「熱」の読み仮名4文字の読み方、わかりますか?慣用的に聞く言葉です!
明日・10月21日は『あかりの日』です。1971(明治12)年のこの日、アメリカのトーマス・エジソンが白熱電球を発明したことにちなんで制定された記念日です。この照明の発明で、人類の生活は大きく発展しました。本日は「白」「熱」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「白虹」ってなんと読む?
「白虹」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「霧やぬか雨などのときに見られる、白色に見える虹」の事です。
<使用例>
「週末に登山に行ったら、霧が出て少し怖かったけれど、おかげで白虹の写真が撮れたわ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 白虹(はっこう) または 白虹(はくこう) です。
「虹」という字、「にじ」と読むイメージがポピュラーですが、音読みが「コウ」であること、大人の知識としておさえておきたいですね。眼球の中にある「虹彩(こうさい)」などの熟語にも使われている読み方です。
では、2問目にまいりましょう。
【問題2】「熱」の意外な読み方は?
「熱」の、読み仮名4文字の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「ほてり。余熱」「感情の余勢」「事件が終わった後まで続く、世間の関心やうわさ」などの意味をもつ言葉です。
<使用例>
「事件の熱が冷めるまで、あちらのご家族は海外で過ごされるそうよ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 熱(ほとぼり)です。
「ほとぼりが冷める」という慣用句、しばしば耳にしますが、「熱」という一文字で「ほとぼり」と読むことは、ご存じなかった方が多いのでは?「熱」は常用漢字ですが、「ほとぼり」という読み方は、常用漢字表に掲載されていない、しかし漢字辞典には掲載されている「表外読み」です。意外な読み方、会話のタネになりそうですね!
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本日は、10月21日、エジソンが白熱電球を発明した『あかりの日』にちなんで、「白」「熱」という字の入った日本語から、
・白虹(はっこう/はくこう)
・熱(ほとぼり)
などの読み方についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