【目次】
「丸顔」前髪あり×くびれボブ【6選】
【1】丸い輪郭がキュッと引き締まった印象になる、くびれボブ
\PearLのMAYUさんがレクチャー!/
丸顔のボブヘア代表:上野真紀子さん(41歳/会社員)の場合
今回は、顔が大きく見られがちな丸顔さんにぴったりのショートボブスタイルを、代官山のヘアサロン「PearL」のスタイリスト・MAYUさんに教えていただきました。MAYUさん曰く、「丸みのある輪郭を補正するには、髪型で縦ラインをつくるのがおすすめです。縦長なシルエットを視覚的に生み出すポイントは、トップのふんわり感。さらにサイドのシルエットにくびれをつくると、横の広がりを抑えることができます」(MAYUさん)。
そんなスタイルをつくるには、顔まわりにレイヤーカットとパーマを施すことが有効とのこと。「とくに髪が細くなる40代は、トップのふんわり感が重要。でも、毎朝ヘアアイロンで巻くのは大変なうえ、巻いてもウェーブが取れやすく、ダメージも気になります。そこでレイヤーカットとパーマを仕込めば、巻かずふんわり感を実現。スタイリングも簡単で、お悩みも解決できますよ」(MAYUさん)。
このヘアにするには「顔まわりは頰の下あたりに毛が落ちるようにレイヤーカット。表面にもレイヤーを入れ、全体は軽くならないように質感を整えます。パーマで襟足は外ハネ、ハチまわり(頭頂部と耳の間でもっとも出っ張っている部分のこと)は中間巻きを2回転して、縦に落ちるカールをつくり、くびれのある縦長フォルムに。前髪はやや斜めにカットしてストレートタッチで仕上げると、カジュアルで清潔感のある雰囲気になり、小顔効果も生まれます」(MAYUさん)。
<スタイリング方法>ふんわり感を作って、ベルのようなくびれシルエットに
「トップのふんわり感を出すために、分け目がつかないよう乾かしましょう。こめかみ辺りにボリュームを出し、外ハネくびれフォルムをつくればベルのようなシルエットに」(MAYUさん)
<STEP.1>分け目と逆側から乾かす
<STEP.2>根元を弱風で乾かす
<STEP.3>中間~毛先10cmのパーマを出す
<STEP.4>スタイリング剤をなじませる
<STEP.5>前髪をコームでとかす
<丸顔×くびれボブ スタイリングのコツ>
- トップに分け目がつかないように乾かす
- パーマを戻すときはサイドにボリュームを出すイメージでシルエットをつくる
- 毛先は外ハネにしてくびれフォルムに
「スタイリング剤は、6割くらい乾かした少しウェットな状態でつけると、柔らかいパーマの質感が出せます。難しく考えすぎず、ふんわり感を意識してみてください!」(MAYUさん)。
40代のための【ショートボブ】丸顔さんを“小顔”に見せるテクニックを伝授!
【2】外ハネで丸顔をカモフラージュする、洒落感のあるくびれボブ
\apish kokubunjiの長谷川祐三さんがレクチャー!/
丸顔のボブヘア代表:猪岡祥子さん(43歳/フリーランスPR)の場合
apish kokubunji 店長の長谷川祐三さんによると、丸顔さんにとってNGなのが毛先を内側に丸めすぎるボブスタイルなのだとか。「毛先を丸く内側に入れるほど顔の丸さが強調され、顔の輪郭や大きさに視線がいってしまいます。輪郭から目線を外すためには、毛先に動きを出してあげると良いと思います」(長谷川さん)。
動きのあるスタイルで今おすすめなのが、外ハネシルエットなのだそう。「外ハネはナチュラルなストレートより、こなれ感のあるお洒落な印象に仕上がります。髪にくびれができると、頭全体の輪郭補整効果も。また、前髪の長さと重さも重要です。頬の高さで透け感のある前髪を作ってあげると、こなれた印象をプラスしながら輪郭もカバーできます」(長谷川さん)。
透け感のある前髪は、毛量が減った髪を「あえて」の素敵スタイルに見せてくれる効果もあるそう。お洒落なスタイルが好きな40代の丸顔さんにぴったりなスタイルです。「カットはボブベース。前髪は頬骨の高さでカットしています。柔らかくて細い髪質なので、ペタンとしないように、あまりレイヤーは入れていません。髪色は透明感とツヤ感が出るオリーブベージュです」(長谷川さん)
<スタイリング方法>外ハネでくびれを作って、こなれて見せる!
