【目次】

年を重ねるほどきれいになる女性とは


 
齋藤 薫さん
美容ジャーナリスト
(さいとう かおる)日本における、美容ジャーナリストの草分け的存在。エッセイストとしても数々のメディアで活躍。内面から美しく、芯のある女性を目指すためのメッセージが多くの人の共感を得ている。著書に『あなたには「躾」があるか?』  や『「一生美人」力 人生の質が高まる108の気づき』などがある。

■「若見え美容」も度を越してはいけない

「私、いくつに見えます? こう見えて、もう65歳なの」
「えー全然見えない。50代にしか見えないかも」
「………」

最近とてもよく聞く会話。厳密に言うと、テレビショッピング系の化粧品のコマーシャルにもっとも多く見かけるパターンだけれど、今の時代、現実にもこうした会話がよく交わされていると考えていいのかもしれない。

ひと昔前は、「年齢不詳」と言われることがひとつのテーマであったのに、今は「実年齢よりもどのくらい若く見えるか」を競う時代になって、だから、60代でも70代でも、あるいは80代でも、実年齢を隠さないという流れになった。

ちなみに、上の会話の「………」は、「50代にしか見えない」という答えに、「たったそれだけ?」と、ちょっとだけ不満であるという空気。自分ではもっともっと若く見えると、自負していていることを示してみた。

実際にあらゆる美容は、成功体験があるとどんどんエスカレートしがちで、だから若く見え始めると、さらに実年齢から離れていこうとする。それが、実際の見た目年齢よりもさらに若い年齢を目指してしまいがち。そこで、見た目年齢と自覚年齢との間にまた違った差が生まれると、それはそれでバランスを崩してしまう。だから、いわゆる「若見え美容」も度を越しては絶対にいけないのである。

■「美しく年を重ねること」の新たな価値観

というわけで、早くも成熟世代の年齢観がまた変わりつつある。つまり、ただただ「実年齢より若く見えればいい」というのではない。かといって「年齢不詳」に見せようというのでもない。むしろ「その実年齢のまま存分に美しいこと」が尊い、という流れになってきているのだ。

例えば今、注目の的である草笛光子さん。84歳という年齢を隠さない。しかも、若く見せようという意思はもっていないよう。にもかかわらず、驚くほど美しい。そしてカッコいい。上品で、知的で、でもセクシーでゴージャス。はっきり言って、若い女性が醸し出している魅力ではない。正直、40代、50代も負けてしまいそう。そういう年齢の重ね方が、今ようやく現実のものとなってきたのだ。

つまり、こういう年齢の重ね方が「次のトレンド」だと言っているのではない。これが「美しく歳を重ねる」というテーマの着地点なのである。

そう、昔から女性誌でもまるで呪文のように唱えられてきた言葉。「美しく歳を重ねる」「美しく歳を重ねる」…それを、精神論ではなく、見た目でもちゃんと体現する人が現れたということ。実年齢に抗うことなく、平然と美しい。あまりに若くて人をびっくりさせるのではなく、ありのままの美しさで人を感動させる、そういう60代、70代、80代が一気に増える時代がやってきてしまったのである。

「美しく歳を重ねる」。女優メリル・ストリープに学ぶアンチエイジングの新法則

年を取ってもきれいな女性の特徴【3選】


【1】透明感のある肌

朋原エミさん
美容家
(ともはら えみ)テレビ、ラジオのアナウンサー、キャスターを経て、現在はサロン経営、講演会講師、美容広告モデルなど幅広く活動、年間2000人以上に施術している。『38歳からの美肌をつくる小さな習慣』(WAVE出版)が発売中。
悪習慣をやめることが一番のシミ対策!
悪習慣をやめることが一番のシミ対策!

できてしまったシミを消すには、一体どうすればいいのか? ひとつは、そこにフォーカス(注目)させないこと。顔全体がくすみのない明るい肌でいれば、自然とシミに目がいかなくなる、と朋原さんは言います。

肌をトーンアップさせるには、透明感があることがポイント。そのために具体的に必要なのは、肌に汚れを残さないこと、保湿を十分にすること、代謝を良くすること。透明感ある肌を保つには、睡眠、マッサージ、食習慣を見直し、すべてをバランスよく習慣化することが大切だそう。

ただ、初めからすべてを一度に行うのは、なかなか難しいですよね。その場合、何から始めてみればよいのでしょうか?

