【カキの土手鍋】塩気は控えめに、広島産・「大黒神牡蠣」が持つ磯の薫りと濃厚さを存分に引き出した土手鍋
慶応3年創業、老舗の牡蠣料理店【かなわ】は生食の牡蠣にこだわり、養殖まで行う牡蠣のプロフェッショナル集団です。瀬戸内海の大黒神島深浦で養殖された「大黒神」は、塩味と甘味のバランスが絶妙で味も濃厚。今回お伺いした東京店の【銀座 かなわ】には、広島から新鮮な牡蠣が毎日直送されます。
そんな「大黒神」がたっぷりと入った『カキの土手鍋』は、かなわの名物として長年愛され続けています。
ベースとなる土手味噌は、赤、白、八丁味噌をブレンドしたオリジナルのもの。ほんのり甘みを感じるその味噌は、牡蠣本来の味を引き立たせるため、塩分を控えめにしているそうです。コースの終盤に出てきてもくどくなく、あっさりとしたスープは思わず飲み干してしまうほど。
牡蠣の磯の薫りと甘み、濃厚さを堪能できる『カキの土手鍋』は、寒い冬に身も心も温めてくれることでしょう。
生で食べられる牡蠣にこだわり、養殖も手掛ける【銀座 かなわ】
■お問い合わせ
店名:銀座 かなわ
TEL:03-3572-2325
アクセス:東京メトロ丸ノ内線・銀座線『銀座駅』B5出口より徒歩3分/JR山手線『有楽町駅』より徒歩5分
営業時間:
【平日】ランチ 11:30~14:30
【平日】ディナー 17:00~22:30 (L.O.21:30)
【土・日・祝】ランチ 11:30~15:00 日、祝日はお休みさせて頂く場合がございます。
【土・日・祝】ディナー 17:00~21:00 (L.O.20:00) 日、祝日はお休みさせて頂く場合がございます。
不定休
【ブイヤベース鍋】甘みを含んだ、ぷりぷりの兵庫県産・牡蠣に魚介の濃厚スープが絡まり、旨味が倍増
小さな看板だけが目印の隠れ家【楸】は、わずか13席の牡蠣料理専門店です。店主の播磨靖博氏は、兵庫や福岡の漁港に足を運び、生産者の想いや環境を自らの目で確かめるほど、こだわりの強い料理人。国産の牡蠣のみを厳選しており、生牡蠣の美味しさはもちろん、素材の魅力を存分に引きだした創作料理にも定評があります。
特に、この時期に欠かせないのが季節限定メニュー『牡蠣入 魚介たっぷりブイヤベース鍋』。伊勢海老、キンキ、あさり、あん肝、鱈の白子、そして牡蠣と、高級食材を贅沢に使っています。魚介の旨味が幾重にも重なるスープの味は格別です。牡蠣は、熱を入れても身が縮みにくい兵庫県・室津産を使用。甘みが強いため、濃厚スープと合わせてもその存在感が失われず、牡蠣の旨味が口いっぱいに広がります。
播磨氏いわく、今年の牡蠣は12月からが食べ頃だそう。ぷりぷりに太った真牡蠣を堪能できるこの季節に、ぜひ訪れてください。
料理長自らが足を運び、厳選。食通が唸る、牡蠣料理の専門店【楸】
■お問い合わせ
店名:銀座 楸
TEL:03-3289-1390
アクセス:東京メトロ各線 銀座駅 徒歩3分、東京メトロ日比谷線 東銀座駅 徒歩3分
営業時間:
【平日・土・祝前】ランチ 11:30~14:00
【平日・土・祝前】ディナー 18:00~23:00 (L.O.22:00)
日・祝日定休
記事元:ヒトサラ https://hitosara.com/dish/57kakinabe.html
- TEXT :
- ヒトサラ編集部
公式サイト:ヒトサラ
- PHOTO :
- 佐藤 顕子、岡本 裕介
- EDIT&WRITING :
- ヒトサラ編集部、梶野 智子
- RECONSTRUCT :
- MEN'S Precious編集部