「ヘアアイロンで外ハネに。トップもペタンとしないように意識して。全体はややタイトですが、トップでふんわと動きを出してメリハリのあるスタイルに仕上げましょう」(長谷川さん)。
<STEP.1>毛先を外ハネに乾かす
<STEP.2>前髪をカーラーで巻く
<STEP.3>外ハネに巻く
<STEP.4>ジグザグに分け目をとる
<STEP.5>オイルをなじませる
<丸顔×くびれボブ スタイリングのコツ>
- 根元からしっかり乾かし、乾いてからアイロンを使う
- 分け目をはっきり作らない
- スタイリングオイルをしっかりつけてなじませる
「スタイリングオイルをしっかり使うことで、程よくツヤ感が出て、透け前髪のおしゃれ感が際立ちます。トップにふんわり感はキープして」(長谷川さん)。
外ハネヘアで輪郭から視線を外す!丸顔をカモフラージュできる軽やかボブ
【3】可愛らしさと顔型カバーを叶える、フルバングのくびれボブ
\tricca daikanyamaの小走祥菜さんがレクチャー!/
丸顔のミディアムボブヘア代表:小川幸加さん(49歳/病院事務)の場合
「顔まわりはレイヤーをしっかり入れ、表面はローレイヤーで厚みを残して、動きが出るけど大人っぽいシルエットに。前髪は眉毛ジャストでカットすると、巻いたときに眉が少し見えて可愛いです。ヘアアイロンでのスタイリングが苦手な方は、デジキュアパーマで再現できるので、ご相談ください!」(小走さん)。
<スタイリング方法>毛先をワンカールするだけで自然な動きをオン!
「ボリュームダウンが気になる場合は、髪を乾かす前に保湿力のあるベース剤やオイルを仕込んで。スタイリング後には何もつけなくてOKです」(小走さん)。
<STEP.1>前髪をマジックカーラーで巻く
<STEP.2>上半分を毛先からワンカールさせる
<STEP.3>下半分を毛先からワンカールさせる
<丸顔×くびれボブ スタイリングのコツ>
- 分け目はつけない!
- スタイリング剤は少なめに
- 内巻きも外ハネもカールは弱めが◎
「分け目をつけて乾かすと、ボリュームダウンや白髪などのお悩みも目立つように。髪を乾かす時は根元を立ち上げながらふんわり乾かして。そのボリューム感をキープできるように、スタイリング剤はつけすぎ注意です」(小走さん)。
【4】毛先の動きで丸顔が小顔になる、外ハネくびれボブ
\GARDEN aoyamaの豊田楓さんがレクチャー!/
丸顔のボブヘア代表:西原英理子さん(41歳/会社役員)の場合
「リップラインで全体をカットし、表面にレイヤーを入れて軽さをプラス。中間から毛先は毛量調整をしているのでスタイリングの際に動きが出やすくなっています」(豊田さん)。
<スタイリング方法>トップをふんわりさせて菱形シルエットに!