「まずやるべきことはレコーディングです。ノートに何気ない自分の習慣を記し、見直すことから始めてみましょう! そのあと、自分がまずやりやすいのは、マッサージなのか、生活習慣を正して上質な睡眠をとることなのか、食生活なのかと考えます」(朋原さん)

シミを消したいなら、まずは肌がトーンアップすること! 効果なクリームを買う前に、肌にいい行動を習慣づけましょう。

【2】美しい姿勢

そこまで美人じゃないのになぜかキレイに見える、雰囲気美人の女性っていますよね。そういう人は例外なく姿勢がよく、いつもピンと背筋が伸びています。姿勢のよさが心の余裕や自信をかもし出し、美人オーラになるのです。では、きれいな姿勢を意識するためには、体のどの部位をどのようにするようにすればよいでしょうか?

「自分では気づきにくいですが、前かがみになり、肩甲骨が硬くなっている方が多いです。まずは肩回しなどをして、肩周りの筋肉をほぐしてから、お腹とお尻に力を入れ、上から引っ張られる意識を。そして、リンパ呼吸法の1、2、3、4…とカウントしながら、息を吸いお腹を引っ込める。この引っ込めたままの状態を、常に意識してください! そうすることで体幹ができ、体がきれいな姿勢を覚えてくれます」(朋原さん)

日常生活から気を付けることで、姿勢もよくなっていきます。きれいな姿勢を習慣化すると、電車の中で、後ろにもたれて肩が丸く前に入りがちだった人でも、もたれない方が楽になるぐらい体幹がつき、姿勢が正されるようになります。まずは日常生活から姿勢を意識していきましょう。

いくつになっても最高の自分でいられる!死ぬまでキレイが続く「美人の小さな習慣」5選

【3】バランスの取れた美しい眉

長井かおりさん
ヘア&メイクアップアーティスト
多くの女優やモデルからの指名を受ける人気ヘア&メイクアップアーティスト。雑誌や広告など第一線で活躍する傍ら、メイクレッスン講師としても活躍。ひとりひとりの個性や魅力を引き出す、上品なメイクテクニックにファン多数。このたびスタートしたPrecious.jpでは、大人のリアルな肌や骨格の悩みをメイクだけで見事解決!
写真上段は佐藤さん自前メイクの眉、下段は長井さんにご提案いただいた今どき「平行眉」。眉の低い方は眉の上側に、高い方は眉の下側に少しずつ足りない部分を埋めていく感覚で左右交互に描いていくのがコツ。やや太めの平行眉なら顔の余白が狭まり、グッと小顔な印象にも。
写真上段は佐藤さん自前メイクの眉、下段は長井さんにご提案いただいた今どき「平行眉」。眉の低い方は眉の上側に、高い方は眉の下側に少しずつ足りない部分を埋めていく感覚で左右交互に描いていくのがコツ。やや太めの平行眉なら顔の余白が狭まり、グッと小顔な印象にも。

「どちらか片方の眉を描き上げてから、もう一方を描きはじめる人が多いのですが、この描きかたが左右非対称になってしまう理由です。眉は左右交互の同時進行で描いていくことで、左右対象に仕上げられます。

まず、片方の眉尻に軸となるガイドラインを入れたら、もう片方の眉尻にもガイドラインを入れる。そのあとは、低い方は眉の上側に、高い方は眉の下側に少しずつ足りない部分を埋めていく感覚で仕上げます。さらにもう一点。先にアイメイクを仕上げてからバランスを見ながら眉を描くと、顔全体のバランスがとりやすくなります。やや太めの平行眉なら顔の余白を狭まり、グッと小顔な印象に」

小顔もかなう!「左右の高さ」が違う眉を、今どき「平行眉」に変えるには?

