エッジー過ぎずどこかクラシカル、タイムレスで気品をたたえた着こなしが大人気のキャサリン皇太子妃。対してメーガン妃は、ミニマルで程よくトレンドを取り入れた、モードなコーディネートが支持されています。
そんな2人が、大人のワードローブの定番である「ツイードジャケット」をどのように着こなしているのか。個性の表れた4ルックをご覧ください。
キャサリン皇太子妃は…フォーマルな襟付きを着映えボトムで新鮮に
ノーカラーよりもきちんとしたムードの、襟付き＆ダブルブレストを愛用。トラディショナルなジャケットには、ワイドパンツやショート丈のボトムを合わせて鮮度を高めています。
■１：27年前のヴィンテージを投入！ワイドパンツで美脚見えを叶えて
2022年10月13日、クイーンエリザベスオリンピックパーク（2012年夏季オリンピックとパラリンピックのために建設されたスポーツ複合施設)）を訪問。美しいブルーのツイードにブラックのトリミングがあしらわれたジャケットを軸にした装いです。この一着、じつは1995年の老舗フレンチブランドのランウェイでスーパーモデル、クラウディア・シファーが着用したもの。サステナブル、スローファッションにも関心の高いキャサリン皇太子妃らしいセレクトですね。
ボトムは美脚見え確実なワイドパンツでかっこよく。腰まわりをカバーする丈のジャケットと合わせることで、さらにスッキリ、スタイルアップ効果が期待できます。
■２：ブラックでシックに！大人に寄り添うミニスカートコーディネート
英国・ロンドンのエヴェリーナ小児病院に訪問した際の装いです。イタリアンブランドのツイードジャケットは膝丈のフレアスカートとのセットアップ。今季トレンドのショート丈ボトムですが、ブラックタイツとともに着用すれば脚が悪目立ちすることなく、大人も取り入れやすい雰囲気に。
ラウンドシェイプのイヤリングとネックレスはお揃いのデザインのもの。繊細な細工が顔周りに可憐な輝きを添えています。
メーガン妃は…品格ジャケットを軽快なボトムで今っぽく
立体的で華やかな素材なだけに、ドレスアップ感の濃いツイードジャケット。メーガン妃は相反する、カジュアルイメージのデニムやクロップト丈を合わせて、軽やかで現代的な着こなしを披露していました。
■３：ジュエリー使いにも注目！ミックステイストで都会的に
オランダ・ハーグで開催されたイベントに参加。ツイードジャケットもデニムも短い丈を選んで、日差しに似合う爽やかな装いです。
ネイビーのジャケット、ブラックのバッグと色使いは抑えめながら、ゴールドボタンやチェーンストラップがグラマラスな輝きを添えています。さらにゴールドやダイヤモンドのジュエリーをトッピングしてリッチ感を後押し。右手にはテニスリングを小指と薬指にリピート、左はテニスブレスレットとバングルをレイヤード。ファッション賢者らしい、洗練されたジュエリー使いが装いをグッと洒脱な印象に。
ボトムにはデニムを合わせて抜け感をプラスし今っぽくカジュアルダウン。足元はクラス感漂うフラットシューズでリッチカジュアルに仕上げています。
■４：クロップト丈で抜け感を。ツイードをモダンにアップデート
英国・ロンドンで国際女性デー（IWD）に先立ち、高校で開催された特別集会に出席。フリンジのトリムが印象的なジャケットは、ノーカラーのネックラインとパッチポケットでツイードのクラシカルな雰囲気をモダンに昇華したデザイン。現代的なディテールが光るジャケットを、ブラックのクロップト丈パンツで引き立てています。
ロンドン発ブランドの、ハンドルの結びめが特徴的なバッグを持ち、ミニマルコーディネートにモードなアクセントをプラス。足元はヌーディかつシャープなパンプスでさりげなく切れ味を添えています。
キャサリン皇太子妃とメーガン妃のツイードジャケットの着こなしをご紹介しました。
豊かな存在感が魅力のジャケットを主役に、ドレスアップやカジュアルダウンを自在に楽しんでいる様子。2人のコーディネートを、手持ちの一着の着こなしにぜひ活用してみてくださいね。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- PHOTO ：
- Getty Images
- WRITING ：
- 神田朝子
