秋のお月見といえば、十五夜(中秋の名月)が有名ですが、旧暦9月の十三夜が「栗名月」と呼ばれ、こちらもお月見の風習があることをご存じでしょうか。十五夜の「芋名月」に対し、十三夜は栗を供えてお月見をする風習があることから、そのように呼ばれているのだそうです。
今年の十三夜は2022年10月8日(土)。今回はそんな十三夜にちなみ、老舗和菓子店「とらや」および「虎屋菓寮」から販売される、今年採れたばかりの国産の栗を使った商品をご紹介します。
旬のおいしさを和菓子で。「とらや」と「虎屋菓寮」の栗を使った商品5選
■1:まろやかな栗のおいしさを楽しむ!小形羊羹「新栗」
人気の小形羊羹から、秋の限定商品が登場します。小形羊羹「新栗」は、裏ごしした栗と白餡を煉りあげたひと品です。口の中で栗の風味がまろやかに広がります。
2022年10月1日(土)~11月中旬の販売予定ですが、なくなり次第終了となります。
■2:お月見におすすめのお菓子の詰め合わせ「和菓子缶」
お月見のおすすめのお菓子を詰め合わせた「和菓子缶」。小形羊羹6本と、小倉餡がたっぷり詰まった最中「弥栄」が2個、明け方の月を思わせる生姜入焼菓子「残月」が2個、詰め合わせられています。
期間ごとに小形羊羹の種類が変わり、現在は秋パッケージの小形羊羹「夜の梅」「おもかげ」「新緑」2本ずつの詰め合わせで販売中。2022年10月1日(土)~10月下旬には、小形羊羹「新栗」6本の詰め合わせで販売されます。
2022年限定の和菓子缶は、神秘的な月の青白い光を思わせる色を背景に、虎が躍動する姿を大胆に配したデザインが特徴です。秋のお手土産にもおすすめですよ。
■3:十三夜に合わせて発売される生菓子「栗名月」
新栗をたっぷりと使った餡で御膳餡を包み、茶巾絞りにした生菓子「栗名月」です。
関東・近畿地方の一部店舗および御殿場店にて、2022年10月6日(木)~10月8日(土)の3日間のみ、十三夜に合わせて発売されます。
■4:暑さの残る秋にいただきたい、虎屋菓寮の「栗氷」
虎屋菓寮にて販売される特別メニューのひとつが、まだ暑さの残る秋にいただきたくなる「栗氷」です。
和三盆糖蜜をかけた氷に、栗水羊羹と、月見団子を思わせる白玉を添えて。月明かりに見立て、すりおろした蜜栗が散らされています。底の栗餡と合わせてお楽しみください。
こちらは2022年9月18日(日)~10月16日(日)の期間限定で、虎屋菓寮 赤坂店、帝国ホテル店、東京ミッドタウン店、新宿伊勢丹店、横浜そごう店、京都一条店、京都四條南座店、TORAYA TOKYO 喫茶にて販売されます。
■5:白蜜と和三盆糖蜜から選べるおいしさ「栗あんみつ」
虎屋菓寮の特別メニューをもうひとつ。国産の新栗で作られた、栗餡や栗水羊羹、蜜栗をのせた秋限定のあんみつです。白餡か和三盆糖蜜のどちらかを選んで楽しめます。
2022年10月1日(土)~11月下旬の期間限定で、虎屋菓寮 帝国ホテル店、東京ミッドタウン店、新宿伊勢丹店、横浜そごう店、京都一条店、京都四條南座店、TORAYA TOKYO 喫茶にて販売されます。
新栗のおいしさをたっぷり詰め込んだ「とらや」と「虎屋菓寮」の秋商品。今年は栗を使ったお菓子と一緒に栗名月を楽しんでみてはいかがでしょう。ぜひ今だけのおいしさを、存分にご堪能くださいね。
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- Precious.jp編集部