きれいに見える女性の品格ある行動【6選】


戸田 久実さん
研修講師
(とだ くみ)大学卒業後、民間企業にて営業、社長秘書として勤務。研修講師として民間企業、官公庁の研修・講演の講師として活躍する。対象は新入社員から管理職まで幅広く、相互信頼をベースにした「伝わるコミュニケーション」をテーマに「アンガーマネジメント」「アサーティブコミュニケーション」「クレーム対応」「プレゼンテーション」「インストラクター養成」「女性リーダー研修」など多岐にわたる研修や講演を実施。講師歴は26年。登壇数は3000を超え、指導人数は10万人に及ぶ。
『働く女の品格 30歳から伸びる50のルール』著・戸田久実 毎日新聞出版刊

年齢を重ねると、若い頃と違って何かに打ち込めなくなりがち。仕事でもプライベートでもマンネリを感じる女性も多いもの。その一方で、年をとっても若々しく「◯歳とは思えない!」と驚かれるほど魅力的な女性もいます。

研修、講演などの講師として約26年にわたり、10万人以上を指導してきた戸田久実さんは、著書『働く女の品格 30歳から伸びる50のルール』のなかで、何歳になっても魅力的に成長し続け、周囲から際立っている女性に欠かせないものは「品格」だと語っています。できることなら、この目に見えない「品格」を手に入れたいですよね。一体どうすれば、品格のある女性になり、本当の美しさを手に入れることができるのでしょうか? 

【1】上手に切り替えができる

余計なストレスをためないように
余計なストレスをためないように

うまくいかないことは、なぜか重なるもの。「新規提案が通らない」「顧客からのクレームが続く」「体調を崩す」など、忙しい日々の中でいくつかの悪い要素が重なると「私のやり方が悪かったのだろうか」「私が何か悪いことをしたのだろうか」と悩んでしまう人がいるものです。しかしこれは、大きな間違い。悪い事象にばかり目を向けたために、余計なストレスがたまり、前向きに物事を捉えられなくなっているのです。そのために注意が散漫になり、新たなミスを生むということも……。

「もちろん、自分に明らかに非があるなら別ですが、そうでないなら、うまくいかないことが立て続けに起こっても気にしない。というのも、逆にラッキーな出来事が続いたからといって、そこで原因を深く考えたりはしませんよね。これと同じことです。そうは言っても、実際は、そんなふうに上手に切り替えられないときもあるでしょう。そんなときは、逆にうまくいっていること、いいことに目を向けてみましょう。小さな成功体験、ラッキーだと感じたことに目を向けてみるのです。それを書き留めておくのも効果的です。

そうすると、うまくいかないことばかりでなく、いいことも起きているのだと実感できますよ。もちろん、無理にうまくいかないことから目をそらす必要もありません。失敗も後々の自分に必要な経験だと思うと、また違った感じ方もできるのではないでしょうか?」(戸田さん)

大切なのは、トラブルを解決し、失敗を今後のために生かすこと。過ぎたことをうじうじ悩まず、同じことを繰り返さないためにできることはないのか、再発防止策を考えておきましょう。トラブルをひとつ解決することで、あなたの経験値は上がっていくのです。

【2】自分のライフプランを考えられる

どんなふうにキャリアを積んでいきたいのか、どんな人生を歩みたいのか、お手本となる生き方の「ロールモデル」。自分の理想にぴったりな目標となる人がいればいいのですが、そんな素敵な人生の先輩が身近にいるとは限りません。戸田さんに寄せられる女性からの相談の中には、「近くにロールモデルがいない」という悩みが多いのだとか。しかし、ひとりひとりの人生が多様化しているこの時代に、無理にひとりのロールモデルを探す必要はありません。まったく同じような仕事をして、まったく同じような生活を送っているという人はほとんどいないのですから、ひとりの完全なロールモデルを探すのは不可能なはず。

「私の場合は、そもそも講師として独立して、結婚、出産もして……というキャリアを選んでいる人自体が身の周りに見当たらなかったので、はじめから、自分にぴったりのロールモデルを見つけるのは難しいだろう、と割り切っていました。だったら、カスタマイズしようと。仕事の仕方、考え方などは、女性に限らず男性の先輩方のやりかたも参考にして、オリジナルのロールモデルを描いていましたね」(戸田さん)

