒタになるまでたっぷり化粧水を浸したら、コットンを3~4枚くらいに割いて、肌にピターッと密着させるように貼りつけていき、5分程度パックします。その間に頭皮マッサージなどをする手も」(小田切さん)
「アクセーヌの化粧水は低刺激性・アルコールフリーで、肌への浸透力も抜群だから、ローションパックに最適。DHCのコットンは大判でコットンパック用にぴったり。どちらも僕のリピートアイテムです」(小田切さん)
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サッと落として時短! クレンジングウォーター【2選】
【1】シンプリス「シンプリス モーニング クレンジング ウォーター」
眠っている間に分泌された不要な皮脂や汚れをオフし、肌を潤す、朝用の拭き取りローション。
肌をやさしくなでるだけで、毛穴の黒ずみや目立ち、汚れのもとになる皮脂や角質などをすっきりと拭き取り、肌に潤いと透明感をプラス。肌荒れを予防し、キメを整え、化粧ノリのいい肌に整えます。
ベルガモットやオレンジ、ローズマリーなど6種の天然精油が配合された、朝の目覚めに最適な香りも魅力。
【2】シャネル「オー ミセラー」
天然由来成分を96%配合した、W洗顔不要の拭き取りタイプのクレンジングウォーター。
落ちにくいメイクや、毛穴に溜まった汚れなどをすっきり落としながら、潤いを補給し、肌にフレッシュな感覚をもたらします。肌のバリア機能を守り、水分保持力を高める働きも。
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泡立ての時間を時短! 洗顔ジェル【2選】
【1】カネボウ化粧品 センサイ SP クリアジェルウォッシュ
泡立てないジェル状の洗顔料。濃密なジェルが肌の上でぴったりと留まり、刺激を与えず、潤いをキープしながら、毛穴汚れも角栓も優しく絡め取ります。ゴシゴシとこすらずとも、ザラつきが解消できるところが大人向き。
「泡の立たないジェルタイプだから、泡立てが面倒だと感じる人や、時短狙いの人には嬉しい手軽さ。洗い流したあとは、つっぱりはまったくないのに、小鼻周りの毛穴の黒ずみがきれいにツルンとなるのは感動」(ビューティ エディター・國藤直子さん)
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【2】カネボウ化粧品 ルナソル スムージングジェルウォッシュ
毛穴汚れや古い角質によるくすみにアプローチする、ジェル洗顔料。泡立たないジェルが肌を包み込み、潤いを守りながら、落ちにくい毛穴汚れや角栓をすっきりオフ。メイク映えのする、明るくなめらかな肌に導きます。
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兼用アイテムを使って時短! 日焼け止め乳液【2選】
【1】シスレー「フィトブラン ル ソワン SPF50+」
色ムラのない透明感ある肌に復活させるために、厳選された植物成分を高配合。茶ぐすみ、黄ばみ、赤みなどのあらゆるエイジングの濁りをケアしてくれます。プロテクト乳液ながら白く輝く肌に整えることにこだわったタイプ。
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【2】SHISEIDO「バイタルパーフェクション UL ファーミング デーエマルジョン」
日中は、紫外線ダメージから肌を守る「バイタルパーフェクション UL ファーミング デーエマルジョン」を。みずみずしくなめらかに広がる乳液が、日中の肌を豊かな潤いで満たします。乾燥による小ジワも目立たない、明るく引き締まった肌に。
美白有効成分により、ハリ不足といったエイジングサインにもアプローチしながら、メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ効果もあります。
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※商品の価格はすべて税込です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部