「来手」ってなんと読む?「らいしゅ」ではありません。意表をつかれる読み方かも!?
明日・3月1日は、『未来郵便の日』です。
何年か後の未来の、指定した日に郵便物を届けるサービス、とても夢がありますよね。
自分宛でも、大切などなたかに宛てたものでも、「未来郵便」に思いをしたためてみてはいかがでしょうか?
本日は、「未」「来」という字のそれぞれ入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「未聞」ってなんと読む?
「未聞」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント「まだ聞いたことがないこと。」という意味の言葉です。
<使用例>
「こんな変わった制度、前代未聞よね?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 未聞(みもん) です。
例文のように、「前代未聞(ぜんだいみもん)」という四字熟語や、
類似の四字熟語「先代未聞(せんだいみもん)」「希代未聞(きだいみもん)」などで考えると、
「未聞(みもん)」という正解をイメージしやすいですが、
二字熟語ですと「みぶん」などの誤読例が多いようです。
「聞」という字には「モン」という音読みもございますので、誤読にご注意ください。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「来手」ってなんと読む?
「来手」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「来てくれる人。来る人。」という意味の言葉です。
<使用例>
「甥の家庭教師を探しているんだけれど、条件が細かくて、なかなか来手がいないのよ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 来手(きて)です。
仕事の求人や縁組に関し、「来手(きて)を探す」「来手(きて)が見つからない」など、会話上はしばしば使用する言葉ですが、
漢字表記で見ると、読み方に迷った…という方、多いのでは?
意表をつく読み方ですが、「来手(きて)」、意味を考えると「なるほどこう読むわね」と納得できる熟語ですね。
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本日は、3月1日『未来郵便の日』にちなんで、「未」「来」という字の入った日本語から、
・未聞(みもん)
・来手(きて)
などの読み方についておさらいをいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