無理にロールモデルを探すのではなく、自分のライフプランを考えながら、「この人のこのやり方はいいな」と複数の先輩たちをお手本にしていきましょう。もっとも大切なのは、自分がどう生きたいのか、どんな自分でありたいか、ということなのですから。

【3】相手との距離感をしっかり見極めて話す

無理して自分の話をしなくていい
無理して自分の話をしなくていい

取引先との食事会や職場の飲み会などでアルコールが入ったりすると、つい自分の悩みや恋愛話などをしてしまうことがあります。ちょっとした失敗談や打ち明け話であれば、相手から親しみを持たれたり、心の距離感を縮める効果もあるもの。だからと言って、どんなことでも包み隠さず話していい、というものではありません。特に恋愛の話や性にまつわる話というのは非常にデリケートなため、どこまで話をするのか、それを話していい相手なのかを見極める必要があります。

「長く付き合っている親友などなら別ですが、仕事上のお付き合い、まだ知り合って間もない相手に、複数人が集まる場で赤裸々に自分をさらけ出すのは、考えものです。人前でいきなり下着姿になるようなものですから。面白がられはするかもしれませんが、たいていの場合は品のない人だと思われておしまいです。

 また、恋愛や性の問題は、多くの場合、相手がいるということも忘れないでくださいね。あなたのひと言で、大切な恋人やパートナーのプライバシーまで勝手に開示したりしていませんか?」(戸田さん)

生きている以上、プライベートの出来事で感情が浮き沈みすることはあります。それを話すことで心が落ち着くこともありますが、それをその相手に話すことが適当なのかは、見極めなければなりません。打ち明け話をするときは、さらけ出す内容の深さと相手との距離感とのバランスを誤らないようにしましょう。

【4】誰も見ていないときでも、品のある行動を心がける

打ち合わせ中やプレゼン中など、人と一緒に何かをしている“オン”のときは、誰もがピシッとしています。しかし、仕事を終えて帰宅するときや、友人や恋人と別れて電車に乗るときなど、つい気が緩んで、体まで緩んでしまっていませんか? 気を抜いた仕草や姿勢は、他人から見るととてもだらしなくて、安っぽい印象を与えてしまいます。

「例えば、電車の中で脚をだらしなく広げて座っていたり、口を開けて寝ていたり、会議や打ち合わせ中に靴を脱いでいる……。いくらきれいにメイクしておしゃれに気を遣っていても、一瞬で印象は台無しですね。職場やお手洗いなど、より閉じられた空間でも同じこと。席を立った後に椅子が出っ放しにしたり、手を洗った後の洗面台を水浸しにしていたり、落ちた髪の毛をそのままに立ち去ったりする姿は、他人から見ると気持ちのいいものではありません。

知り合いの目がないと気が緩みがちになるので、とくに注意が必要です。面と向かって話しをしているときよりも、あなたがひとりでいるときのほうが、他人からはしぐさや行動がよりくっきりと見えるものなのです」(戸田さん)

たとえその人が知り合いでなくとも、目の前にいる人からどう見えるか人の目を意識したり、次に使う人のことを想像したりすることが、美しいふるまいの練習となるのです。誰も見ていないと思うときでも、品のある行動を心がけたいですね。

【5】360度全身チェックする習慣をもつ

全身くまなくチェックすることが重要
全身くまなくチェックすることが重要

人前に出るとき、人は鏡の前でヘアスタイルやメイクを直し、トップスを整えるもの。しかし、ちょっと待ってください。そのチェックは全身まで行き届いていますか? 他人の目線はあなたの正面ばかりではなく、後姿や横のライン、足元や頭のてっぺんまでチェックする可能性があります。