「トップをふんわり立たせることが大切。ペタッとしていると菱形シルエットにならず、小顔効果が半減してしまいます。毛先も巻きすぎないように注意しましょう。コテで半カール、形をつけるくらいが理想です」(豊田さん)。
<STEP.1>根元をドライヤーで立ち上げる
<STEP.2>全体の毛先を外ハネにする
<STEP.3>トップのレイヤー部分を内巻きに
<STEP.4>スタイリング剤を髪の中間から毛先にON
<丸顔×くびれボブ スタイリングのコツ>
- トップはドライヤーでふんわり仕上げる
- 毛先を巻きすぎない!
- スタイリング剤を表面や前髪につけすぎない
「スタイリング剤は髪の中間から毛先につけるのがコツ。根元、もしくは表面からつけるとスタイルが潰れやすくなるので、内側から持ち上げて後ろに流すようになじませましょう」(豊田さん)。
丸顔が小顔になる!毛先の動きで骨格をカバーした「菱形バランスの外ハネボブ」
【5】丸い輪郭を流し前髪と縦落ちウェーブでカバー! 小顔見えするパーマボブ
\PearLのMAYUさんがレクチャー!/
丸顔のボブヘア代表:松下佳代さん(42歳/販売員)の場合
「ポイントは、ハチ上にフォワードとリバースを交互に入れた2.5回転のウェーブ。少し持ち上げて巻くことで、こめかみ上にボリュームが出るようにしています。パーマは手触りがよくなるエアウェーブがおすすめ。前髪は長めに設定して流せるようにすると、丸顔カバー効果がアップしますよ」(MAYUさん)。
<スタイリング方法>根元はふんわり、中間から毛先はしっとりでウェーブ出し!
「パーマが出るように、乾かすときは中間から毛先の水分量を少し残してスタイリング剤を。根元はドライヤー必須です!」(MAYUさん)。
<STEP.1>根元をしっかり濡らす
<STEP.2>髪をほぐす
<STEP.3>根元にドライヤーの弱風を当ててドライ
<STEP.4>表面をねじってウェーブを出す
<STEP.5>スタイリング剤をなじませる
<丸顔×くびれボブ スタイリングのコツ>
- トップのボリュームはドライ時もスタイリング時もキープ
- スタイリング剤をつけるのは内側→表面!
- スタイリング剤は重過ぎず保湿力高めのものが◎
「保湿力のあるスタイリング剤を使えば髪のパサつきもカバー可能。大人っぽくしっとりとした印象に仕上がりますよ」(MAYUさん)。
丸い輪郭を縦落ちウェーブでカバー!小顔効果まで叶うパーマの秘訣とは
【6】ランダムな巻きが今っぽい! 丸顔カバーが叶うくびれウェーブヘア
\tricca daikanyamaの小走祥菜さんがレクチャー!/
丸顔のボブヘア代表:小川幸加さん(49歳/病院事務)の場合
トレンドのウェーブスタイルは、華やかでおしゃれな反面、丸顔さんにとっては輪郭を強調しやすい面も。そこでtricca daikanyama店長の小走祥菜さんに、丸顔さんがウェーブヘアにするときのポイントを伺いました。「全体のシルエットが丸くなりすぎないように、ラフなウェーブにすることが大切。毛束をねじりながら、フォワード巻きとリバース巻きをランダムに組み合わせるのがおすすめです」(小走さん)。
さらに前髪の作り方にもポイントが。「前髪は重くなりすぎないように、シースルーバングに。すき間を作ることで輪郭を卵型に見せることができますよ」(小走さん)。また、ヘアアイロンでウェーブヘアを作るときは、ベースのカットも重要なのだとか。「顔周りにレイヤーカットがあると動きも出しやすく、アレンジがききます。巻いても髪を結んでも◎。立体感も出しやすいので40代におすすめです。また、顔周りにレイヤーを入れているので、きっちり巻かなくても簡単に動きが出ます。ヘアアイロンのカールが取れやすい人は、巻く前にスタイルキープができるミストなどを使うといいですよ」(小走さん)
<スタイリング方法>アイロンワークでスタイルチェンジ!
