「富士額」ってなんと読む？「ふじがく」という誤読にご注意を！

超難読！「殷富」ってなんと読む？読めたらスゴ～い！

明日・2月23日は、『富士山の日』です。

数字の223を2（ふ）2（じ）3（さん）と読む語呂合わせと、この時期は富士山が綺麗に臨めることから制定された記念日です

富士山のお膝元である山梨県と静岡県で関連イベントが企画されたり、

愛好家たちが全国一斉に、オンラインを通じて富士山の見え具合を報告しあう…などの活動も盛んなのだとか。

本日は、「富」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「富士額」ってなんと読む？

「富士額」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント：身体的な特徴を表す言葉で、昔は美しい女性の美点の一つとも言われていました。 

＜使用例＞

「浮世絵の美女の肖像画には、富士額の女性が多いわよね。」

読み仮名５文字です。

…さて、正解は？

※「？」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!

正解は… 富士額（ふじびたい）です。 

「額（ひたい）」…俗に言う「おでこ」の事です。

「額（ひたい）」という読み方が連想できないと、誤読してしまいますね。似たような例で、以前「頭文字（かしらもじ）」をとっさに「あたまもじ」と誤読された方に出会いました。「富士額（ふじびたい）」、正解できましたか？

「富士額（ふじびたい）」は、

額（ひたい）の生え際が、顔に向かってちょこんと山のようになっている形状のことを指し、

これを古来「富士額（ふじびたい）」と呼び、美しい生え際と称えたわけです。

例文に書いたように、浮世絵の美女には、確かに「富士額（ふじびたい）」が多いですね。

髪の生え際の形状をも富士山にたとえて美点と称える…

日本古来の繊細な美意識や、富士山への特別な親しみや敬意を感じとることのできる、興味深い言葉です。

さて、富士山は日本一高い山…ということで、

2問目は、最も難しいとされる「漢字検定1級レベル」の難読熟語に挑戦していただきます。

【問題2】「殷富」ってなんと読む？

「殷富」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント：「豊かに栄えていること。」を意味する言葉です。

＜使用例＞

「この地域一帯は、特に富士山の景観が美しい観光名所として殷富を保って参りました。」

読み仮名3文字です。

…さて、正解は？

※「？」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!

正解は… 殷富（いんぷ）です。

超難問！制覇できましたか？

「殷」の字は「盛んであること」、

「富」の字は「財産」「満ち足りている」などの意味を持ちますので、

「殷富（いんぷ）」は「豊かに栄えていること。」という意味になります。

漢字検定1級レベルの難問、読めた方には拍手喝采！です！

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本日は、2月23日『富士山の日』のトリビアと、「富」という字の入った日本語から、 

・富士額（ふじびたい）

・殷富（いんぷ）

などの読み方についておさらいいたしました。