「つま先から、頭のてっぺんまでチェック。自分からは見づらいのですが、足元は意外に相手の目に入るものです。汚れはもちろん、靴のかかと、つま先まですり減っていないか?を、自分の目で確かめてください。髪のカラーリングをしている場合は、頭の上を鏡で映し、根元に染めていない部分が出てしまっていないかもこまめに確認しましょう。

洋服は、ほつれ、シミ、シワ、毛玉、などはないかはもちろん、着たときに全体のラインがどう見えるか、後ろや横からも、360度の視点でチェックしてみます。これは洋服を買うときから気をつけたいポイントです。いくらお気に入りの服でも、身体にフィットしていないと素敵に見えません」(戸田さん)

また、着ているものが体にフィットしていておかしなところがないか?だけでなく、着ているものがこれから向かう相手先にふさわしい服装かどうかを確認することも、大切です。訪問先の企業が華美な服装やネイルなどが禁止、という場合であれば、訪問する側も配慮する必要があります。特に相手が女性の場合は、アウェイの状況をつくってしまう恐れもあるので、身だしなみには配慮しなければいけません。

出かける際には、ドレスコードにも配慮しながら、全身を360度チェックする習慣を持ちましょう。そうすれば、あなた自身も自信を持って人前に出ることができます。

【6】無難なものばかりを求めない

ある程度年齢を重ねると、自分のスタイルとして髪型やメイク、ファッションのテイストが決まってくることがあります。なかには、10年以上も同じ髪型やメイクをしているという女性もいるそうです。

「恋人にこのヘアスタイルが似合うと言われたから」、「デザインジャケットやフレアスカートなどかわいらしい雰囲気の洋服が似合っていると言われたから」、「髪型を変えるとメイクやファッションのテイストも変えなくてはいけなくて面倒だし、それが似合うとも限らない」など、その人が無難なスタイルを続けている理由はさまざま。ですが、流行は日々変化し、自分の年齢や置かれている立場や環境も、その時々によって変わってきています。選ぶべき髪型やメイクも、どんどん変わるものなのです。

「誰でも、長年馴染んでいるもの、いつものパターンを変えるのは抵抗があるものです。ですが、10年経てば世の中の流行も、あなた自身も確実に変化しているものです。常に流行を追いかけ続けなければならないわけではありませんが、10年もメイクや髪型を変えなければ、他人からは野暮ったい印象に見えても仕方ありません。

もちろん、年齢とともに肌のハリ、質感や体型も確実に変わりますから、以前と同じメイクやファッションが似合うとは限りません。仕事の場面では、立場も変わることもあるでしょう。たとえば、カチッとしたスーツを着用した男性役員たちの前でプレゼンするとしたら、あなたはどんな服装で挑みますか?

ある女性管理職(40代)は、30代前半くらいまでをターゲットとしたブランドの、フレアスカートにかわいいフリルが付きのジャケットをこれまで選んでいたそうです。管理職研修の際にアドバイスを求められたこともあり、その企業のトーンや、管理職にふさわしいコンサバティブなスーツをおすすめしました。実際に彼女が服装を変えてみたところ、上長から『インテリジェンスを感じるようになった』とコメントがあったそうです」(戸田さん)

どんなファッションやメイクが今の自分にふさわしいのか、自分の魅力を最大限に引き出してくれるのはどんな服やメイクなのかがわからない場合は、プロの手を借りるという手もあります。プロのパーソナルスタイリストがショッピングに同行してくれるサービスなどもありますし、ショップの店員さんやビューティーアドバイザーさんに、ファッションやメイクのアドバイスをもらうこともできます。いつもの無難なスタイルをやめて少し変化を取り入れてみることで、新しいきれいや立場にふさわしい印象を手に入れることができるのです。

忙しい日々の中、美容やファッションに気を使っているつもりながらも、ついつい品を忘れてしまうことはありませんか? 品や品格というものは、すぐさま身につくものではありません。日々の生活のなかで意識してふるまうことで、少しずつ体に染み込んでいくものなのです。普段のふるまいや考え方を見直していくことで、本当に品格のある女性に近づいていけるはずですよ。

本当に美しい人はココが違う!品格が下がるのでやめた方がいい「NG習慣」6選

この記事の執筆者
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