<STEP.1>下半分を外ハネに巻く
<STEP.2>表面の毛束をねじって巻く
<STEP.3>スタイリング剤を毛先にもみ込む
<丸顔×くびれボブ スタイリングのコツ>
「スタイリング剤は、ふんわり感がつぶれないように、下から手を入れて毛先にもみ込みましょう。オイル系の場合、根元につくとペタッとしてしまうので注意して」(小走さん)。
菱形ボブを華やかウェーブに|アイロンワークでスタイルチェンジ!
「面長」前髪あり×くびれボブ【5選】
【1】面長顔を小顔に見せる、シースルーバングのくびれボブ
\GARDEN Tokyoの本木亜美さんがレクチャー!/
面長のボブヘア代表:高橋まりなさん(38歳/主婦)の場合
「面長顔を目立たせないためのポイントは、『外ハネにした毛先』と『幅広めの前髪』。毛先を動かすことで視線を横に分散しつつ、前髪で額を隠して顔のシルエットを菱形に。すると、面長顔が綺麗な卵型になります。小顔効果もバツグンです」(本木さん)。
<スタイリング方法>自然なハネ感を意識!やりすぎに気をつけて
「髪を耳にかけて菱形シルエットにすることも面長顔をカバーするコツ。かけるときは耳周りの毛束をふんわりと出すのがポイント。バランスが良くなり、輪郭が整います」(本木さん)。
<STEP1>サイドの毛先をストレートアイロンでハネさせる
<STEP2>バックの毛先も外ハネにする
<STEP3>スタイリング剤を毛先につける
<STEP4>サイドにも揉み込む
<面長×くびれボブ スタイリングのコツ>
- 毛先のハネはさりげなく!
- スタイリング剤は根本につけすぎない
- 耳周りはふんわり仕上げて菱形に
「ストレートアイロンは140度くらいの低温がベスト。さっとブローするように熱を通すだけで自然なハネ感に仕上がります。スタイリング剤はツヤと束感が同時に出せるオイルクリームがおすすめです。ベタッとした印象にならず、ある程度セット力のあるスタイリング剤を選んで」(本木さん)。
マンネリボブが秒で今っぽく! ストレートアイロンで作る「切りっぱなしボブ」
【2】前髪を広めにつくって垢抜ける、面長顔をカバーするくびれボブ
\ROIの今井雄二さんがレクチャー!/
面長のボブヘア代表:田中恵理さん(45歳/俳優・声優)の場合
顔が縦長に見えるという面長さんのお悩みを解決してくれるのは、表参道にあるヘアサロン「ROI」のスタイリスト・今井雄二さん。今井さんは「ボブヘアの場合、顔まわりに縦の直線を作らないように注意が必要」と言います。「直線的な縦のシルエットは、面長感をさらに強調してしまいます。重要なのは、面長の縦長感をやわらげること。前髪を作って顔の縦幅を減らし、外ハネシルエットと毛先の動きで横幅を出しましょう」(今井さん)。
さらに、前髪は広めにつくるのがおすすめだそう。「前髪をワイドにすることで、縦長感を緩和して、横の印象をつくる効果があります。40代は幅の狭い前髪よりも、顔型に合わせた幅広な前髪がおすすめ。そのほうが、あか抜けて見えますよ」(今井さん)。サイドに動きをつくるデザインは、年齢による髪のうねりを活かすことも可能に。髪の動きが出にくくペタッとしやすい人も、自然とふわっとするのでおすすめです!「やや前下がりのボブをベースに、前髪は目元と顔型に合わせてワイドにカット。サイドは丁寧に根元の重さを取って、ラフな動きが出るようにしています。毛先が薄くなりすぎないように意識したカットが重要です」(今井さん)。
<スタイリング方法>巻き過ぎ注意!自然でラフな動きを作って
「髪は巻くというよりも、ラフな動きをつくるのが旬。外ハネはやりすぎないこと!前髪はコテで毛先を少し流すと、面長をカバーできます。サイドに膨らみをプラスして菱形に作れば、前髪の効果がアップして輪郭が卵型に!」(今井さん)。
<STEP.1>全体の毛先を外ハネにする
<STEP.2>顔まわりに膨らみをつくる
<STEP.3>表面の髪にリバース巻きで動きを出す
<STEP.4>前髪はゆるく内巻きに
<STEP.5>スタイリング剤をつける
<面長×くびれボブ スタイリングのコツ>
- 外ハネをやりすぎない
- リバース巻きは横のボリュームを出すイメージで
- シアバターは空気を含みながらなじませる
「ラフな動きが出るカットをしているので、軽く巻くだけで動きが出ます。とにかく40代はやりすぎ注意です!」(今井さん)。
面長顔カバーヘア|40代は前髪であか抜けして“小顔見せ”に挑戦!
