「小童」の意外な読み方「○○○ぱ」…なんと読む?
明日は12月19日ですが、「毎月19日」は『シュークリームの日』です。「19(じゅうく)」が、「シュークリーム」と語感が似ていることから制定された記念日になります。「スークリームを、より身近なおやつに」という願いが込められているそう。さて、シュークリームはもともとフランス発祥のお菓子「シュー・ア・ラ・クレーム」です。「シュー」は「キャベツ」という意味で、シュー皮の形がキャベツのようであることからこの名がついています。
また、欧米には「キャベツ畑から赤ちゃんが生まれる」という言い伝えがあることから、フランスでは「私の愛しい人」という意味で、恋人やお子さんを「モン・シュー」と呼ぶ言いまわしもございます。「私のベビーちゃん」というようなニュアンスですね。小さなシュークリームをツリー状に積み上げて作る「クロカンブッシュ(ごつごつした木、という意味)」というケーキもあり、結婚式ほか、お祝いごとの定番になっています。クリスマスケーキとして、お好きなフルーツなども盛り込みながら、ご家族やお友達と「クロカンブッシュ」を作ってみるのも楽しそうですね。
ということで本日は「小さなシュークリーム」の「小」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「小忠実」ってなんと読む?
「小忠実」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「忠実」は熟字訓(熟語の状態での当て字的な読み仮名)で読みます。
<使用例>
「日ごろから小忠実にお掃除しているつもりでも、意外な見落としがあるものね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 小忠実(こまめ)です。
実は11月に「忠実(まめ)」という熟字訓の入った別のクイズを扱いましたが、みなさま、今回は応用して正解できたでしょうか?
※おさらいはこちらの記事で!
さて、2問目も、ちょっとおさらい的な「小」の入った熟語のクイズを出題します。
【問題2】「小童=○○○ぱ」…なんと読む?
「小童」の、最後が「ぱ」で終わる読み方をお答えください。
ヒント:「子どもや若輩者をののしって言う言葉」です。
<使用例>
「彼は一見、童顔で軽薄な服装をしているけれど、小童と侮ると、痛い目を見るわよ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 小童(こわっぱ)です。
「小童」という表記に複数の読み方があることも、本シリーズの過去回で扱ったことがございます。今回はその中でも、現代的に最もポピュラーな読み方「小童(こわっぱ)」を出題しましたが、正解できたでしょうか?
※おさらいはこちらの記事で!
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本日は、毎月19日の『シュークリームの日』にまつわるトリビアと、「小」という字の入った日本語から、
・小忠実(こまめ)
・小童(こわっぱ)
の読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/photo AC/The Okura TOKYOウェブサイト/『シュークリームNavi』ウェブサイト(株式会社モンテール)/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