都心にいることを忘れさせてくれる四季折々の庭の風景が魅力的な「ホテル椿山荘東京」にて、銘酒「久保田」と一緒にペアリングされた絶品料理を楽しめるイベント「銘酒『久保田』と“秋の美味”三昧のペアリングディナー〜月と、久保田と。風流な一夜〜」が開催されています。
銘酒「久保田」は、新潟県長岡市に酒蔵を構える朝日酒造の代表的な日本酒の銘柄で、1830年(天保元年)創業という老舗。地元の清涼な水と良質な酒米を使い、新潟にこだわった酒造りを続けています。
ディナーの中では、スパークリングのほか、4種類の「久保田」が登場。それぞれの食事との見事な組み合わせで、食事をより引き立てていました。
今回はそんな素敵なディナーの様子をPrecious.jpライターの実食レポートでご紹介します。
ホテル椿山荘東京の「銘酒『久保田』と“秋の美味”三昧のペアリングディナー〜月と、久保田と。風流な一夜〜」実食レポート
■1:ウェルカムドリンクは「和ピンチョス×久保田 スパークリング」
会場に到着すると、まず出迎えてくれたのがライトアップされた素敵な庭園と「久保田 スパークリング」。爽やかな飲み心地のお酒は、最初の一杯にぴったりです。
小さなカゴに入れられて登場したのは、2名分の和ピンチョス。「いぶりがっこチーズ」と「ジャンボなめこの柿の種揚げ 紅葉卸し添え」は、どちらも一口サイズで、これからのお食事モードを邪魔しないボリューム感。もちろん、お酒との相性も抜群でした。
■2:ふたつのお酒を飲み比べ「前菜盛り合わせ×久保田 千寿 純米吟醸・久保田 萬寿」
続いて登場するのは、前菜盛り合わせ。
「松茸と菊菜の菊花ちり酢和え」、「柿なますイクラ乗せ 柿の器盛り」、「信玄鶏の粒マスタード香草焼き」、「甘鯛の和風パイ包み焼き」、「鮑の酒蒸し肝ソースがけ 朧月夜見立て」、「穴子満月 すすき牛蒡添え」、「雲丹とじゃが芋ののモンブラン仕立て」、「味噌漬け豆腐のお酒盗掛け」、「茶豆の白醤油漬け」の9品です。
料理の名前や盛り付けは“月”を連想させるものが多く、秋の夜をより意識する仕掛けに。
登場するお酒は2種類。すっきりとした味わいと穏やかな香りの「久保田 千寿 純米吟醸」と、華やかな香りとしっかり重厚感のある口当たりが印象的な「久保田 萬寿」。配布されたメニューにペアリングの説明が書かれており、お酒初心者でも、どの品と合わせればよいのかがわかりやすくなっています。
ちなみに「久保田 千寿 純米吟醸」には、ちり酢和えや柿なますなどの酸味のあるもの。「久保田 萬寿」には甘鯛や鮑の酒蒸しなど濃厚な味わいのものがおすすめとのことでした。
■3:常温で楽しむ「温物×久保田 千寿 秋あがり」
前菜の後には、お盆の上に置かれていた月に見立てた黄金の紙と稲穂が顔を出します。そして、温物として「米茄子の鴫炊き」と共に、「久保田 千寿 秋あがり」が登場しました。
夏を越えて、秋までじっくり熟成させて旨みを増した「秋あがり」は、常温での提供。日本酒のとろっとした食感と、茄子のとろける食感、そして出汁の優しい香りが食欲をそそる一品です。
■4:ぬる燗で香りとぬくもりを味わう「焼き物×久保田 雪峰(せっぽう)」
焼き物には、「銀鱈西京漬け 錦秋焼き」、「国産牛フィレステーキ 柚子胡椒添え」、「甘長唐辛子」、「インカの目覚め」、「紅葉人参」が登場。秋らしい装いの一皿は目を引きます。
一緒に登場したお酒は「久保田 雪峰」。山廃仕込みのどっしりとした酒を、40度のぬる燗でいただきました。まろやかな味わいは、肉との相性もばっちりでした。
■5:最後は食事やデザートで。月見気分を盛り上げる盛り付け
たっぷり酒を楽しんだあとは、「鯛茶漬け 生唐墨」で〆のお食事。そして、うさぎにみたてたかわいらしい盛り付けのデザートでフィニッシュです。
秋の代表的なスイーツ「モンブラン」と愛らしい「柚子クリームとレアチーズケーキ うさぎ見立て」は、お盆の月とあわせて、お月見気分を盛り上げてくれました。
さらに、お食事の途中には、庭に出て東京雲海を楽しむ時間も。美しい庭が一面の霧に包まれる姿は、とても幻想的。食事の時間をより盛り上げてくれました。
日本酒以外にもフリーフローとしてビールやウイスキー、ソフトドリンクも用意されています。予約はウェブにて、10日前まで受付中。残席わずかとのことなので、気になる方はすぐチェックを!
問い合わせ先
- ホテル椿山荘東京
- 「銘酒『久保田』と”秋の美味”三昧のペアリングディナー ~月と、久保田と。風流な一夜~」
- 期間/~2022年11月10日(木) ※特定日開催
- 時間/19:00~21:00
場所/ガーデンテラスならびに宴会場 - TEL:03-3943-5489(10:00~19:00)
- 住所/東京都文京区関口 2-10-8
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- ミノシマタカコ
- EDIT :
- 小林麻美