【3】軽やかに動く毛先でカジュアルに! 軽やかなくびれボブ
\Rougyの江良栞さんがレクチャー!/
面長のボブヘア代表:深澤佳弥乃さん(48歳/医療関係)の場合
「毛先にパーマが残っていてクセがあるので、顔周りとトップにしっかりレイヤーを入れるだけで動きが出ます。前髪は眉上に設定して、流れるようにカットします」(江良さん)。
<スタイリング方法>毛先のハネが出るようにドライし過ぎないのがポイント
「しっかりレイヤーを入れているので、基本的にはムースを揉み込むだけでOK。毛先と前髪に動きが出るようにスタイリングします」(江良さん)。
<STEP.1>根元を起こしながら前髪とトップをドライ
<STEP.2>毛先にムースを揉み込む
<STEP.3>毛先と前髪にワックスをなじませて動きを出す
<面長×くびれボブ スタイリングのコツ>
- 自然な動きが出るように乾かしすぎない
- ムースは毛先中心につけて、根元がペタンとしないようにする
- ムース、ワックスは揉み込むようにつけて動きを調整
「ほとんど自然乾燥なので、スタイリングに時間がかからないのもいいところ。前髪があるので、片サイドを耳にかけてもカバー効果は問題なし」(江良さん)。
【4】フェイスラインがキュッと引き締まる、くびれボブ
\Velvet on the Beach デザイナーの角園侑希さんがレクチャー!/
面長のボブヘア代表:椿原順子さん(51歳/steadybyccデザイナー)の場合
顔まわりに白髪が多い椿原さんの髪。「いちばんバランスのいいシルエットがダイヤモンド型の菱形。頬のラインに前髪がかかるよう斜めに流すことでウエイトがグッと上に引き上がり、ダイヤモンド型を印象づけられます。顔まわりの根元が見づらくなるので、白髪が目立たない効果もあります」(齋藤さん)。
<スタイリング方法>ワックスは空気を含ませるように内側になじませる
レイヤーを入れたこのスタイルは、毛先を遊ばせるというよりは、ふんわりした空気感が決め手。「スタイリング剤をなじませるときは髪の表面や毛先ではなく、内側から髪を立ち上げるように根元からなじませてください。毛先中心になじませると、油分の重みでペタッとつぶれてしまいます」(齋藤さん)。
<STEP.1>指の腹で髪の根元を立ち上げながらドライヤーで乾かす
<STEP.2>ワックスを髪の根元からなじませる
<STEP.3>襟足の髪を握り、首に沿わせるようにして毛先を外はねに
<面長×くびれボブ スタイリングのコツ>
- レイヤーは顔まわり中心に入れてダイヤモンド型の菱形を目指す
- 前髪は頬にかかるように斜めにのばしてフェイスラインを引き締める
- ワックスは髪の内側から根元を中心になじませる
「レイヤーは耳の前とトップに入っています。レイヤーを入れすぎると髪がパサついて見えるのでバランスを見ながら入れてください。このスタイルは毛量が多い方、髪のパサつきが目立つ方にもおすすめです」(齋藤さん)
【大人のリフトアップヘア】顔まわりにレイヤーを入れるだけで、フェイスラインがキュッと引き締まる!
