「銅鑼焼」ってなんと読む?「どうらしょう」ではありませんよ!
明日・2月19日は、『チョコミントの日』です。
アメリカの全米菓子協会(National Confectioners Association:NCA)により『Chocolate Mint Day』と制定されていた2月19日が、日本でも『チョコミントの日』として一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されたのは2021年(令和3年)のこと。
チョコミント愛好家がインターネットを通じて集まり、クラウドファンディングによって資金を調達し一般社団法人・日本記念日協会への登録申請が行われた経緯があります。現代的コミュニケーションツールが駆使されたことによって生まれた、という背景も興味深い記念日ですね。
『チョコミントの日』には、「チョコミントの魅力をより多くの人に伝えることで、チョコミントで盛り上がれる日にしたい」との願いが込められているそう。
本日は、「甘いもの」に関連する日本語クイズをお送りします。
【問題1】「銅鑼焼」ってなんと読む?
「銅鑼焼」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:金属製の打楽器に似た形状の和菓子を指します。
<使用例>
「私は銅鑼焼には一家言あって、名店と呼ばれるお店の商品は一通り試したわよ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 銅鑼焼(どらやき)です。
『ドラえもん』の大好物としてもおなじみですね。
漢字表記が「銅鑼焼(どらやき)」なのは、このお菓子の形状が、
桴(ばち)などで叩くことで音が出る金属製の打楽器「銅鑼(どら)」に形状が似ていることに由来します。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「甘井」ってなんと読む?
「甘井」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「おいしい水がわく、飲料水になる井戸。」または「才能ある人のたとえ。」を意味する言葉です。
<使用例>
「彼女のクリエイティビティはまさに甘井のごとし、よ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 甘井(かんせい)です。
「甘」という字は「甘い(うまい)」とも読み、単純に糖分を含んでいたり甘味がついている状態のみならず、「おいしい」ことも意味します。
「甘井(かんせい)」は「美味しい水がわく井戸。」を指し、転じて「(おいしい水が湧き出るかのように)才能がある人」のたとえとしても使われます。
大人の会話では、誉め言葉の語彙数が多いに越したことがございませんので、「甘井(かんせい)」も、ぜひ、ストックなさってくださいね。
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本日は、2月19日『チョコミントの日』にちなんで、「甘いもの」に関連する日本語から、
・銅鑼焼(どらやき)
・甘井(かんせい)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:National Confectioners Associationウェブサイト/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