【5】面長のシャープさをメリットに! 凛としたくびれボブ
\AntiOursのIKEさんがレクチャー!/
面長のボブヘア代表:山中うつぎさん(43歳/フリーアナウンサー)の場合
面長さんはシャープな印象があり、キツく見えてしまいがち。そんな印象を強めてしまうストレートタッチはNGと言われています。そこでAntiOursのシニア エグゼクティブ ディレクター IKEさんに、ストレートな髪型でもキツく見えないポイントを伺いました。「カットの段階で前髪と顔周りに動きが出るように作っておくと、タイトなスタイリングにしてもペタッとし過ぎません。また顔型カバー効果のある前髪を作っておけば、柔らかい印象を残したままシャープな髪形が叶います」(IKEさん)。そんなデザインカットが施された髪型なら、スタイルチェンジもしやすい!「丸みのある内巻きにすればボブに、スリークなスタイリングにすればレイヤーを感じるデザインに仕上がります。オンラインが増えている今、自分で簡単にヘアスタイルを変えたいという声は多いです。前髪、顔周りカットを施しておけば、簡単にデザインチェンジができますよ」(IKEさん)。
<スタイリング方法>ストレートなスタイリングでもふんわり感がキープ!
「ボブベースですが、前髪から顔周りにデザインカットを施しているため、ストレートなスタイリングでもふんわり感がキープできます。スリークヘアにする時は、顔まわりの髪を耳にかけて、少しウェットな質感に仕上げると◎」(IKEさん)。
<STEP.1>顔周りの髪をストレートアイロンで外ハネに
<STEP.2>襟足の髪を外ハネにする
<STEP.3>表面の髪をなじませる
<STEP.4>前髪にアイロンをあてる
<STEP.5>ヘアオイルをなじませる
<面長×くびれボブ スタイリングのコツ>
「印象をガラッと変えるには、フォルムと質感を変化させるのが効果的です。丸みのあるスタイル、かっこいいスリークヘアも、少しのカジュアル感が大人のボブを素敵にしてくれます」(IKEさん)。
大人ヘア|面長のシャープさをメリットに!ふんわりボブが凛とした印象にチェンジ
「逆三角型」前髪あり×くびれボブ【2選】
【1】髪のうねりを流れにのせたナチュラルカールが特徴。透け前髪のくびれボブ
\naturaの杵淵雅也さんがレクチャー!/
逆三角型のボブヘア代表:林村ゆかりさん(39歳/ライバー事務所経営)の場合
1本1本が太くてボリュームもあるモデルさんの髪質。
「この髪質で毛先を内巻きにしたスタイルにすると、よけいに髪が膨らむのでNG。毛先を外はねにして、シルエットにくぼみをつくると似合います。うねりが出ている生え際は、前髪とサイドをつなげるようにカットして動きを出すと、軽さのあるスタイルになります」(杵淵さん)。
<スタイリング方法>髪を後ろへ流すように整えて、後ろに厚みをもたせる
サイドと裾の髪は外はねにし、前髪は内巻きにするのがポイント。「前髪はやや外向きに引っ張りながら内巻きにしてください。扇状にスタイリングすると、変なところでパカッと割れにくくなります」(杵淵さん)。
<STEP.1>前髪はアイロンで斜め前に引っ張りながら毛先を内巻きにする
<STEP.2>手でサイドの髪を後ろに束ね、襟足あたりから首に沿わせるように形を整える
<逆三角型×くびれボブ スタイリングのコツ>
- 前髪とサイドの髪をつなげるようにカットして動きを出す
- 前髪は斜め前に引っ張って、「割れ」を防ぐ
- 毛先を外はねにして、くぼみのあるシルエットをつくる
前髪と生え際のうねりは「流れ」にのせてナチュラルなカールに魅せる!
【2】毛量が多くても毛先ワンカールだけで柔らか。斜め前髪のふんわりボブ
\Rougyの江良栞さんがレクチャー!/
逆三角型のボブヘア代表:木村由希さん(38歳/主婦)の場合
髪が太くて硬いうえに、ボリュームもあるモデルさんの髪。「とてもしっかりした髪質なので、パツンと切りそろえると毛先がはねやすく、収まりにくくなります。毛先で毛量が調整できるレザーカットにすると、重ためのボブでも柔らかな雰囲気に仕上がるのでおすすめです」(江良さん)。
<スタイリング方法>毛先だけワンカール内巻きにするだけで動きのある軽快ボブに
ペタッとしやすい頭頂部は、根元までしっかり濡らしてからドライヤーをあてるのが重要とか。「寝ている毛穴を起こすように、地肌を擦りながらドライヤーをあてます。このとき根元まで濡れていないと根元からしっかり起こせません。それに乾いたまま熱を加えると髪も頭皮も傷んでしまうので注意してください」(江良さん)。
<STEP.1>頭皮を擦りながらドライヤーを上からあてる
<STEP.2>毛束の中間からカールアイロンを通し、毛先をワンカールさせる
<STEP.3>バームを毛先に揉み込む
<逆三角型×くびれボブ スタイリングのコツ>
- ペタッとしやすい頭頂部は地肌を擦って毛穴から立たせる
- カールアイロンで毛束を挟むとき、量を取り過ぎない
- 仕上がりにツヤ感とカールのキープ力が両立できるバームを使う
髪が硬くて毛量が多くても、毛先ワンカールだけで柔らかな大人のボブに
「ベース型」前髪あり×くびれボブ【2選】
【1】コンパクトなくびれショートボブ
\ABBEY GINZAの馬場竜也さんがレクチャー!/
ベース顔のボブヘア代表:生山アキさん(42歳/主婦)の場合
「ボブベースでカットし、カットラインを残して毛量を調節。フェイスラインの髪は頬骨が隠せる長さにして、少し段を作ると四角っぽさが軽減できます」(馬場さん)。
<スタイリング方法>表面のウェーブは耳の高さからスタート
「全体の毛先を外ハネにしたら、表面を波状に巻くだけ。表面のウェーブは耳の高さから。それより上にすると、頭のハチが大きく見えてしまうので注意しましょう」(馬場さん)。
<STEP1>前髪にマジックカーラーを巻く
<STEP2>毛先を外ハネに巻く
<STEP3>耳の高さにふくらみを作る
<STEP4>オイルをなじませてスタイリング
<ベース型×くびれボブ スタイリングのコツ>
- キレイに巻き過ぎない
- 顔周りの髪もしっかり巻く
- オイルはつけすぎない
「外ハネは無造作感がかわいいので、キレイに巻こうと思わなくて大丈夫。また、タイトなスタイリングですが、オイルをつけすぎてベタベタになるのはNG。軽めのオイルを少しずつ足していくイメージで、髪の内側からつけるようにしましょう」(馬場さん)。
頭が小さく見えるコンパクトボブ|ベース型はS字ウェーブでエラ張りをシャープに!
【2】頬のリフトアップを叶える、くびれマッシュボブ
\roraima DAIKANYAMAの鎗田美樹さんがレクチャー!/
五石佳江子さん(46歳)さんの場合
先まで伸びた前髪とサイドがつながるようにマッシュレイヤーを入れ、前上がりのフォルムに。さらに、トップに独立したレイヤーを入れ、軽やかな動きとボリューム感をプラス。最後に、バックの毛先にしっかりとハネ感を出して、絶妙な重軽バランスが洗練を生む、スタイリッシュなマッシュボブの完成です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部